昨日は父の日で、今日、6月16日は”無色の日”です。616、ムイロ(無色)です(笑)。で、”無色”の話題を。
水谷豊さんは無色の人だ、だいぶむかし彼の出演するテレビドラマをみてそう思ったことがあります。前のドラマでは、なよなよした女っぽい役柄を演じていたかと思うと、次ぎのドラマでは強面の人になっている、それも中途半端ではなく、水谷さん自身が、真からそういう人物であるように思わせていたのです。こんなことは強い個性をもつ人にはできない、”無個性”な、どんな色にも染まる無色な人しかできないのではないか、そうだきっと、彼は無色の人だ、と思ったのでした。その後の彼の俳優としての活躍はいうまでもありません。現在も、水谷豊さん主演のドラマや映画が大変な人気です。劇場版”相棒”もボクもそのうち観にいきたいと思っています。”無色”は、一流の俳優さんの条件なのかもしれませんね。
無色でいたいけど、回りがそうさせてくれない俳優さんも多いと思います。寅さんシリーズで大当たりをしてしまった渥美清さんなんかはその典型だと思います。喜劇だけではなく、もっと色々な役をやってみせてもらいたかったですね。
俳優さんに限らず、ボクら一般人でも、一度、こういう人だとレッテルを貼られると(あるいは自分でこうだと決めてかかると)、なかなかそこから抜け出せず、大きな飛躍ができないことがよくあります。きっと、ボクらの心の中も、地球上の生き物と同じで、”多様性”が自然であり、それを認めないと(それを基にしないと)、本当の力を発揮できないのでしょう。
。。。。。
”無色の植物”はいるだろうか、今朝の散歩で考えてみました。白色の花とか葉っぱならいくらでもいるけど、白色は無色ではない、れっきとした色です。透明でなくてはならない、そう考えるとなかなか浮かんできません。そうだ、あの植物はと思いついたのは、先々週、目黒の自然教育園でみた、あの植物です。100%透明ではないけれど、かなりの部分、透明な(?)この蕗(ふき)でした。
だいぶ、すかすかでしょ(笑)。たぶん虫に食われたのでしょう。でも、へこたれていません、とても元気です。ボクはこれをみて、あのアンパンマンのことを思い出しました。お腹をすかした子をみつけると、アンパンマンは自分のおいしい頭を食べさせてあげます。頭を喰われたアンパンマンは元気に飛び立ち、パン工場で頭をつくり直してもらい、また腹ぺこな子を助けにいきます。
このふきも、きっと植物界のアンパンマンに違いないと思いました。はらぺこ青虫をみつけると、ボクの葉っぱを食べなさいと身を差し出すのだと思います。それでなくては、こんなに穴ぼこがいっぱいあくほどにはなりません。たいていの植物は虫のいやがる味になったり、いやな臭いを出したりして、虫に食べられないようにしています。その点、この蕗はそんなことはせず、自分を犠牲にして虫の子供を育てている、とてもえらいと思います。ボクも四国88カ所お遍路巡りなどの修行をして、いつの日かこういう人になりたいです(汗)。
でもこの話は、”無色の日”の話題としては少し、無理がありますね。むしろ、自然教育園を訪れた日、6月4日の”ムシの日”の話題にすれば良かったかもしれません。そちらに回しても、ムシ(無視)されるかもしれませんが。
水谷豊さんは無色の人だ、だいぶむかし彼の出演するテレビドラマをみてそう思ったことがあります。前のドラマでは、なよなよした女っぽい役柄を演じていたかと思うと、次ぎのドラマでは強面の人になっている、それも中途半端ではなく、水谷さん自身が、真からそういう人物であるように思わせていたのです。こんなことは強い個性をもつ人にはできない、”無個性”な、どんな色にも染まる無色な人しかできないのではないか、そうだきっと、彼は無色の人だ、と思ったのでした。その後の彼の俳優としての活躍はいうまでもありません。現在も、水谷豊さん主演のドラマや映画が大変な人気です。劇場版”相棒”もボクもそのうち観にいきたいと思っています。”無色”は、一流の俳優さんの条件なのかもしれませんね。
無色でいたいけど、回りがそうさせてくれない俳優さんも多いと思います。寅さんシリーズで大当たりをしてしまった渥美清さんなんかはその典型だと思います。喜劇だけではなく、もっと色々な役をやってみせてもらいたかったですね。
俳優さんに限らず、ボクら一般人でも、一度、こういう人だとレッテルを貼られると(あるいは自分でこうだと決めてかかると)、なかなかそこから抜け出せず、大きな飛躍ができないことがよくあります。きっと、ボクらの心の中も、地球上の生き物と同じで、”多様性”が自然であり、それを認めないと(それを基にしないと)、本当の力を発揮できないのでしょう。
。。。。。
”無色の植物”はいるだろうか、今朝の散歩で考えてみました。白色の花とか葉っぱならいくらでもいるけど、白色は無色ではない、れっきとした色です。透明でなくてはならない、そう考えるとなかなか浮かんできません。そうだ、あの植物はと思いついたのは、先々週、目黒の自然教育園でみた、あの植物です。100%透明ではないけれど、かなりの部分、透明な(?)この蕗(ふき)でした。
だいぶ、すかすかでしょ(笑)。たぶん虫に食われたのでしょう。でも、へこたれていません、とても元気です。ボクはこれをみて、あのアンパンマンのことを思い出しました。お腹をすかした子をみつけると、アンパンマンは自分のおいしい頭を食べさせてあげます。頭を喰われたアンパンマンは元気に飛び立ち、パン工場で頭をつくり直してもらい、また腹ぺこな子を助けにいきます。
このふきも、きっと植物界のアンパンマンに違いないと思いました。はらぺこ青虫をみつけると、ボクの葉っぱを食べなさいと身を差し出すのだと思います。それでなくては、こんなに穴ぼこがいっぱいあくほどにはなりません。たいていの植物は虫のいやがる味になったり、いやな臭いを出したりして、虫に食べられないようにしています。その点、この蕗はそんなことはせず、自分を犠牲にして虫の子供を育てている、とてもえらいと思います。ボクも四国88カ所お遍路巡りなどの修行をして、いつの日かこういう人になりたいです(汗)。
でもこの話は、”無色の日”の話題としては少し、無理がありますね。むしろ、自然教育園を訪れた日、6月4日の”ムシの日”の話題にすれば良かったかもしれません。そちらに回しても、ムシ(無視)されるかもしれませんが。