晴、11度、60%
今年は渋柿をいただいたのを初めに次々と柿をいただきました。庭の柿が豊作だからと小振りの柿を箱いっぱい、大きな富有柿も頂戴しました。
富有柿はわざとりんごと一緒のカゴに入れました。 こうして置くこと1週間、富有柿はボヨボヨと柔らかくなりました。さあ食べごろです。柿のヘタをくり抜いて、丸のままお皿に載せます。スプーンで皮を破かないようにトロトロ柿を掻き出していただきます。歯ごたえいい柿の実とは思えない美味しさです。
干し柿は日に日にシワシワになりました。乾燥すればするほど甘みが強くなると思っていた私ですが、中まで乾燥を始めると甘さが落ち着いて、鄙びた甘さに変わりました。干し柿は中がネットリするぐらいが一番甘いのだと気付きました。
カラカラになる前の干し柿とエノキを残り物の餃子の皮で包んで揚げました。 餃子を作ると必ず皮の方が残ります。数枚ですから、冷蔵庫の残り物を包んで揚げ物にします。よく登場するのが納豆です。納豆におネギなどを混ぜ込めば上等なおつまみになります。格好つけても要は冷蔵庫の整理です。ねっとりの干し柿とエノキの味のなさの組み合わせです。揚げたてのアツアツを頬ばります。暖かい干し柿は甘さを増しています。おつまみのつもりで作ったのにこれではまるでおやつです。もっとたくさんエノキを入れればよかったなあ。
揚げ物にするとそのものの味が濃くなって、揚げ油の旨味が付加されます。アツアツ、揚げたてが一番。なかなかの一品になりました。
生柿にブランデーを振って冷蔵庫に寝かしています。そろそろ食べごろです。この秋は柿の恵みに満たされています。
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