曇り、12度、86%
帰国後初の一年は香港の「国際ライセンス」で運転していました。日本で免許を取っていたのですが、香港で盗難に会いその後日本の免許は更新しないままでした。「国際ライセンス」を日本の免許に変えるには筆記、実技共に試験を受けなくてはなりません。その覚悟で福岡市から離れた試験場に向かったのは2年前でした。事前に経緯をこの試験場の担当官に話してありました。
当日、その担当官から名前が呼ばれ、私の日本での免許習得記録が残っているので、筆記、実技共に試験は免除されました。私は「初心者」免許証をいただきました。20代で免許を取って「初心者」を2回頂いたことになります。「若葉マーク」ですが車にステッカーを付けることは免除されました。これは香港でも運転していたためだそうです。つまり今回の免許更新は「初心者」扱いです。
昨日、免許更新に市内の試験場に向かいました。家からさほど遠くないのですが、公共交通の便が少ないので車で向かいました。広い駐車場があるらしいと聞きましたが、満車になるというので家を出たのは8時半受付開始なのに7時過ぎでした。案の定福岡市外からも更新に来る人も多く駐車場は見る間に満車となりました。
「並ぶ」、「待つ」、苦手です。 早く来たおかげで諸手続きはトントンと進みました。ところが「初心者」が受ける2時間の「初回講習」の開始は9時40分、ここで待つこと1時間10分。講習時間は眠たくなるかと心配です。周りを見渡せば20代初の若者ばかり、私が最高高齢者です。スローな教官の説明ですが隣の男性はマスクもせずに咳き込みます。そちらが気になり、ウカウカ寝ている間もありませんでした。
無事「初回講習」も終わりあとは「免許交付」です。免許証を見た私はがっかり、流れ作業で撮ってくださった証明写真の私の髪の毛が頭の上で飛び上がっています。「いやだなあ、あと3年この頭の毛が飛び上がった免許証が身分証明がわりになるのね。」
朝7時過ぎに自宅を出て、帰宅したのは12時過ぎでした。じっとしていたのに、なんだか疲れてしまった「免許更新」でした。
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