晴、4度、58%
一昨日あまり暖かかったので庭の花たちを一つ一つ見て回っていました。思ったより早く咲き始めた花もあれば固い蕾ですでに数ヶ月過ぎた花もあります。記録として写真に撮ります。
風景もそうですがカメラのレンズを通すと、肉眼で見ている景色とは違って見えることがあります。レンズで切り取られた空間です。花や昆虫を近くでカメラに収めようとする時、レンズの中で花が全く違った表情を見せてくれることがあります。驚くような雄しべの数、羽毛が生えていたことなど肉眼では見えなかったものを発見します。美しいものもあれば時にはグロテスクにも感じます。
一年のうち8ヶ月は庭で咲いている小さな花「ローズマリー」です。小さいので花姿にも気を止めないのですが、接写するとこんなに可愛い花です。 雨上がりの「ビオラ」雨滴に気付きます。 数ミリの「セダム」プクプクと摘んで食べたい様子です。 これも「セダム」 「ラベンダー」は一つの穂に花が集まっています。一見紫ですが実は花色はグラーションがかかっていました。 椿は豪華に見えましたが、花芯は乱調の美を持っているようです。 花びらとも見えるがくの縁取りの緑のラインがくっきりと見えた「クリスマスローズ」です。花芯の薄緑、雄しべたちをふくめてバランスの良い花姿です。見出し写真も「クリスマスローズ」です。花びらの色が違うと同じような花芯が際立ったコントラストを見せてくれました。
すっかり庭で長居をしてしまいました。昨夕から福岡の冬の北風が吹き始め、この数日は寒さが戻り庭に出るのすら億劫になります。暖かくなると花を見るのも、花をカメラに収めるのも楽しみです。
確かに、意外な新発見❗️
あんなに綺麗で可愛いのにグロテスクな部分もありますね。