JR東日本、大人の休日倶楽部のポスター、藤田嗣治の”秋田の行事”をみる吉永小百合さん。そのポスターを追いかけて、もうひと月半
。はじめて見たのは、忘れもしない東京五輪開催があと十数時間で決まるという、9月7日の東京駅構内。あの日以来、逗子駅、茅ヶ崎駅でみつけ、ベストスリーが決まり、そのあと、大船、駒込、上野、辻堂、鎌倉、本郷台とつづき、九つ目まで到達した。さあ、あと一つでベストテン決まりとなっていた。
これまでの順位は、その土地の文化成熟度とサユリストの分布率の高低とほぼ比例しているのデアル。だから、横浜が何故、入らないのか、不思議でならなかった。先日、駅構内を隈なく捜したが、ひとつもない。で、考えられることは、ただ一つ。女性市長が人気のある小百合さまにやきもちをやいて、JR横浜駅にポスターストップをかけたノダ。そういえば、桜木町駅でも石川町駅にもないけれど、市長の目の届かない、はるか遠くの栄区の本郷台駅にのみにありんした。
さて、ベストテンのしんがりを勤めた駅は、どこでしょう。な、ななんと、ダークホース、大穴、意外なところ、JR横須賀線の終着駅、
久里浜駅だったのです!!!
久里浜駅
駅構内のポスター。秋田の行事と小百合#10だけではなく、下に角館の三美人のポスターもありんした。
全体ポスターです。
ベストテン決定!!! おめでとうございます。
東京、逗子、茅ヶ崎、大船、駒込、上野、辻堂、鎌倉、本郷台そして久里浜。
東京駅から始まって久里浜駅で終わる。そうか、横須賀線の始発駅と終着駅じゃん。
これで、ぼくの”秋田の行事と小百合”シリーズは終了します。でも、横浜駅だけは、見つけ次第、号外として報告の予定です。
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”秋田の行事”について、一言。
今年の春、秋田の桜の名所、千秋公園の入り口近くにある、平野政吉美術館でこの巨大壁画をみてきました。秋田の大富豪だった平野政吉は藤田嗣治の絵を好んで蒐集し、美術館をつくるのが夢で、その美術館を飾る絵としてフジタに依頼したのがこの壁画。昭和42年に夢がかない、100万人ほどが訪れたが、今年の6月で閉館となった。9月に秋田県立美術館へ移り、現在公開されている。
藤田嗣治作 ”秋田の行事”
全体像(ギフトショップで買ってきたミニ巨大壁画。今、部屋に飾ってある)
左側の冬の暮らしの場面
中程の竿灯まつり、七夕まつり
右側の山王祭と太平山三吉神社の梵天奉納
。。。。。
久里浜駅、ベスト10入りの貢献者は、”くりはまはなのくに”のコスモスちゃんと幼稚園生です。大田区の幼稚園生、バス6台でやってきました。
白いコスモスが見頃だった。