晴、7度、81%
子供の頃の冬のお留守番、この古くて暗い家に煉炭火鉢とお餅だけで親の帰りを待ちました。時代がそういう時代だったのですが、私にはいい思い出ではありません。お餅は「醤油砂糖」で食べました。大きくなって「醤油砂糖」のお餅を食べたことはありません。お留守番の記憶からでしょう。
少し焦がしたお餅をそのままパクリ。野菜沢山のお味噌汁にお餅を入れて。きな粉餅、安倍川餅、この半月食べ続けました。少し飽きて来たらアレンジします。
「XO醬」を焼いたお餅と合わせます。 頂き物のお餅は丸餅ですが、平たいので直ぐに柔らかくなります。ちぎったお餅に「XO醬」を絡めると、油と「貝柱」「干しエビ」の食感と共に止められない美味しさです。大事な「XO醬」です。食べ過ぎないよう要注意。
「ピスタチオのふりかけ」をかけるとちょっと物足りない。そこで「黒七味」の登場。 写真は振り分けてかけていますが、食べる時は混ぜて頬張ります。もぐもぐ。「黒七味」がピスタチオの味陰から見え隠れ、摩訶不思議なお味です。お餅は色は白く、味もまっさらですから何でも受け止めるんだと気付きます。 「黒七味」は少なめに。
自家製「デュカ」をふりかけました。 ごろごろと「くるみ」「カシューナッツ」が入っています。「クミン」や「コリアンダー」とお餅はどんな具合でしょう。お餅の柔らかさにナッツやつぶつぶの「コリアンダ」「クミン」が味や香りだけでなく歯応えをくれました。これもなかなかよし。
ナッツの油脂分や「XO醬」のオイルが喉越しをよくしてくれます。毎年年末、お家でついた丸餅を頂戴します。ああ、残り2つになりました。今日はどうやって食べようか?正統派「きな粉餅」のつもりです。