チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

トリフ(きのこ)入りチーズ

2021年12月21日 | チーズ

小雨、11度、66%

 クリスマス前は町中に物がいっぱいで、赤に緑に金色がピカピカしていて心が弾みます。小さかった頃も、結婚してお金がなかった頃も、香港のイルミネーションを満喫していた頃も、家族と離れて迎えるクリスマスも私はそれぞれ楽しく感じます。プレゼント用の商品が店頭に並べられ、行き交う人の顔も朗らかです。

 クリスマスの季節の食べ物も店には並び始めました。クリスマス用ではありませんがチーズの輸入量がこの時期は増えるようです。いつもは品数が少ないと思うチーズコーナーに珍しいチーズを見つけました。高価なきのこ「トリフ」が入ったチーズです。小さなきのこが10グラムほどで3,000円ほどもします。豚が見つけるというきのこです。高級料理店で薄くスライスして出されますが、「どこが美味しいの?」と味のないきのこだと思いました。「トリフ」は味ではなくてその匂いです。匂いがご馳走なのが「トリフ」だと知りました。その匂いが嫌いな方もいるはずです。

 私でも買えるほど手頃な値段の「トリフ」入りチーズを買いました。 家に帰るなり早速封を切ります。白カビのチーズです。薄紙を外すと、カマンベールと同じような匂いがします。「トリフ」の匂いは?と思い急ぎ切り分けました。チーズの中央に黒いブツブツが見えています。「黒トリフ」ですがブツブツのみ。切っても「トリフ」は匂いません。口に含みやっと微かに「トリフ」らしき匂いを感じました。お値段がお値段ですから仕方ありません。チーズの裏書に気になる文字を発見、「香料」です。香料を足してもほとんど匂わない「トリフ」です。大笑い。でもチーズの熟成は程よく美味しいものです。外側はしっかりと中は柔らかく口溶け良い白カビチーズです。

 微かに「トリフ」が香る白カビチーズ、クリスマスを待たずに食べてしまいそうです。 チーズをお皿に移すと、綺麗だなあと思うことが多くなりました。この「トリフ」チーズは男前ではなく優しい天女のようにみえます。

 クリスマス、いつものチーズを用意しましょう。

 

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庭のレモンでレモンリキュールを

2021年12月20日 | 日々のこと

曇、5度、68%

 庭のレモンが今年も豊作で1週間前には「レモンリキュール」を仕込みました。イタリアの食後酒で知られている「リモンチェロ」の作り方を参考にしました。南欧のレモンは大きくて皮が厚いのだそうです。我が家のレモンも大きいのですが皮は薄い品種です。「リモンチェロ」はレモンの皮だけを使うのがイタリアの作り方です。1リットルのアルコールに対して8個のレモンを使いました。レモンの皮を薄く薄く剥き、白い部分は苦味が出るので取り除きます。その皮だけを純度の高いアルコールに1週間浸けました。 アルコールにレモンの色と香りを移します。アルコールは黄色がかり蓋を開けると爽やかなレモンの香りがしました。これを砂糖を溶かした水で割り、アルコールを足したら出来上がり、という簡単なのもです。砂糖水で割ってすぐにでも飲めるのですが、1週間ほど置くと味が落ち着いてきます。

 砂糖は本来「グラニュー糖」を使うのですが、私は「蜂蜜」を使いました。そのせいで出来上がった「リモンチェロ」はペールイエローでなくブラウンを帯びたものになりました。「グラニュー糖」だと透明に近い黄色です。市販の「リモンチェロ」は黄色の色が強く感じます。売り物には黄色の染料を足したものもあるそうです。黄色い色と香りが売りの「リモンチェロ」はグラスに注ぎその色香を楽しみます。口に含むと爽やかな甘さです。甘みが強いので飲みやすいのですが、アルコール度30%以上ですから、飲み過ぎには要注意。

 出来上がった「リモンチェロ」瓶に移し替える時、一口舐めました。「うんうん、この味。」美味しくなるまで待ちます。 アルコール抽出に使ったレモンの皮、色も香りもまだ十分使えます。お菓子作りに使いましょう。だって庭のレモンです。レモンの皮はジュースを使うより効果的に香りを楽しめます。でも白い部分にはくれぐれもご注意を、苦味を含んでいます。昨年作った「レモンジャム」、大量に作ったため最後は疲れて白い部分が混入しました。出来上がりは苦い「レモンジャム」になりました。年末には小さなグラスで庭のレモンリキュール「リモンチェロ」を楽しみます。

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アナログ時計を使いたいのだけど

2021年12月19日 | 日々のこと

雨、6度、62%

 発売以来5年以上、Apple Watchを使ってきました。まさか自分がデジタル時計を使うとは思ってもいませんでした。以前は走りに出るときに「アイホン」を持って出かけていました。記録を残すためです。携帯を手に持って走るのは意外に厄介でした。そんな時Apple Watchが発売されました。GPS機能付きで記録は自動的に「アイホン」に同期します。今使っている第3世代ですら、電話を取ることも、メッセージに音声で返事を返すことも、手元に「アイホン」がなくてもできます。家に「アイホン」を忘れてもApple Watchで大概の要件はすみます。運転中も応答できます。便利です。

 「アナログ時計」が好きです。デジタル時計には目も向かなかった頃には10数個も持っていました。この数年、整理して今は本当に大事な3個だけとなりました。最近、Apple Watchは走るときだけにして普段はアナログ時計に戻そうかと考え始めています。大事な時計を使ってやりたい、時を刻むのが伝わってくる「アナログ時計」を身に感じていたいと思いからです。でもどうしても踏み切れずにいます。

 便利さだけでなく、 これがその原因です。手首をあげると300枚近く入っているモモの写真が次々に出てきます。左手首にはいつもモモが一緒です。この安心感、どんなん時でもすっとモモの姿が見れるのは便利さ以上にありがたいことです。

 Apple Watchを走る時だけにして普段は残3つのアナログ時計を使うならキリよく元旦からにするつもりです。あと10日、時計を切り替えるか小さなことですが今年の私の最後の懸案です。

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ビオラの定植

2021年12月18日 | 庭仕事

曇、4度、66%

 この夏は暑さが続きました。「ビオラ」の種蒔きが遅くなりました。種を蒔いて2週間以上も芽が出ません。出てきたと思ったら、次々に溶けてしまいます。来春は「ビオラ」が庭に見られないかもしれないと危惧しました。10個ほどの芽がやっと定植できるほどになりました。今日から急激に気温が下がるというので昨日の午後、急遽定植に踏み切りました。

 日向に出す、雪、霜を避けるのにもいいように地植えではなく木のポットに植え替えました。福岡特有の日本海側からの北風が強い中、ココさんがずっとそばで監視です。 「寒いからお家に入りなさい。」と言ったらこの顔。

 種蒔きから数ヶ月、どの苗が何色だったかも忘れています。今年で4年目のビオラの種です。毎年交配するのか、色が変わって行きました。昨年は巨大株まで登場しました。種蒔き、育種の面白さを垣間見ます。

 定植後、夕方の散歩に出ました。強風に混じって雪が降り始めました。福岡の初雪です。夜にはぼってりした雪にかわりました。積もりはしません。

 一晩中、風の音と一緒に休みました。今日は厳しい寒さだそうです。この「ビオラ」のポットを毎日眺めながら、花咲く3月を思い、ココさんと冬を過ごします。

 

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三つ葉の小皿 ウェッジウッド カントリーウェアー

2021年12月17日 | 身の回りのもの

曇、11度、62%

 食器棚を見ると、コロナがはじまって以来使わない食器が目立ちます。装飾的なものテーブルの真中に置く大皿などなど。片隅に目をやると「ソルトアンドペッパー」「マスタード入れ」を乗せたままの小皿が目につきました。そもそも「ソルトアンドペッパー」すらあまり使いません。この食器はウェッジウッドの「カントリーウェアー」というシリーズです。「辛子入れ」をどなたかに頂いたのをきっかけに結局ティーセットもディナーセットも全て揃えてしまいました。30年近く、女性が集まるお昼の食卓にはこの食器を使ってきました。白ですがキャベツの葉のような地模様があります。求めてすぐ後、このシリーズは製造が中止になりました。

 上に乗ってる「辛子入れ」などを取り除くと、 三つ葉の格好です。あらあら、形すら忘れていました。食器棚に戻す前に使ってみようと、 レモンクッキーをのせました。「マカロン」を色違いでのせたらよかったなあ。

 蓋つきの大きな「スープチューリン」や「カバードベジタブル」と呼ばれる温野菜を入れる器など大勢でないと食卓に上がらないものがあります。この年末年始も食器棚の中です。食器を見ていると、食卓を囲んだ懐かしい友人たちの顔が浮かびます。「人を思い出す」、慌ただしい年末心が温かくなるひと時です。

 

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戻りカツオとルッコラ、ディル

2021年12月16日 | 昨日のお昼ご飯

曇、10度、68%

 魚屋のおじさんが「戻りカツオが脂がのって美味しいよ。」と店先で大声を張り上げています。12月でも「戻りカツオ」がやってくるのも温暖化からだそうです。お刺身用にさく取りされた「カツオ」を見ると美味しそう、今年は「カツオ」をあまり食べていませんでした。そこで皮付きでさくを1本売って貰いました。家に帰り、適当に串を刺してガスレンジで周りに火を通します。私のお手軽「カツオのたたき」です。いい具合に脂が乗っているので、ガスレンジを汚してしまいました。氷水で締めたら出来上がり。「たたき」は表面を殺菌して中は生です。考えられた調理法だといつも感心します。「カツオ」を食べれるようになったのは20代からでした。母の実家は高知県、母が帰省すると夕方には必ず「カツオのたたき」が海に面した隣町の魚屋から届きました。あの頃は一切れも食べられませんでした。「気持ちが悪い。」食べ物でした。

 焼きあがった「カツオ」を庭の「ルッコラ」「ディル」と合わせます。 「カツオのたたきサラダ」です。でも「ルッコラ」「ディル」を使うのには訳があります。私にとって「ルッコラ」も「ディル」も大事な薬味です。庭に「シソ」の葉がなくなるとお刺身の時には「ルッコラ」「ディル」が登場します。「ルッコラ」の苦味、「ディル」の清涼感は口の中を整えてくれます。「けし粒」「岩塩」を振って、オリーブオイルに浸して食べました。

 葉物野菜が好きではありません。一年中、庭にある「ハーブ」と呼ばれるものが私の野菜の主体です。寒さに向かい秋蒔きの「ハーブ」たちは根を張り、大きく育ちます。食べても食べても葉を茂らせてくれます。雪を払って「ハーブ」を摘むのも楽しみです。若かった頃は「カツオ」一匹、たたきにしていました。まだ日本を離れる前のことです。回遊魚の「カツオ」は香港に回ってくる頃にはすっかり脂が抜けて美味しくなかったなあと思い出します。お魚がますます美味しい季節を迎えます。魚屋の前を通るのが楽しみです。

 

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レモンの収穫 リモンチェロ、レモンクッキー

2021年12月15日 | 日々のこと

晴、6度、70%

 庭のレモンの収穫時になりました。昨年ほどではありませんが、今年も50個は黄色い実がつきました。二度甘い香りの花を咲かせます。小さな小指の先ぐらいの緑のレモンが大きく育ちます。生で使う分を残して、まずは全国の友人たちのところへ飛びました。北海道、本州中部、四国。昨年はたくさんの「レモンジャム」を作り保存しました。今年はイタリアのリキュール「リモンチェロ」を作ります。

 黄色くて甘い「リモンチェロ」は食後酒です。香りと甘さでつい飲み過ぎますが、小さなグラス一つでやめないとアルコール度数が高いのでいい加減酔ってしまいます。グラスの中の黄色い液体は蠱惑的です。 「リモンチェロ」のレシピはこの本から、そうです、ピンクのグログランの栞がついていたのはこの本です。難しくはありません。レモンの皮だけをアルコールに浸けて、「香り」「色」を抽出します。これを砂糖水で割って出来上がり。現在抽出中です。 レモンの実やジュースは使いません。ジュースは絞って冷凍保存します。

 今年は焼き菓子にもレモンを使います。私のおやつです。「レモンクッキー」にはレモンピールをたくさん入れてジュースもちょっぴり加えて焼きました。 いい香りが台所に流れます。レモンの酸っぱさにバターやお砂糖がうまく調和しています。いただいた「ココア」の缶に早速しまいました。

 先月焼いた「パネトーネ」には必ず家のレモンピールを入れます。焼き菓子にレモンピールを少し忍ばせるとバターの重みが和らぎます。せっせとレモンピールを冷凍します。

 黄色い実はまだ重そうにレモンの木にぶら下がっています。あとはゆっくりと料理にも使います。「リモンチェロ」完成するのはあと2週間後です。今年最後の一杯は「リモンチェロ」で締めくくりましょう。

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うずら豆、とら豆、緑豆

2021年12月14日 | 日々のこと

晴、4度、76%

 毎日「お豆」を食べます。蒸しただけの時もあれば、ほんのり甘く炊いたり、サラダ、スープ、カレーと「お豆好き」です。友人たちは変わった「お豆」を見つけると送ってくださいます。香港時代、世界中の「お豆」を食べたつもりでしたが、知らない「お豆」がまだあります。

 先日、「うずら豆」と「とら豆」をいただきました。身近にある「お豆」です。珍しい「お豆」ばかり食べていて、帰国以来「金時豆」や「うずら豆」を食べていなかったことに気付きました。早速、昔ながらの甘煮にして食べました。

 見た目も豆の質も似通っている「うずら豆」と「とら豆」ですが、香りも味も違うことを知りました。 「とら豆」はやや硬めのしっかりしたお味です。見出し写真の「うずら豆」は煮崩れてしまうほどの柔らかさ、懐かしい豆の香りがしました。「煮豆」を食べると日本人だと自覚します。

 数日前、香港の主人から「緑豆」が送られてきました。 日本ではあまりお馴染でない「緑豆」ですが、中華圏では薬効が高いとされて日常に食されています。「解毒」、体の不要物を出す働きがあるそうです。「緑豆」を使ったお汁粉が夏は冷たく、冬は温かく出されます。卵の白身が浮いている「緑豆」の汁粉、昆布が浮いている「緑豆」の汁粉、湯葉が浮いている「緑豆」の汁粉、どれも初めて見たときにはその組み合わせに驚いたものです。

 緑豆の袋の裏側、 値段が貼られています。「1斤」、12ドル。4年前までは市場で買い物をするときには「グラム」ではなく「斤」や「両」を使かっていたことを思い出しました。思わず値段表を撫でました。「1斤」600グラムの「緑豆」です。お汁粉、カレーなんでもござれの「小豆」に似た「緑豆」です。私の元気は「お豆」のおかげだと思います。今日も美味しく「お豆」を食べます。

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クリスマスの缶

2021年12月13日 | クリスマス

曇、10度、60%

 ここ数日届く小包を開けては、ニンマリとして一つ一つ並べているものがあります。「缶」です。空缶ではなくて中にお菓子が入っている「缶」です。送り主は私が中身より「缶」を見て喜ぶのをよく知っている人たちです。もちろん中の物も好きなもの。

  毎年欠かさず「ヨックモック」のクリスマスバージョンを送ってくださる友人があります。香港時代からですから、たくさん「缶」が集まりました。私が昔から持っている「缶」、「ヨックモック」と古い「フォッション」がたくさんです。「缶」の質、絵柄が気に入っています。使い勝手もいい「缶」です。

 次に届いたのが、香港の主人から。「缶好きの真奈さんに」と  手のひらより小さな本型の「缶」です。 中にはチョコレート。クリスマスにもらう上質な「チョコレート」は体も温まります。人物の部分は立体的になっています。この「缶」に何を入れて手元に置こうか、机周りの手紙のシール入れ?手芸の大事な小物?お菓子の型抜き?まだ決まりません。

  そして昨日友人から届いたのが、「バンホーテンココア」の今年の特別バージョンの「缶」です。この「缶」を実は探していました。今年2つのデザインで出されました。「カルディ」でも売られている「白猫」の絵とこの「アムステルダムの冬の景色」でした。「白猫」はまだ売られています。買いそびれた「冬景色」の方は夏前にはどこにも見当たりませんでした。すっかり諦めていたら、やってきましたよ!昨日友人にはお礼を出しただけです。どうやって入手したのか、今日尋ねてみるつもりです。 アムステルダムの運河沿いの家に雪が降っているデザインです。10年ほど前の今頃、こんな景色の中を「ゴッホ美術館」へ急いだ思い出が蘇る「缶」です。もちろん、好きなバンホーテンココアです。小振りな200グラム入りの「缶」はすでに入るものが決まっています。今日焼く「レモンクッキー」です。クッキー用の缶を主人が香港に持って行ったまま2年近く、ガラスのジャーに入れていたクッキーを今日からこの缶に入れます。

 送り主の方達、私の弱いところをよくご存知です。収集しているのではなく毎日の生活に使う大好きな「缶」です。

 

 

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孫へのクリスマスプレゼント

2021年12月12日 | クリスマス

曇、14度、84%

 クリスマス前、プレゼントを探すのは楽しみの一つです。こんな物いいなあと思うと半年前ぐらいから買い置きます。7歳の孫娘がいます。孫は一人だけ、生まれて以来クリスマスプレゼントは欠かしません。でもこの私、「トイザらス」も「西松屋」にも一度も行ったことがありません。そんなプレゼント探しです。

 孫娘、「バターチキンカレー」が好きです。「バターチキンカレー」なんてものがあることは帰国して知りました。インド人が作ってくれる「間違いなくインドの味」と驚いたお店で黙々と「バターチキンカレー」を食べる孫娘を見ました。まだ5歳の時でした。誰にも渡しません。一人でモクモク。

 面白いものを見つけました。「バターチキンカレー」の本です。この本を読みながら「バターチキンカレー」を作るという趣向です。 「GABAN」のスパイスが本の後ろに付いています。ルー状のものを溶かして作るカレーではありません。スパイスをミックスして作るカレーです。

 日本で「スパイスカレー」という言葉を目にし耳にします。私、「???」といつも思います。カレーってスパイスじゃない、たとえルー状のカレーでもスパイスをミックスして作っているのになあと不思議な言葉だと思います。一つ一つのスパイスの香り、それが混ざってあのカレーの香りが出て来ます。あのカレーの味が作られます。孫娘がこの小袋のスパイスの封を切った時、その匂いを胸に深く吸い込んで欲しいと思います。孫の家の台所で家族と一緒に「バターチキンカレー」を作る孫娘を想像します。幸せな香り、幸せな味になって欲しい。

 我が家の小さな家族5人が勢揃いしてご飯を食べたのは、「バターチキン」を食べたインド料理屋さんが最後だったと思い出しました。本物のバスマティライスが出てきます。「今度いつみんなで行けるかしら。」そんな思いを込めた孫へのクリスマスプレゼントです。

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