気ままに

大船での気ままな生活日誌

横浜美術館コレクション展にて モンパルナスのキキも居て

2013-10-07 09:19:50 | Weblog
日曜日は、横浜美術館でだいぶ長居をしてしまった。大観展をみて、サッとコレクション展をみるつもりでいたが、ここが面白くて、サッとはいかなかった。おかげで、予定していた神奈川近代文学館の鏡花展に行きそびれてしまった。

コレクション展では、いきなり、このひとが迎えてくれた。モンパルナスの女王、キキ。これでガツーンときてしまったわけ。撮影者はもちろんマン・レイ。キキについては、彼女の自叙伝”キキ”を読んで、昨年その感想文を書いているが、その本の表紙を飾るのがこの写真。もう一枚、マンレイの、キキがあり、こちらは、もう少し時がたってからのもの。






キキといえば、藤田嗣治。キキをモデルにした絵が評判になり、キキもフジタもメジャーになった。
フジタの写真はマンレイでなく、土門拳と木村伊兵衛。

土門のフジタ


伊兵衛のフジタ


フジタの”腕を上げた裸婦”


・・・

そして、別の部屋では木村伊兵衛の”松園”と”清方”




もちろんお二人の絵も。

清方”春の七草””


清方 ”春宵怨”


松園 ”楚蓮香之図”


深水の美女軍団




三大美人画家の絵をみて、にんまりして帰ろうとしたら、ギョギョギョ御舟まで。

”水仙図”


”麦”


にんまりの二乗でぬくぬく帰ろうとしたら大鴉ににらまれ、じぇじぇじぇ。にんまりの十倍返しで追いだされてしもうた。


大観さんがお米の代わりに毎晩飲んでいたいう”酔心”。これを買ってみせびらかし、どうでえ、おまえも飲みたいだろうと、大鴉に百倍返ししてやったのサ。



コメント
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