曇、12度、66%
この家に古くからある木は3メートル近い高さです。ところが帰国して植えた「ユーカリ」「オリーブ」がその古い木より背が高くなり始めました。外来品種の「ユーカリ」「オリーブ」ですが地質が合えば本来の大きさに成長するのだそうです。共に数10メートルと聞いて驚きました。以来、春から秋にかけて数回枝を落とします。木質が柔らかで鋸を入れるのは楽です。
香港から戻って2日目、天気予報に雨マークが並びました。雨が続くと目に見えて枝が伸びるのがわかります。気になっていた「ユーカリ」に刃を入れました。電線に届きそうです。風に吹かれると大きく揺れる「ユーカリ」です。どの枝を払うか慎重に選びます。切り過ぎも禁物です。冬の間に脇枝がたくさん出ています。枝を切るのは1時間ほど、その後、「ゴミ」に出すために枝を短く切り分けます。
折角伸びた枝を「ゴミ」という形にするのが申し訳ないと思い、いつも数枝、家に持ち入り床の間に大きくいけます。新芽が出ている枝は水揚げが難しいので、切り口をよく叩きます。床の間の広い空間に「花」ではなく大枝の「ユーカリ」は堂々と映えます。
この「ユーカリ」植えて5年は経つのにまだ花が咲きません。植えた翌年には台風で根こそぎ倒れました。「ユーカリ」の地植えは大きく育ちすぎて困ると耳にします。確かに頻繁に枝を切る必要があります。日本古来の木々とは違う生命力です。
払った小枝も台所で水にさします。 雨は4日間降り続きました。雨の間、床の間の「ユーカリ」は我が家の空気洗浄機です。「ユーカリ」「月桂樹」この2本は空気を清めると信じています。
今日も午後から雨予報、雨が上がったら「オリーブ」の枝払いです。花が咲く前、今しかありません。
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