小雨そぼふる日(一昨日)、こんな日は横浜散歩が似合うとぶらぶら出掛けてみました。関内駅で降りて、みなと大通りを港に向かって歩いて行くと、開港記念会館の、赤煉瓦の古風な建物がみえてきます。横浜はそろそろ開港150年を迎えますが、この建物は開港50年記念に建てられたそうです。その建物の横に、なにかの碑が。岡倉天心生誕地の碑でした。今まで気づきませんでした。五浦の天心記念美術館には何度か行きました。開港記念会館に入ってみましたが、公会堂なので、何も展示していませんでした。

そうだ、開港資料館なら、なにかやっているはず。県庁の横を抜けて資料館に。やっぱりやっていました。ハリス展。先週、下田へ、先日、横須賀へ、黒船のあとばっかり追っています(笑)。ハリスの写真など、めずらしい資料がいっぱい。ふむふむなるほど。

ここは、日米和親条約が結ばれたところ。この玉楠が何でも知っています。

付設の喫茶店ペリー(笑)でランチをいただき、また雨の中、海岸通りをみなとみらい方面に歩く。県警本部には用がないので寄らず(笑)、その先の日本郵船歴史博物館に。

ここは2度目なので、常設展はチラリと観て、特別展の”豪華客船の食/大正から昭和まで”をみる。ボクもちょっと経験があるけど、船旅の一番の楽しみは食事です。当時の食事のサンプル(スキヤキまでありました)やコースメニュー(メニューを美術品と考えていたそうで、こったデザインのものでした、扇子にメニューを書いたり)、そして食器(ノリタケ製など)も、船旅のお客がよく泊まったというホテルニューグランドのも一緒に飾ってありました。ふむふむなるほど。客船から陸におりたコックさんたちは、横浜や神戸といった港町でお店を開いたそうです。その”郵船式”を今も伝えるお店がいくつか紹介されていました。横浜では洋菓子の”横浜かをり”、”浜志まん(じまん)”です。こんど覗いてみよう。
資料室というのがあって、初めて入ってみた。社史とか客船関係の資料とか、読む気のおこらないものばかりでしたが、ひとつだけ、面白そうなのが。”電信暗語書”です。電報代を節約するための(一部秘密をかくすための用途もあったそうですが)もので、暗語3文字の意味を何百ページに渡って表示してあるわけです。アアアから始まってアイイとゆうふうに。ですから面白い暗語もいっぱいあります。
シニア:主席一等航海士;キモイ:契約;オシリ:御宅;オシメ:御;ニチフ:二等二人床室等々。
シニア・オシリ・キモイの電文がきても驚いてはいけません。主席一等航海士の住宅の契約が済んだ、という意味なのです。この本をみてれば、1週間ぐらい遊べます。遊んだあとは、馬車道の方に入り、歴史博物館へ。郵船の建物も歴史的建造物ですが、ここもそうで、旧横浜正金銀行本店本館です。

ここで、ハマ焼き(開港ころの横浜発輸出用陶磁器)の展覧会をやっているはずだと、入ってみると、”ちょっと前に終わりました”とのこと。ザンネンムネン。でもせっかくだからと常設展を。数回きていますが、すぐ忘れるので、いつも新鮮(爆)。鎌倉関係が結構あるのがうれしい。円覚寺舎利殿の内部(複製ですが)に入ったり、浄光明寺の、足をくずした気楽な菩薩座像(これも複製ですが)をみたり、埴輪や土器をみたり、結構楽しんでしまいました。
伊勢佐木町の老舗デパート、横浜松坂屋(元治元年創立、野沢屋呉服店が前身)がいよいよ閉店になるというので、のぞいてから帰りました。

そうだ、開港資料館なら、なにかやっているはず。県庁の横を抜けて資料館に。やっぱりやっていました。ハリス展。先週、下田へ、先日、横須賀へ、黒船のあとばっかり追っています(笑)。ハリスの写真など、めずらしい資料がいっぱい。ふむふむなるほど。

ここは、日米和親条約が結ばれたところ。この玉楠が何でも知っています。

付設の喫茶店ペリー(笑)でランチをいただき、また雨の中、海岸通りをみなとみらい方面に歩く。県警本部には用がないので寄らず(笑)、その先の日本郵船歴史博物館に。

ここは2度目なので、常設展はチラリと観て、特別展の”豪華客船の食/大正から昭和まで”をみる。ボクもちょっと経験があるけど、船旅の一番の楽しみは食事です。当時の食事のサンプル(スキヤキまでありました)やコースメニュー(メニューを美術品と考えていたそうで、こったデザインのものでした、扇子にメニューを書いたり)、そして食器(ノリタケ製など)も、船旅のお客がよく泊まったというホテルニューグランドのも一緒に飾ってありました。ふむふむなるほど。客船から陸におりたコックさんたちは、横浜や神戸といった港町でお店を開いたそうです。その”郵船式”を今も伝えるお店がいくつか紹介されていました。横浜では洋菓子の”横浜かをり”、”浜志まん(じまん)”です。こんど覗いてみよう。
資料室というのがあって、初めて入ってみた。社史とか客船関係の資料とか、読む気のおこらないものばかりでしたが、ひとつだけ、面白そうなのが。”電信暗語書”です。電報代を節約するための(一部秘密をかくすための用途もあったそうですが)もので、暗語3文字の意味を何百ページに渡って表示してあるわけです。アアアから始まってアイイとゆうふうに。ですから面白い暗語もいっぱいあります。
シニア:主席一等航海士;キモイ:契約;オシリ:御宅;オシメ:御;ニチフ:二等二人床室等々。
シニア・オシリ・キモイの電文がきても驚いてはいけません。主席一等航海士の住宅の契約が済んだ、という意味なのです。この本をみてれば、1週間ぐらい遊べます。遊んだあとは、馬車道の方に入り、歴史博物館へ。郵船の建物も歴史的建造物ですが、ここもそうで、旧横浜正金銀行本店本館です。

ここで、ハマ焼き(開港ころの横浜発輸出用陶磁器)の展覧会をやっているはずだと、入ってみると、”ちょっと前に終わりました”とのこと。ザンネンムネン。でもせっかくだからと常設展を。数回きていますが、すぐ忘れるので、いつも新鮮(爆)。鎌倉関係が結構あるのがうれしい。円覚寺舎利殿の内部(複製ですが)に入ったり、浄光明寺の、足をくずした気楽な菩薩座像(これも複製ですが)をみたり、埴輪や土器をみたり、結構楽しんでしまいました。
伊勢佐木町の老舗デパート、横浜松坂屋(元治元年創立、野沢屋呉服店が前身)がいよいよ閉店になるというので、のぞいてから帰りました。