曇、15度、72%
4月1日、新しいランニングシューズを下ろしました。 2、3年に一度新しい靴に代えます。いつも新年度の始まるこの時期です。3月の誕生日に下ろそうか?いつも迷うのですが「いや、あと半月」と4月1日を待ちます。
ほぼ毎日履く靴です。車のタイヤと同じく靴底の溝が薄くなります。27年間、事故や怪我がなく走れたのは靴のおかげです。走り慣れた道でも思わぬ穴や窪みもあります。反射力で止まれた若い頃とは違い、ますます靴への依存度は高まります。歩く靴よりサイズ感、靴底の感覚に選ぶ時は気を使います。27年間、ずっとリーボックです.ナイキやニューバランスは靴の中での遊びが大きく感じます。横幅がある靴作りです。遊びは必要ですがその小さな空間が疲れを生むこともあります。私はより足に馴染むリーボックです。
ランニングシューズの進化は目覚ましく、反発力を備えた靴が正式シューズとしても認められるようになりました。より速く、より軽く、素材段階からの開発です。走り始めた頃の靴や服装を思い出します。コットン素材のランニングにパンツ、リーボックの普通のシューズでした。速乾性のある素材の服装に走ることに特化したシューズが定着して来ました。ウェアもより軽く、暑さ、寒さを防いでくれます。
新しいシューズ初日の昨日、少し私の足には重いかな?と走りました。歳と共に足の力も落ちています。以前のような速さは望みません。1日でも長く走れることが心の支えです。
4月1日に取り替えるものがもう一つ、Apple Watchのベルトです。 10月から半年は「ミッドナイトブルー」、4月から半年は「サンドピンク」がここ数年の定番です。腕元のピンクがちょうど綻び始めた桜と重なります。Apple Watchは走りを記録するための機能があります。初代から使い始めて9年、私には3代目のApple Watchです。27年前はカシオのGショックで走っていました。世の中の進化を走ることだけでも肌身で感じて来たこの年月です。
空が明けるのを見ながら走ります。20年走った香港のボーエンロードもいい道でした。この7年は大濠公園を目指します。大濠公園はおそらく24時間誰かが走っています。「さあ、今日も走ろう。」そう思う自分が好きです。
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