英国スピード社製の水着の効果には驚きましたね。ジャパンオープンで、日本新記録続出、北島康介選手は、従来記録を1秒近く縮める驚異的な世界新記録まで出してしまいました。昨日、水連も認めましたし、間違いなく北京では皆、この水着を着用するようになるでしょう。
さて、ボクはこのスピード社の水着の生地をつかって、お相撲さんのマワシをつくることを思いつきました(笑)。そしていろいろ検討した結果、このスピード社製マワシをつけることにより、相撲の勝負に有利に働くという確信をもつに至りました。でも、全力士がスピード社製のマワシをつけたのでは、ボクの応援する稀勢の里の勝ち星数の増加にはなんら寄与しません。それで、ボクはこのマワシの製造方法だけではなく、稀勢の里だけの限定使用を含めた、特許申請を行うことにしました。以下、その特許申請案です。ご審査をお願いしたいと思います。
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〔名称〕スピード社製水着生地によるマワシの製造法と使用制限等の利用方法
〔特許請求の範囲〕
(請求項1)英国スピード社製水着の生地を用いて、日本国・国技大相撲競技着用着(通称マワシ)を作成することを特徴とする製造方法。
(請求項2)請求項1の生地を用いて、絆創膏類似の布バンドを作成することを特徴とする製造方法、及び、それを医療目的以外に限定使用することを特徴とする利用方法。
(請求項3)請求項1の競技着用着並びに請求項2の絆創膏類似布バンドを、小結稀勢の里寛(本名萩原寛、21才)に限定使用させること特徴とする利用方法。
〔発明の詳細な説明〕
本発明は、英国スピード社製水着の生地の特性、すなわち、軽量、高度締め付け及び低摩擦抵抗等特性を生かし、同生地を用いたマワシ及び絆創膏類似の布バンドの製造に関わるものであり、また同時にそれらの使用を小結稀勢の里寛に限定するものである。
その1
予備的実験により、同マワシは従来のマワシに比して、極めて軽量であり、かつ空気摩擦も低いため、立ち会い速度を0.33秒早めることが分った。とりわけ重量力士にはより効果的であることも実証された。
小結稀勢の里寛が同マワシを着用することにより、フライング的立ち会いを得意とする横綱朝青龍と対等の立ち会いが可能となり、対朝青龍戦勝ち星の増加が期待される。一方、稀勢の里に対し、立ち会いの変化を多用する力士に対しても効果的であり、0.33秒立ち会い速度が速まることにより、相手が変化する直前に相手の左を差すことが可能となる。これにより、琴欧州、安馬に対しては、真っ向勝負ができ、これらの力士に対し、ほぼ100%白星を獲得することが可能である。
その2
同マワシは従来のマワシに比して、極めて締め付け度が高いため、対戦相手がマワシをつかむことを著しく困難にさせる。
小結稀勢の里寛が同マワシを着用することにより、対琴将菊戦には極めて有効に働く。同力士は対戦前にマワシに霧を吹きかけ締め付けをきつくすることを常態としており、より締め付け強度が高い本特許マワシの出現による精神的ショックは、はかり知れない。相撲の勝負においては、肉体的な健康のみならず精神的平安も極めて重要な役割をもつのである。
一方、琴将菊以外の他力士との対戦においても、このマワシは極めて有効にはたらく。すなわち、相手力士は、物理的に、マワシに手指を挿入することが困難になり、もし、無理矢理挿入した場合でも抜けなくなり、骨折するという恐怖感から、対稀勢の里戦には四つ相撲を避けることが予想される。従って対戦相手は常に万歳状態となり、稀勢の里は、容易に得意の左差し、右上手の組み手が可能となる。これにより、比較的苦手としてきたバルト等欧米系力士や、下位力士の取りこぼしが著しく減少するのである。
その3
絆創膏類似布バンドは、生地そのものの摩擦抵抗が極めて低く、加えて本特許バンドの表面には納豆粉末を特殊加工でコーティングしているため、滑り指数が極めて高い。所謂つるつるするのである。
この絆創膏類似布バンドの利用は、とりわけ突きや押しを得意とする、たとえば稀勢の里が比較的苦手としている千代大海、雅山、豊の島との対戦に効力を発揮する。すなわち、稀勢の里は、対戦前に胸部に当該バンドを貼るだけ良い。対戦力士が最初の突き乃至押しを当該胸部に入れた瞬間に、突き手乃至押し手は、すべり、前のめり状態に陥る。稀勢の里は即座に、相手の首ねっこを軽く上から押すことにより、容易に、突き落としで勝利を得ることが可能となる。
一方、本バンドを腹部に貼ることにより、琴将菊の所謂”がぶり寄り”にも効力を発揮する。すなわち琴将菊の、自己腹部の他者腹部への連続がぶり、おっつけ力は、直線的には作用せず、当該バンドのつるつる性により八方に分散し、威力を発揮できないだけではなく、最悪の場合には、すべって駒のように身体が回り、後ろ向きとなり、ぶざまな恰好で、そのまま土俵外に送り出しで負けてしまうのである。
さらに、本バンドを下肢部に貼ることにより、朝青龍の得意とするケタグリに効力を発揮するし、頬にはることにより、白鵬、朝青龍が多用する張り手にも際だった効力を発揮する。いずれも、相手力士の仕掛けた足(ケタグリ)あるいは手(張り手)が本バンドのつるつる性により、すべり、体勢がくずれることが想定される。これにより、稀勢の里は、容易に有利な組み手になり、最大のライバル、両横綱を倒す確率が一段と高まるのである。
〔要約〕
本特許により、小結稀勢の里寛の勝ち星は、毎場所5勝の上乗せが可能となる。すなわち、毎場所13~15勝はあげられることとなり、優勝も年3回は固く、当然、大関昇進、そして横綱昇進も目前となるのである。横審・内館委員も喜ぶのである。
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