曇、20度、90%
朝から「剪定ハサミ」を持って庭を回ります。切った花を花器に指すのに「花ハサミ」を使います。朝ごはんの準備に袋を切るのに「調理バサミ」を出します。新聞を読みながらスクラップのために「工作ハサミ」を出してきます。やっと時間の余裕ができて椅子に座って刺繍を始めます。鳥の形をした小さな「糸切りハサミ」で糸を切ります。夕方お風呂前、週一回ですが「爪切りハサミ」を使います。 爪を切るとすっきりと気持ちが整います。
考えたら、包丁を持っている時間よりハサミを持っている時間の方が長いのです。いつも使うハサミ以外に、「裁ちばさみ」、「パイピングハサミ」、「調髪ハサミ」、「包帯ハサミ」、要所要所で使うハサミを替えます。
ハサミですから切れることが信条です。よく使うハサミはどれもよく切れます。左端から、「キッチンバサミ」、ゾーリンゲンのもので40年使っています。次の庭で最も使うハサミは実は100均で買ったものですが3年経ってもよく切れます。「赤いハサミ」は香港の坂道の途中でガラクタ(中古の寄せ集め)を道に広げて売っているおばあさんから買いました。赤い持ち手、その形が気に入ったのです。日本円で150円くらいでした。以来紙を切るときはこのハサミです。もう20年使っていますが切れます。次の「花ハサミ」は「木屋」のものです。こちらも30年以上花を活ける時使います。そして、くすんでしまった「糸切りハサミ」、よく似たものが出回っていますがゾーリンゲンのものです。刺繍、針仕事の時の私の相棒です。
庭用の大きなハサミもありますが、改めてハサミのありがたさを感じます。もうしばらく、よろしく私とお付き合いください。
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