曇、5度、80%
昨年のクリスマス前にクリスマスにと紅茶を2缶いただきました。友人たちは缶が好きな私を思って選んでくれたのだと思います。開けたばかりのほかのクリスマスの紅茶があったので、封を切ったのが先日になりました。「冬の紅茶」です。
ひとつはウィッタードの「クリスマスティー」 クリスマスらしく花びらも入り香りはシナモンやバニラ、ナツメグ、オレンジピールも微かに香ります。ホリデーシーズンの紅茶はこうした暖かさを誘う香りと、実際温かくなる効能のあるスパイスが使われています。紅茶の色も濃いめに出ます。ミルクティーも美味しそう。
もうひとつは「ジャンナッツ」の「シマロンドール」という栗に似たナッツの香りを持つ紅茶です。 こちらも「マリーゴールド」の花びらが入った華やかな茶っぱです。「シマロンドール」の香りはまろやかでそれに配合されたシナモン、バニラがほのかに香ります。フランスの紅茶らしく香り、お茶の色もすっきりとしています。
二つの紅茶を一度に開けました。ゆっくりと飲み比べていると、イギリスとフランスの紅茶の違いが伝わって来ます。フレーバーティーの香りの違いではなく紅茶自体の違いです。私にとっては紅茶の本場は「イギリス」です。ストレートな紅茶を濃く飲むイメージ、紅茶が欠かせないお国柄です。「冬の紅茶」と思うのは夏にはこうした香りの紅茶には手が伸びません。夏はもっぱら「セイロン」や「アールグレイ」です。季節によって身体が欲しがる紅茶が違います。
まだ残っている「シュトレイン」「パネトーネ」と一緒に「冬の紅茶」をいただきます。ウィッタードの「クリスマスティー」を飲んでいると急にある物が食べたくなりました。イギリスらしい紅茶が私の遠い記憶に呼びかけています。急いで買いに走りました。さて何でしょう?明日に話は続きます。