チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

歯医者の建物

2020年11月24日 | 日々のこと

曇、10度、76%

 3年前帰国早々、モモさんと散歩をしていて「あら、素敵!」と目を引いた建物がありました。道に面した広い駐車場があります。「何かな?」と思い看板を見上げると「デンタルクリニック」と書かれています。歯医者です。町中、「〇〇医院」ではなく「クリニック」と書かれるようになったことにも驚きでした。

 2年前、この素敵な建物の歯医者に私もお世話になりました。歩いて3分のところにあります。中に入ってまたびっくり、日本の歯医者にかかるのは30年ぶりのことですから当然です。機械が最新のものであるばかりかデジタル化が進んでいます。香港の歯医者は機械は新しくてもビルの1室、いつも重苦しい感じがしました。

 中は採光で明るく、不安感を抱かせない音楽が流れており、建物全体が快適でした。一番驚いたのが、あの嫌な診察台が5台も並んでいます。5台の間にはパーティションがあります。視線は遮られていますが、隣での会話は聞き取れます。座ると目の前の駐車場が見えます。写真でいうと、向かって右側の部分です。外が見えると、私などは嫌な気分が紛れます。2回通っただけですが、先生の腕もいいのか賑わいのある歯医者でした。

 以来、新築の「いいな!」と思う建物はなぜか「歯医者」です。概ね、我が家近くの「歯医者」の建物に似ています。「子供の歯医者」など駐車場部分からまるで「テーマパーク」です。これなら喜んで子供が歯医者に通うでしょう。

 おそらく福岡に限ったことでなく、全国的に「デンタルクリニック」の建物が昔とは画期的に違っているのだと思います。今や病院に足を踏み入れて「クレゾール臭い」と思うことなどなくなりました。

 不思議なことに素敵な建物で働く人たちは明るい顔でテキパキと見えます。日本に帰って来てよかったと思うことの一つです。


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