チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

「お庭でごはんですよ。」

2021年03月21日 | 日々のこと

雨、15度、96%

 チューリップが咲き揃いました。連日暖かな日が続いています。その上、2日続けての雨予報です。おそらくチューリップの見頃はこの雨で過ぎると思います。そこで、「お庭でごはんですよ。」

 蚊が出るまでのほんの僅かな期間、庭で本を読んだり、庭の地面に座ってお昼をとったります。今回は「チューリップの花見」です。 庭まで数歩ですが、途中家に戻らなくていいように、 バスケットに入れました。チキンソテーの匂いがたまらない様子です。

 誕生日にいただいた「エディブルフラワー」でサンドイッチを作りました。チキンソテーと「エディブルフラワー」をはさむつもりでしたが、「エディブルフラワー」の優しい香りや一つ一つ違う味が楽しめません、そこでバターもダメ、マヨネーズもダメ、結局「クリームチーズ」が一番かなと思い、薄くクリームチーズを塗って花を挟みました。 地面に座ると、空が高く見えます。 目の前の「チューリップ」、横にはミツバチたくさんの「ローズマリー」、おやおや、「タイツリソウ」が茎を伸ばし始めています。 ココさん、チキンソテーの匂いを我慢して座って待っています。「さあ、お昼だよ。」 ココさんにはお花はあげませんでした。クリームチーズのパンとチキンだけ。「せっかくのお庭でのご飯だから、ゆっくり食べてよ。」

  食後は頂き物の「レーズンウィッチ」です。

 思っていた通り茎の短めなチューリップが大きく開いたままの昨日でした。昨晩の大雨で散り始めたものもあるはずです。花の一生は短い。

 1時間ちょっと、今年お庭でのご飯第一回目。この暖かさです、今年は蚊が出るのも早くなりそうです。次のお花見は何のお花にしようかな?春だけの我が家の楽しみです。

 

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「篠田桃紅作品展」を見る

2021年03月20日 | 美術展

曇、15度、88%

 先日お亡くなりになった篠田桃紅さんの作品展に行きました。百歳を超えてなお創作意欲が衰えず、写真で拝見するだけでもとても百歳を超えた方の筆とは思えない作品でした。

 篠田桃紅さんが日本で広くお名前が知られるようになったのは、私が日本にいなかった30年の間です。いつか、いつかと思いながら年明けて福岡でも作品展があることを知り楽しみに待ちました。その2週間前に訃報に触れました。

 「墨象」と言われる墨絵の数々、リトグラフを混じえた後年の作品の数々です。 晩年の篠田桃紅さんのぐっと襟を抜いた着物姿を思い浮かべながら拝見しました。力強いと思っていた筆致は実際の作品に触れるとその不思議な枯れ具合に目が停まります。筆を知り尽くす以上の筆が体の一部になって、心を現したような線の数々です。潔い中に女性の心の奥底にあるものが見え隠れします。

 展示即売会です。数百万円の作品がもう生み出されないと知る愛好家に求められ、次々と「売約済み」の札が付けられていました。「篠田桃紅」という人間、容姿までを含めたものを買い求められているような気がします。機会があればお若い時の作品にも触れて見たいとの思いが残りました。生きていることを表現するのは万人皆その方法が違います。ささやかな自分の生き様をささやかに残したい、いいものを見せていただきました。

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春のお刺身

2021年03月19日 | 昨日のお昼ご飯

曇、12度、88%

 車で10分ほどのイオンに地元の2つの漁港で水揚げされる魚を売るコーナーがオープンしました。対面式で会話をしながら、丸のままの魚を買うことが出来ます。従来の魚売り場より賑わっています。このコーナーのおかげで私は美味しい魚を食べれるようになりました。頼めば刺身にまで作ってくれますが、いつも丸のまま持ち帰ります。青魚は捌くと匂いが出るものですが、ここで買った鯖、イワシ、アジは捌いた後に手にも匂いが残りません。新鮮な証拠です。

 一年中「鯛」が美味しい福岡ですが、この時期「桜鯛」の季節、「真鯛」「連子鯛」ともに見た目も味も良くなります。その「真鯛」のサクを買って来ました。「昆布締め」を作ります。そのままお刺身にしても歯触りのしっかりした美味しい「真鯛」です。「昆布締め」は昆布に巻いて一晩置くだけ。「薄造り」「刺身」の鯛なら数時間で「昆布締め」ができます。昆布の旨みをもらい、水分を落とした「鯛」は味歯ざわりとともに変わります。

 対馬沖根取れた「マグロ」は「鯛の昆布締め」を作る間、熟成させました。帰国後、友人に教えてもらい「熟成マグロ」のおいしさに驚いたものです。こちらも簡単、キッチンペーパーに包みラップをしっかりと巻きます。「マグロのサク」から余分なドリップが滲み出てきます。キッチンペーパーを取り替えながら保存が1週間ほど出来ます。しかもおいしさが増します。刺身は新鮮が一番という固定観念が吹っ飛びました。

 あと一品、私の好きなノルウェーの「サーモン」を合わせて「春のお刺身」を作りました。 「鯛の昆布締め」はこりっとした歯ざわりは残りますが、まったりとした昆布の旨味でお醤油、わさびなしでも十分美味しくいただけます。「昆布締め」を作るたびに昆布の力、日本人の知恵に感じ入ります。「マグロ」は程よい甘みです。長く熟成させると色が変わって行きます。皿盛りにはこのぐらいの色が映えるようです。そして最後、いただいた「エディブルフラワー」をあしらいました。一夜明けると、「エディブルフラワー」が成長していました。このまま見ていたいと思うほど可愛い多種類の花たちです。花一つ一つを味わって食べました。「美味しい!」それぞれに微かな香りと微妙な酸味、苦味を感じます。64歳にして知る「花の美味しさ」です。

 生きのいいお刺身も大好きです。一手間かけて、「昆布締め」「熟成」させたお刺身はまた違った生魚のおいしさを教えてくれます。冷蔵庫で「昆布締め」にされたり「熟成」させられているお刺身を想像しながら待つのも楽しみの一つです。

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花のブーケ エディブルフラワー

2021年03月18日 | 

晴、10度、88%

 昨日はお彼岸の入り、早朝、町の中心にある私の実家の墓参りに行きました。すっかり周りが高いビルで囲まれてしまったお寺ですが、お寺の敷地が広いおかげで本堂を周り墓地に入ると変わらぬ静けさです。自分の誕生日の朝に両親の墓参りをするのは、心が調います。

 家に帰り自分のための誕生日ケーキを焼こうとしていると、宅急便のお兄さんがやって来ました。誕生日を覚えてくれていた友人たちからの贈り物でした。好物の「レーズンウィッチ」、大きな方の箱は?開けると小さな花が箱いっぱいに入っています。15センチ四方の箱いっぱいの食べられる花、「エディブルフラワー」です。色合いが素敵です。実は自分のために焼こうと思っていたケーキは庭の「ビオラ」の花を飾るつもりでした。欲張りな私は「もしかして?」と花たちの下を探りました。「ケーキがあるかな?」いえ、花だけです。「レーズンウィッチ」もたくさんいただいたのでケーキを焼くのは中止です。

 「エディブルフラワー」を父母に供えて、「レーズンウィッチ」をかじっているとお花屋さんの配達がやって来ました。手には優しい「花のアレンジ」です。 小ぶりなバラの色がピンクにチョコレート色を足したような複雑な色で写真よりぐっとシックなアレンジです。遠方の友人からの贈り物です。この花も父母に供えました。この後も郵便屋さんが贈り物を届けてくれました。私の誕生日を覚えてくれていた友人からの心遣い数々です。

 誕生日前にいただいたカードは開けずにとってありました。 当日、つまり昨日の楽しみのためです。一つ一つ手にとって、送り主の顔を思い浮かべます。

 昼前、主人の実家の墓参りを済ませました。 いつもの景色は「黄砂」のせいで霞んでいます。コロナで主人とは一年以上会っていません。息子たちの東京はやっと「緊急事態宣言」解除に向かっているようです。家族がそばにいないのに、六十四歳の誕生日を春の陽気のような心あたたまる思いで迎えることができました。友人たちのおかげです。みんなありがとう。

 お彼岸だというのに父母は素敵な「洋花」と「洋菓子」に囲まれています。おはぎもケーキも作りません。さて、「エディブルフラワー」をどうやって食べましょうか。

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雨上がり

2021年03月17日 | 日々のこと

晴、12度、88%

 昼間、温かな雨が降りました。一雨ごとに、新芽が吹きます。一雨ごとに花の蕾が膨らみます。雨上がり、殊に春の雨上がりが好きです。緑に滴る雨滴がまるで小さなネックレスのように見えたり、雨滴を通して陽の光が反射したり。庭に出てその様子を時間をかけて眺めます。

  「チューリップ」の花びらに。 少し開き始めた「ハゴロモジャスミン」の蕾にも。 「ハナスオウ」は新芽の前に蕾がつきます。 こぼれ種からポコポコ芽生えた「スノーポール」は花芯に水滴をためています。 横の壁を見ると私の古くからの友達を発見しました。今年第一号です。 地面に這いつくばるように花をつけた「タイツリソウ」にも雨は小さな水溜りを作りました。 バラの新芽に雨滴が光ります。差し込む光が優しく包みます。 横の壁には友達第二号。 「セージ」のむく毛の葉っぱにも蕾にも、 「ビオラ」の花びらにも。 いつもは木全体しか見ていない「ローズマリー」の花たちです。鼻を寄せるとあの香り、木の中には、 三号目を発見。

 やはり圧巻は「シンビジューム」の蕾と花弁の雨露です。雨粒の輝きが今にも滴りそうでなお美しい。 しっとりとした雨を思い切り吸って、もうすぐ勢揃いで花開くと思います。

 雨上がりの春の庭は動いています。私の目では見えません。でも確かに動いている気配を感じます。動いているのは地面の下でも同じでしょう。白い細い根が土の中を深く伸びる様子を想像します。

 夏の雨上がりはまた違った表情です。日々、庭から大きな幸せをもらいます。

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私は友人にとって何なんだろう?

2021年03月16日 | 自分ごと

曇、15度、76%

 1週間ほど前のことです。2年近く音沙汰なかった友人からメーッセージをもらいました。長い長い付き合いです。お互いに家庭もあり、遠くに住んでいますから2年ぐらいの音信不通は当たり前、会えば数十年前にひとっ飛びします。賀状の交換などしませんが折に触れぽっと思い出すことがあります。メッセージの内容は「命に別状のある病気で危ない状態にある」というものでした。心配は募ります。

 そのメッセージから毎日具合を尋ねました。丸一日半、連絡が取れなかった時には「何かあったに違いない。」と落ち着かない重苦しい時間を過ごしました。スマホのスイッチが切れたままでした。おそらく、病状が一番悪い時だったのでしょう。1週間経ち、やや症状も軽くなってきた様子です。油断はなりませんが、安心しました。

 この友人、そういえば2年前も手術をする病気の時に連絡をくれました。その時も「もしかしたら危ないかもしれない」といった状態でした。手術も成功、術後の経過も順調で連絡が途絶えました。今の世の中連絡がないと言ってもFBやインスタなどで元気な様子を知る事が出来ます。遠い街でこの「コロナ」を凌いでいる様子も知っていました。

 この友人は「もしか」の時に必ず忘れずに連絡をくれます。「もしか」はいつかやって来ます。そういう年齢になりました。「この友人にとって私って何なのだろう?」とここ数日考えます。連絡をもらって以来、回復を祈り、日々を案じています。離れていても長く会っていなくても、今この時間を共有していると感じます。こんな気持ちを友人と分かつことになろうとは、数十年前は思いもしませんでした。お互い歳をとりました。そうなんですよね、「もしか」はやって来ます。

 今頃、浅い眠りでベットにいるだろう友人を思います。もうしばらくしたら、今日のメッセージを送ります。遠いので何も出来ません。庭の花の写真を送りました。昨日は開いたシンビジュームの写真をメッセージに添えました。喜んでくれます。

 「もしか」の時に思い出してくれる友人があること、私にとって幸せなことだと噛み締めます。そしてきっと回復してくれると信じています。

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志村ふくみ 「一色一生」 他三冊

2021年03月15日 | 

晴、9度、94%

 半年前から注文していた本が海の向こうから届くまで10日ほど時間がありました。兼ねてから気になっていた染織家「志村ふくみ」さんの本を読むことにしました。帰国するまで志村さんが本をお書きになっていることを知りませんでした。植物から色をもらい、染めその糸を織り上げる染織家として高い評価のある方です。織られた物はとても手の届く品ではありません。手のひらほどの「桜」で染められた「古袱紗」を一枚持っています。 桜のない香港ではこの「古袱紗」を見ては日本の桜を思いました。志村さんの本を読む間、手元に置きました。

 染織の指南書ではありません。糸紡ぎ、染め、織りを通じて志村さんの胸に登る思いや人との話から学んだこと、読まれてたくさんの本の話です。 「一色一生」「私の小裂たち」「語りかける花」「色を奏でる」

 「染め」に使われる植物名は全て和名、染め出された様々なグラーションを持つ色名も全て和名、「織り」の文様も全て和名、うろ覚えな知識では付いて行けないとこの四冊を読む間、 傍には参考にする本を携えました。

 お写真でしか「志村ふくみ」さんを存じません。和服をきりっとお召しになったその目はとても強いものを感じます。本を読み進めると、染織を通して見る植物、景色、人の心、織りあがった布に至るまで志村さんの目は「智」と「理」で捉えています。女性的な「情」を交えた文体ではありません。どこまでも覚めた目、その奥で動く自然への敬愛を感じます。

 三十歳を越しての染色家としての出発、お名前が世に出た頃から30年、私は香港でした。ただただ、草木から染め出され織られる志村さんの織物に惹かれていました。タマネギや紅茶でしか染めをしたことはありません。それでも染まる過程の色が変わっていく様子は感動します。草木染めと簡単のようですが、荒仕事です。木を切る、皮を剥ぐ、煮出す、灰を作る、そして繰り返し染めて色を求めて行く、その先に織りという仕事があります。私には気の遠くなる一工程です。

 どんなに興味があろうと今から始めるわけにはいきません。柔な頭をしっかりとさせ背筋を伸ばしてこの四冊を読みました。なんとも潔い本です。文体が揺るぎなく感じます。大正末にお生まれの志村さん、九十歳をずいぶん超えていらっしゃるはずです。志村さんの著書はまだ数冊あるようです。時間を見つけて読み進めたいと思っています。

 海の向こうから待っていた本が届きました。今日からは頭を緩くしていつもの本読みを始めます。

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チューリップが咲きました。

2021年03月14日 | 

晴、8度、92%

 一日中降り続いた雨は夜半には雨足、風が強くなり昼前にやっと上がりました。植物たちが動き始めています。虫たちも動き始めています。

 裏庭に降りた途端に赤いチューリップが開いているのが目に入りました。咋秋、植え付けたチューリップも全て赤にしました。ただ球根をオランダのものに変えました。昨年の赤いチューリップは日本の球根、赤い色の違いを見たかったのです。新しく植えた球根は50球ほど、昨年春掘り上げた日本の球根は20球ほど植え込みました。どれもすでに大きく成長して、オランダのものは全て花芽をつけています。第一号はやや短い茎に大きな花をつけました。外の花びらはグリーンがかすかに残っています。どのチューリップも普通の赤いタイプです。桜とは違った春の息吹をチューリップには感じます。日に日に開いてくれるはずです。夕方の散歩時、よそのお宅のチューリップたちも開き始めていました。

 最後の「椿」がふっくらと開きました。 「月桂樹」の花も小粒ですが香りよく咲きました。 この小さな花はミツバチが好きな花です。

  「セージ」がいくつも蕾をつけています。柔らかな紫の花が咲くのももうすぐです。

  「ポリッジ」はこぼれ種で晩秋から見事な葉をつけていました。雪にも負けずに春を迎えました。昨日見ると真ん中にたくさんの花芽が出ています。「ポリッジ」は蜂を集める花です。いちごの人工授粉をしなくていいようにいちごの鉢を「ポリッジ」のそばに置きました。

  何ヶ月待ったかしら?「シンビジューム」です。昨年の夏の終わりに3本花芽が出ました。冬になり家に入れましたが、水遣り、日光浴に時々外に出しました。その時、一番大きく育った1本を折ってしまいました。自分の丁寧でない扱いが折角の花を台無しにしてしまいます。やっと2本目の開花です。

 昨年友人からいただいた「デンドロデューム」も緑の花芽をつけています。 

  「オダマキ」は小さいながらいくら見てもため息の出る美しさです。まだまだ花が咲きます。

 たくさんの発見で大喜び、風で落ちた葉っぱをかき集めていると、枯芝の陰に桃色が小さく見えました。地面にしゃがんで、枯芝をそっと開くと、「タイツリソウ」です。 茎はまだ数センチなのにあの可愛い花をすでにつけています。冬の間は葉も茎も枯れて何も無くなったかのように見えました。約束を守る植物たちが春を連れて来てくれています。

 一雨ごとに花は膨らみ、新たな新芽が出てくると思います。昨日の午後はたくさんの喜びを庭からもらいました。

 

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桜の開花宣言

2021年03月13日 | 日々のこと

雨、12度、92%

 福岡地方、昨日「桜の開花宣言」が出されました。全国で2番目だそうです。予想では全国で一番早く宣言が出されるはずだったとか。昨日の地方ニュースでは開花の状態を観察する気象庁の職員を取り囲むように報道陣が取り巻いていました。

 各県、このソメイヨシノに花がつけば「桜の開花宣言」が出されると桜の木が決まっているのだそうです。気象台近くのソメイヨシノを取り囲む報道陣の中で「5つ、桜の開花が確認されましたので、開花宣言です。」と気象庁の職員の言葉にテレビのこちらで私は大笑い。つまり決まったソメイヨシノに「5つ」桜が咲くと「開花宣言」が出るのです。昨年は「4つ」咲いた後「5つ」目が咲かず「開花宣言」が遅くなったとも気象庁の職員が話していました。これでまた私は大笑い。

 たった一つの桜花が咲く咲かないでこれほど大騒ぎをするものかしら。全国で2番目だというだけでがっかりするのにも驚きます。桜が好きなのは良くわかります。「でもね。こんなに神経質になるなんて。」とおかしく思います。

 夕方の散歩時、近くの桜を見上げると「5つ」以上咲いていました。「この桜が観察の「ソメイヨシノ」ならとっくに福岡は開花宣言が出ていたわね。」とココと歩きながらまた大笑い。あと十日もすれば満開を迎えて、月末には葉桜になる予報です。私は「小学校」「中学校」「高校」「大学」と桜の咲く下を通って入学式を迎えました。半世紀も前の話です。半月近くも桜のピークが早くなっているのです。気象変化は着実に進んでいます。

  4年前の我が家近くの桜の写真です。モモです。まだ元気でした、日付は三月二十九日。香港には桜がありません。この桜の満開を見せてやりたいとずっと思っていて、その願いを果たすことが出来ました。この桜を見るたびに、モモと歩いた桜の日々を思い出します。

 今年ももうすぐこの桜の満開を迎えます。毎日お散歩はこの桜の下の道になります。ココと桜花の匂いを胸いっぱいにする日はもうすぐです。

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ショウキラン、ハッカ草、タイム、蕗をいただきました。

2021年03月12日 | 庭仕事

曇、13度、70%

 温かさが増してくると用事もないのに庭に出ることが増えます。新芽の様子、開き始めた蕾の様子、この春の新しく植え付けるものを考えたり、楽しい時間です。

 昨日、鉢植えが4つも入った荷物が届きました。「植物」と書かれた荷物を心なしか郵便屋さんは大事に手渡してくれました。箱一杯きっちりと動かぬように鉢植えが入っていました。前日、「ショウキラン、ハッカ草、タイム、蕗」を送りますと連絡があり楽しみに待っていました。「ショウキラン、ハッカ草」は初めて育てるものです。

 お天気上々、早速庭に地植えを始めました。「ショウキラン」は日陰の風通しの良いところと教えてくださっていたので、前日から座敷側の片隅にと決めていました。 黄色い花が咲くそうです。花が咲く秋に縁側から眺めるとそこだけが明かりを灯したように明るくなるだろうと想像します。

 「ハッカ草」?どれかな?「ミント」が一株あります。一人で大笑い。「ミント」は「ハッカ」です。「ハッカ草」とメールをいただいたので「ミント」とは別物と思っていました。我が家の「ミント」は昨年の夏以来ややお疲れ気味です。早速、ハーブの脇に入れました。 枇杷の木下のハーブの一角は、「イタリアンパセリ」と「パクチー」「パセリ」「オレガノ」が大きく成長しています。初夏までこの状態が続きます。3年前、「オレガノ」に駆逐された「タイム」です。いただいた「タイム」は枇杷の木の裏の離して植え込みました。

 この家には小さい頃「蕗」が季節になると毎年グッと茎を伸ばしました。母と刈り取って、筋取りをして爽やかな香りとともに「蕗」を食べました。子供の頃も今も「蕗」の筋取りが大好きです。以前はどこに「蕗」があったのか思い出せません。送り主からは繁殖力の強さを聞いています。枇杷の木の裏はポツポツと「大葉」がこぼれ種で芽吹いています。スペース十分、塀際に植え込みました。今年「蕗」が食べれるかしら?

 今日から運良く雨が降ります。しっかりと我が家に根付いてくれると思います。種を始め植物をいただくのは嬉しい、手はかかっても食べる楽しみもあります。せっせと動く私を横目にココは陽だまりでお昼寝です。 青い空を見上げて「ありがたいなあ」と友人に感謝します。

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