晴、28度、78%
2年ぶりくらいに新しい口紅をおろしました。マスクをするようになって、口紅を使わない日が続きました。マスクに付く口紅が気になります。私のマスクは全部友人たちからいただいた布のマスクです。人とお会いしてもマスクを取ることはありません。玄関に応対に出るときもさっとマスクをします。そこで口紅はつけなくなりました。口紅をつけない自分の顔にも見慣れてきます。でも地味な私の顔はますます地味になりました。何がきっかけだったか?人に見せるための口紅ではなく、自分の気持ちを明るくするための口紅をさし始めました。
マスクについた口紅は思っていたより簡単に落とすことが出来ました。洗面所で手を洗う時に揉み洗いで落ちてくれます。乾くのも意外に早く、いつでも使えるようにアイロンをかけておきます。
マスクをする時のメイクアップは目を重点的になどとよく耳にしますが、私の小さい目など扱いようがありません。帽子をかぶっての外出は目すら人様に晒すことがありません。目元は手を加えずです。
18歳頃からの口紅とのお付き合い、半世紀近く「赤」一筋です。今年の流行色と宣伝されれば周りの皆さん同じような色の口紅に変えられました。私も宣伝に乗って「オレンジ」「ピンク」「ベージュ」など試したこともあります。「赤」以外の色は沈んだような顔になってしまいます。目が慣れないのではなく明らかに顔に似合わない色でした。ここ30年近くは迷わずに「赤」を選びます。「赤」い口紅もメーカーによって様々です。暗いトーンの「赤」は持ちません。
新しい「赤」の口紅を唇に載せました。やや朱に近い「赤」です。艶はなくマットで浮き上がりもせず馴染んでくれました。新しいものを下ろす時は気持ちが高揚します。1本の口紅使い切るのに1年以上かかります。一生「赤」の口紅でしょう。あと何本「赤」の口紅を買うのかなと、改めて口紅を眺めました。
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