気ままに

大船での気ままな生活日誌

カルガモ日誌(15)ネジバナ、半夏生、桔梗、松本仙翁、初咲きの日に

2016-06-09 22:43:35 | Weblog

こんばんわ。

今日も元気なカルガモ家族を確認しましたよ。ちょうど、川の”中州”で休憩中でしたが、子鴨が重なり合って、数を確認できないということはありませんでした。ただ、ちょっと気になったのは、一羽の子鴨だけが近くで食事中で、よくみると、他の子鴨より小さいのです。これまで、気付かなかったのですが、生育不良のようにみえます。きっと、少しでも、皆に追いつこうと、一生懸命に餌を食べているのではないでしょうか。今後、この子に注意してみていこうと思います。

子鴨五羽は順調に生育しています。二羽、三羽とそれぞれ、寄り添って、お昼寝中。

食事中の一羽。成長が遅れているようにみえます。

。。。。。

この日、浄妙寺のネジバナ・スクウェアで、ネジバナが咲き始めたのを確認しました。

ぼくが名付けたネジバナ・スクウェア(汗)。ここだけにネジバナが群生している。

この日、報国寺庭園の半夏生も半化粧し始めました。

この日、長谷寺では桔梗も咲き始めました。初見です!

なんと、マツモトセンノウ(松本仙翁)も!6月1日に訪問したときは、ひとつも咲いていなかったのに。

一羽の子鴨のことが、ちょっと心配ですが、いろいろな花の初咲きがみられ、うれしかったです。もちろん、浄妙寺、長谷寺の紫陽花も見頃になっていましたよ!それは、明朝に報告します。

では、おやすみなさいまし。ゲロゲロ

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俺たちの国芳/わたしの国貞

2016-06-09 18:03:41 | Weblog

くにくに展がもう終わってしまった。おわってから感想文というのが最近、多い。気が抜けたビールのような文になりそうだが、記録だけでもしておこうと思う。渋谷ブンカムラで開催されていた”俺たちの国芳/わたしの国貞展”は、新宿御苑の八重桜が見頃で躑躅も咲き始めた4月18日にみに来ている。

さすが、ボストン美術館所蔵ということで、保存状態がよく、刷り上がったばかりのような美しい色彩の作品ばかりで、満足。それに後半、こうゆう美術展では珍しい、写真撮影可能コーナー(一章分)があったのが嬉しい。

義理と人情の漢(おとこ)の世界を描く国芳。江戸の男たちがぞっこん。だから、”俺たちの国芳”。

江戸文化の中心は何と言っても歌舞伎。華やかな歌舞伎役者にあこがれる江戸の女子。だから、”わたしの国貞”。

各章のタイトルは、歌舞伎の演目のように設えられている。各章で、二人の作品が競演する。

さて、まずは、撮影可能のコーナー、二幕目の八 当世艶姿考から。ここだけは、国貞の作品ばかり。

藍摺遊女「中万字や内 八ツ橋 わかば やよひ」「姿海老屋内 七人 つるじ かめじ」「松葉屋内 粧ひ わかな とめき」「扇屋内 花扇 よしの たつた」「弥生内 顔町 まつの こなつ」↓文政後期(1825-30)頃の吉原を代表する高級遊女5名。それぞれ禿を従えている図。当時西洋から輸入された化学顔料「ベロ藍」が使用された貴重な作品。

姿海老屋内 七人 つるじ かめじ↓

吉原の高級遊女が禿を引き連れて道中する姿↓江戸町壱丁目扇屋内花扇など

本朝風景美人競べ 相州江ノ島↓

本朝風景美人競 駿河三保↓

そして、国芳の名作も各章にずらり。

一幕目の三、畏怖大海原から

讃岐院眷属をして為朝をすくう図(1組)

一幕目の二 物怪退治英雄譚から

相馬の古内裏

二幕目の四 痛快既知娯楽絵から

荷宝蔵壁のむだ書


ボストン美術館の14,000枚を超える国芳、国貞コレクションから厳選された名品ばかり。1876年のボストン美術館開館以来初の大規模な国芳・国貞展とのこと。

にくにくしほど、すばらしい、くにくに展でした。



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堀切菖蒲園 花菖蒲満開!

2016-06-09 06:36:30 | Weblog

おはようございます。

堀切菖蒲園は、もう、二、三十年前頃に一度だけ訪ねたことがある。もちろん花菖蒲のときと思うが、見頃の時期をはずしていたようで、あまり印象に残っていない。だから、今回もあまり期待していなかった。

京急金町駅から次の駅が柴又。久しぶりに寅さんの町を見学しようかと思ったが、時計は4時を廻っていたし、諦めた。その次の駅が京成高砂で、なんとそこが終着駅。金町線はわずか3駅だけの路線。路線距離は2・5キロというから歩いてもいいくらい。そこから、本格的な(笑)、路線に乗り換え、三つ目の駅が堀切菖蒲園前。”前”というからすぐ前かと思ったら、大間違い。標識があるから、何とか辿りついたが、15分は歩いたのではないだろうか。

そして、公園に近づく。入口までの垣根から、それこそ垣間見る、菖蒲田の風景。これにびっくりぽん。これはすごそう、期待は大きく膨らむ。そして門から入る。目の前に拡がる菖蒲田。気絶してしまいそうな華やかさ。花も真っ盛りだし、それに、菖蒲田がいくつも、十個以上ありそうだし、また、それぞれの菖蒲田の花の密度が、これまでみたことのないようなすごさ。びっちりポン!

2016年6月7日

いらしゃいませ。どうぞごゆっくり。

さあ、どうだ!

どうだ、まいったか。そえぞれの菖蒲田に案内がある。この四番田は三年目(株分け後)のたんぼです、とある。水元公園で勉強した3~5年の株が一番勢いがあると。なるほど。

五番田は今年二年目。

濃密度にびっくり。

品種が200種、株数が6000。

江戸系



あまりに素晴らしく、言葉がない!で、汀女さんの句で締めましょう。

花菖蒲 かがやく雨の 走るなり (中村汀女)

それでは、みなさん、今日も一日、元気で!

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