これで予定が狂ってしまい、結局、仏頭展だけ観て、ターナーは次回までターナー上げ、シャンハイ展はシャン、シャン、ハイと手を打って、これも、次回回し、としたのだった。仏頭展の時間を切り上げればよかったのに、言う人もいるかもしれないが、これも、また面白くて、たっぷり時間を使ってしまった。おまけに、いつもはすぐ美術館に入るのに、この日に限って、大学構内で高村光雲像をみつけたのがきっかけで、芸大銅像巡りをしてしまったのだ。
そしたら、西美にもない、ロダンのバルザックを見つけたし、通称”奥の細道”の小さな原生林の中に岡倉天心像を見つけたのだ。ハマ美の大観展でも飾られているのを観たばかりで、天心さんが呼んでくれたのかも。そのほか、いくつも銅像を見つけたが、ぼくの知らない人ばかり。あとで調べたら、橋本雅邦、安井曽太郎、藤島武二像もあるんだってね。次回、ゆっくり探してみようと思う。
高村光雲像
ロダンのバルザック像。
岡倉天心像。平櫛田中作で、のちに美校教授となり、登下校の際、初代校長の天心先生像に礼をしていたという。
これは国宝仏頭でざんす。
これは、光雲作の老猿でなくて、ほかの作家の天狗猿ざんす。
芸大でバルザックと天心像を見つけただけでうれしかったのに、上野駅構内で、漸く”秋田の行事と小百合”がみつかったのもいとうれしけりかな、カナカナミツカラナイ。
”秋田の行事と小百合”シリーズ第6弾、上野駅。東京、逗子、茅ヶ崎、大船、駒込駅に次いで6番目。この順序は、ほぼ、この地域の文化度、芸術度のレベルに比例しています。上野駅が、ベスト10内に入ってほっ!。横浜、鎌倉はまだでざんす!!明日までにポスター貼ってちょ!
秋田の行事と小百合#6 上野駅