小雪、2度、64%
福岡の中心部にこの6月リッツカルートンホテルがオープンしました。夏にも一度お昼に行きましたが、このホテルのお昼の一番人気は「アフターヌーンティー」だそうです。予約を入れましたがなかなか取れません。1日の人数が制限されているそうです。先日受け取ったメール、予約が取れたというものでした。
昨日は朝から雪、お昼頃には吹雪くと予報です。このホテル、家から車で15分の位置です。コロコロと着込んで出向きました。18階にロビーとレストランが集まっています。韓国からの観光客が戻ってきています。それ以上に日本人の方が多く見られます。案内された席は博多湾の東が遠くまで眺められるはずですが、 雪で見えません。
ウェルカムドリンクはノンアルコールカクテル、「あまおう」ベースです。「スコーン」から始まりました。 クロテッドクリーム、レモンガード、あまおうのジャムが添えられています。お茶は八女の和紅茶を頼みました。スコーンはほろりと崩れバターたっぷりで焼かれています。プレーンの他にチョコスコーンと二つです。
3段のトレイが運べれてきました。上段はあまおうのショートケーキに始まり、佐賀のいちごのブラマンジェ、あまおうのムースの中にピスタッチおクリームが入った小さなお菓子。2段目はチーズケーキ、ゆずとホワイトチョコレートのキューブ、佐賀のイチゴを使ったタルト。 一番下のサボリーは締めの軽い食事です。 トレイが運ばれてきた時から気になっていた、この緑のレンゲに乗ったもの?興味津々でフォークを入れました。苦味が走りますその中から海の香りがします。「何の葉っぱかしら?」メニューを見ると 福岡独特のかつお菜のムースでした。 残りの3品、お味噌が香るトリフのタルトレット、九州産のローストビーフサンドイッチ、魚介の香るアメリケーヌジュレ。途中お茶を変えました。八女和紅茶のフレーバーティー、洋梨とスモモを選びました。
給仕してくれるホテルの人たちとの会話、人数が限られた贅沢な空間、丁寧に作られた食べ物、クリスマスシーズンは時間も限られています。アフタヌーンティーに行ってがっかりすることは予め用意されたものがトレイで出てくるところです。ここの品はひとつ一つにフレッシュさが感じられました。パサつかないパンやスコーン、焼きたてを思わせるタルト地。しかも地元の食材がふんだんに使われていました。残念だったのは、紅茶のサービスでした。好みもあるでしょうが、まだ葉も開かない紅茶がカップに注がれます。お願いしてポットに戻してもらい、時間を置いて自分で注ぎました。葉の開き切らないお茶は香りも甘味も渋みもありません。
「クリスマスツリーが見事ですよ。」との給仕のお姉さんの言葉で、ツリーを探しました。小さなツリーが1階の入り口に飾られていました。 女性のグループ客が「綺麗!」とはしゃいで写真を撮っています。香港の大きな大きなツリーを思い出しました。派手で華やかなツリーでした。日本らしいこじんまりしたシックなツリーもいいものです。
フワフワの雪が吹雪く中、ワイパーをいっぱいに動かして帰宅しました。年末の贅沢な時間でした。
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