曇、22度、88%
年々ワインの量が減っています。それでも毎晩いただきます。大きな「ボルドー」用のワイングラスはお安いワインでも美味してくれます。 グラスを近づけるとワインの香りが立ちます。薄いグラスです。よく割りました。
量が少なくなったので一昨年、小さなワイングラスに変えました。「ファンファーレ」という名前を持つグラスです。 雫のような彫りがワインの色に弾けます。大きすぎず、手頃な大きさでした。
そしてまたワインの量が減っています。以前から「グラッパ」用のグラスの姿が好きでした。「グラッパ」はイタリアの食後酒です。ワインの搾りかすから作られるそうですが、度数の高い蒸留酒です。「グラッパ」を飲むわけではありません。あれだけ好きだった「ウォッカ」もここ数年、全く口にしていません。ただ「グラッパ」グラスの形と手にした時の感覚が好きです。それに入る容量がずいぶん少ないグラスです。私のワイン用にと買い求めました。 一番手前が「グラッパ」グラスです。
お酒は酒器によって、味が変わります。日本酒も盃の広がり方で香り方が違うそうです。少なくなったワインの量には「グラッパ」グラスは最適です。さてお味は?いつものワインを注ぎ口に持って行きました。くびれのある「グラッパ」グラスから香り立ち。あれ、美味しい。ついついいく杯も飲んでしまいます。少なくなったはずのワインの量がまた増えてしまいました。
主人に日本酒に使ってもらったことがあります。主人、首を傾げていました。日本酒には向かないのかもしれません。暑くなると白ワインも登場します。「グラッパ」グラスは白ワインには合うはずです。
グラス類は洗うのに気を使います。それがまたいいのかもしれません。重いカットグラスでワインを飲んでいた頃もありました。グラス専用の食器棚にはカットグラスのワイングラスも並んでいます。一人のお夕飯に添えるワイン、好きなグラスで適量を、数年前まで思いもしなかったことです。お客様がみえたら久しぶりにカットグラスをずらりと並べましょう。しばらくは「グラッパ」グラスが私のワインのお供をしてくれます。
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