
曇、8度、71%
今年もあと一月、時間が速く過ぎます。12月らしい寒い朝を迎えました。
帰国以来、クリスマスはほぼ一人で迎えました。おそらく今年も一人です。それでも家の中はクリスマス模様に飾ります。クリスマスの準備は心が温まる時間です。
アイアンのキャンドルツリーに飾るのはもう40数年、この白木の飾りです。その昔、アメリカからやって来ました。白木が薄茶色に変色しています。飾り棚には、
ディアドロの小さなツリー、
ツリーを刺した私の刺繍額です。こちらも麻布が黄変しています。どれもこれも私とずっと一緒に歩んできたクリスマスの飾りです。床の間も26日まではクリスマスの飾りです。
大きな床間に不釣り合いな馬小屋の「マリアとキリスト」の刺繍額、
庭に7年間生きていた小さな「柊」を金色の缶に植え替えて、赤い実をつけて飾りました。
床の間はどう飾っても静かな空間になります。
床の間前のコーヒーテーブルに置いた本は、「クラブツリーエヴリン」のクックブック。 古い古い本です。幾度も読み返しています。イギリスの料理は美味しくないと言われますが、この本からのレシピで今も作る料理があります。
もちろんテーブルクロスは赤い色。暖かさを呼びます。 冬はますます陽が少なくなるこの家です。着るものに赤い色を身につけないので、目に入る赤は貴重です。
モモのカレンダーはお風呂上がりのモモ、6歳の時です。私のバスローブにしっかり包まれています。香港も冬は少し寒くなります。懐かしい一枚です。
私と一緒に歩んで来てくれたものに囲まれて心温まる「師走」の始まりです。
クロスステッチの額。また数種のステッチの額もありますね。素朴で年数を経るほどに、よいものですね♡
香港のクリスマスは日本とは気温が違い、様々な野外のデコレーションや建物内のオブジェなどにぎやかだと、香港に住んでいた友人から聞きました。
こんにちは。
どれも古いものばかりですが、長年私と一緒のものばかり。愛着があります。
香港のクリスマスはイルミネーションにしても規模が大きく、続く旧正月はさらに華やかです。