雪、−0.9度、70%
昨夕から降り続いた雪で今朝はうっすらと雪を被っています。子供の頃の福岡はよく雪が降りました。今よりたくさん積もりました。雪掻きをしたことも、父の車のタイヤにチェーンを巻くのを手伝ったこともあります。近年雪が積もりません。積もっても地面を覆う程度です。雪に慣れていないせいか、昨日は吹雪いているわけでもないのに、車も人も少ない街の様子でした。今日は路面の凍結が心配です。私は外出は控えるつもりです。
寒さと雪の中、庭に咲く花たちは雪を被っても咲いています。 「クリスマスローズ」は下向きに花を咲かせます。下向きに花を咲かせるのは雪を避けるためかしらと思います。はじめて咲いている「クリスマスローズ」をアムステルダムで見たときも雪を被っていました。ちょうど今の庭の「クリスマスローズ」と同じ様子でした。
昨日「七草粥」に使ったハーブたちの一角も見事に雪を被っています。 大きな金木犀の木下に咲く「西洋菊」は雪知らずです。
表の道沿いには「西洋菊」をいく種類か植えています。どの花も雪の帽子を被りました。地面から顔を出した「チューリップ」の芽も 「オキザリス」の柔らかな花もみんな雪の下です。 植物の強さに驚きます。春の新芽を蓄えている木々たち、「沈丁花」は蕾をつけ始めています。香りのよい花の一番咲は「蝋梅」でも「梅」でもありません。「沈丁花」です。
雪の下に咲く花の健気さは陽を受けて風になびく花のそれとは趣を異にしています。明日まで降り続く予報の雪です。この寒さの向こうに、また春が巡り来ることを雪を見ながら思います。
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