晴、28度、98%
15日の朝、睡蓮鉢には「蓮の実」が2本、もう直ぐ散りそうな「睡蓮の花」が1本、大小の「睡蓮の蕾」が2本水面から垂直に出ていました。16日は母の命日です。大きい方の「蕾」を切り花して母に供えようかと考えましたが、思い留まりました。「睡蓮の花」は切り花にすると開かないこともあると聞いたからです。
15日の夕方、いつものようにココさんの散歩に出ました。前庭にあるイチジクの色付き具合を見るのが夕方の日課です。その時近くにある「睡蓮鉢」を見て愕然としました。大きい蕾が水面に折れ曲がっています。近づくと小さい方の蕾は見えません。 小さい方の蕾がついていた茎はちょうど水面から出た部分で切り取られています。ココさんの散歩を急いで済ませて、折れ曲がった大きな蕾の茎をどうしようかと考えました。茎の中程に折ろうとした跡が2箇所あります。まだ繋がっています。切って母に供えるか、このまま様子を見るか。傷ついた部分を整えてやると花先が持ち上がりました。ひとまず、そのまま一晩置きました。
明けて16日の朝の状態です。 花は水面より上にあります。花首が前傾していますが持ち直したのでしょうか?
この睡蓮鉢の位置は防犯カメラが捉えています。15日の夜、防犯カメラの映像を巻き戻してみようかと幾度も思いました。間違いなく「睡蓮」を折った人が写っているはずです。お盆休みで道行く人も車も数が減っています。通りがかりの人でしょうか?ご近所の人ではないと思います。ビデオコーダーの巻き戻しはしないことにしました。誰であろうとかがみこんで「睡蓮「を折っている姿を見るのは辛いことです。
16日の夕方も同じ状態でした。このまま咲いてくれるか、この花の生命力を信じたいと思います。「睡蓮の花」が咲き始めた頃から、こんな事態が起きるかもしれないとちょっと胸を掠めたことがありました。道から3歩も入れば「睡蓮鉢」があります。小さい方の「睡蓮の蕾」は持ち去られています。持ち去った人が水に浮かべてくれていて欲しいものです。寂しさと気の重いこの2日間でした。
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