
晴、30度、74%
義母の入院で、洗濯物を取りに行く日課が増え、日常品の足りないものを買い届けたりしていて、気付けばもう2月もお終わりに近づいています。面会はできません。看護士さんから様子を聞くだけです。骨折ですので時間が薬です。認知症が進むのではとベットに寝たきりの義母を思います。
夕方短い時間を見つけて「お雛様」を出してきました。立ち雛のお二人だけです。小さい「貝雛」 私が刺した刺繍のお雛様。
床の間のお軸や松の植木を片付けて、飾り終わるのに小一時間でした。慌ただしい日々を送るとこうした短い時間でもほっと安らぎます。
寒い座敷の床に座って、「お雛様」と向かい合います。「もうすぐ66歳。いろいろあったわね。」母の帯を解いた毛氈がわりの織地に「お雛様」は並びます。昔ながらの下膨れの目の細い「お雛様」です。
まだ寒さが残っています。 お雛様を出してきた座敷は華やかな雰囲気に包まれました。庭の「花桃」がほころび始めています。今日はひと枝手折って飾りましょう。
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