曇り、22度、92%
福岡地方、一昨日の夜から降り出した雨は昨日の日が昇る頃まで降りました。朝のニュースでは既に大雨警報が出されている熊本、鹿児島の様子が映し出されていました。雨が上がってココさんの散歩に出かけました。帰宅後、居間のカーテンを開けるとデッキの軒から雨水が滴って屋根に当たる雨の音が激しく聞えます。「??」また降り出したのかと心配になりました。次に座敷の雨戸を開けました。居間の方の雨樋からは水が溢れています。でも目の前は雨が降っている様子はありません。またしても「?」表の道に面した窓から外を見ても雨は全く降っていません。
朝ごはんを持って居間に面するデッキに出ると目の前は大雨状況です。雨脚の音が激しく聞こえます。香港で暮らしたマンションでは、「ビクトリア湾」に面した方が雨が降っていても、裏の「大平山」に面した方は晴れていることがしばしばありました。でもまさか我が家の上空にだけ雨雲が停滞しているはずはありません。一向に止む気配がないので心配になり裏の道に様子を見に出ました。外は曇っていましたが雨は降っていません。家を見上げても居間の辺り以外は雨が降っていないのです。家に入り2階に上がりました。
2階のデッキに出て初めてこの雨の原因がわかりました。 我が家に隣接するマンションの3階の角部屋の湯沸かしの管の一部から水が吹き出していました。強い勢いです。この水がちょうど居間の上の屋根に当たり、大雨状況を作っていました。6時少し過ぎのことでした。見てるとこの部屋の住民がカーテンの陰で動いていました。4階のベランダでも住んでいる方が覗き込んで様子を伺っています。水雫で不思議に思ったのではなく、我が家の屋根に当たる水音が凄まじいからだったと思います。「まあ、しばらくすれば修理人が来るわね。」と家に入りました。
10時を過ぎても状況は変わりません。外は晴れて来ているのに我が家の居間の前だけは大雨でした。12時を回っても同じ状況です。このマンションの入り口に管理会社の連絡先が貼ってあったのを思い出し、見に行き電話を入れました。気持ちよく対応してくれて「私が何号室かはわからない。」と言うと「3階全世帯に電話をして処置します。」とのことでした。1時過ぎ、雨音いえ水音が急に止みました。大雨ではないのにホッとします。このすぐあと管理会社の方が「ご迷惑をおかけしました。」と挨拶にみえました。マンション暮らしは近隣に何かあっても見ぬふりというのを実感しました。
吹き出した水の量はかなりだったと思います。45リットルのペールが1時間で満杯になりました。
大雨の心配の中でのこんな騒ぎ、我が家だけの騒ぎですみました。今日も遅くから雨が降り出す予報です。熊本、鹿児島地方の方のことを思うと胸が痛みます。被害が大きくなりませんように。
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