気ままに

大船での気ままな生活日誌

山王祭の神幸祭・祭礼行列

2016-06-11 22:54:00 | Weblog

こんばんわ。

山王祭とは日枝神社のお祭りで、日本三大祭りの一つに数えられている。あとの二つは京都の祇園祭と大阪の天神祭。大江戸三大祭りというと、山王祭、神田祭、深川祭。ぼくの好きな三社祭がどちらにも入っていないのはおかしいと文句言っても仕方ないので、何も言わない(笑)。とにかく、山王祭は江戸幕府の”御用祭”として位置づけられていたので、格が高いのである。

実は前回も見ている。一年置きの開催なので、2014年である。そのときは、神幸祭の祭礼行列と翌々日に行われる下町連合神輿渡御の両方を観に行っている。神幸祭よりも、下町連合渡御の方が華やかで面白いが、今年はその日、別の遊びの予定があって行けない。神幸祭だけでも是非と。御鳳輦二基・宮神輿一基・山車五基が王朝装束の500名ほどの氏子の奉仕により曳かれる。300mの祭礼行列が都心を20キロ余り、練り歩く。さながら、現代の王朝絵巻ですね。

2016年6月10日

明治神宮御苑の花菖蒲、六本木のルノアール展をみて、日本橋高島屋の前で行列を待った。14時半過ぎにここを行進することになっている。

隊列を待ち侘びる観衆と高島屋の職員。

予定の時間通り、先導車がやってくる。

はじめの山車は、諫鼓鳥(かんこどり)。いさめの鼓ともいう。二代将軍秀忠が末代までこの山車を一番で渡せと命じたという。

高島屋を背景にして、祭礼行列を最後まで撮るつもりでいたが、手前の車線の交通規制が行われないことがわかった。車が邪魔してしまう。仕方なく、向こう側の歩道へ移ったが、それに、随分、手間取ってしまった。その間、獅子頭、鼻高面(天狗)、大真榊等が通り過ぎて行った。そして、そのあと、次々と行列が。

ご神馬。

錦旗。

そして、いよいよ、お神輿登場! 一、二番は御鳳輩、三番目が宮神輿。

さらに続く、行列。

花山車。子供たちが曳いている。


干支山車。今年はお猿さん。

隋神の像(御幣を持った美少年の人形)の山車。


最後は、また干支の山車。

みなさま、ご苦労様。この足袋で3万歩も歩くそうです。

そのあと町内神輿を見て歩きました。明日(6月12日)、町内連合渡御で活躍します。

日本一の神輿!日本橋一丁目の神輿です。

駒札も”日本一”!

八重洲三丁目の神輿。

駒札は旧町名の檜物町。日本橋檜物町といえば、小村雪岱。ここに住んだ。

では、おやすみなさい。げろげろ。

いい夢を!

 

 

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ルノアール展でムーラン・ド・ラ・ギャレット

2016-06-11 10:33:56 | Weblog

明治神宮御苑の花菖蒲のあとは、千代田線で乃木坂まで。そして国立新美術館で開催されている”ルノアール展”へ。初日狙いも考えていたのだが、都合がつかず、そのあとは、会期が長いこともあり、づっと、ご無沙汰していた。ルノアール好きではあるが、今回は何といっても、オルセー美術館の”ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会”に再会したかったから。まさかこの名作が来日するなんて夢にも思ってもいなかった。

その大作は、第4章現代生活を描くの中で大きなスペースをもらって展示されていた。

パリの華やかな街、モンマルトル。その一画に、古い風車(ムーラン)のある場所につくられたダンスホールの名がムーラン・ド・ラ・ギャレット。この店の麦と牛乳の焼き菓子(ギャレット)が人気で、そう呼ばれたとのこと。紳士淑女だけではなく、詩人や画家も作家もやってきて、お酒を飲んだり、踊ったりして楽しんだ。その楽しそうなある日の風景を切り取ったのがこの絵。木立の下で、明るく輝く光の中で踊る人々が生き生きと描かれている。

大画面の中で踊る人たちの数くらいの人々が、この絵の回りに集まっていた。その光景をうしろから眺めていて、観客もまた、このムーラン・ド・ラ・ギャレットのパーティに参加しているような錯覚を起こしていた。それだけ、ぼく自身もこの絵に引き込まれていたということだろう。漱石の”草枕”ではないけれど、ぼくも”画中の人”となっていた。

冒頭に”再会”と言ったが、2012年にオルセー美術館でみているのだ。オルセーも以前は撮影可能だったが、この年には不可となり、展示風景の写真がない。写真があれば、より深く、思い出に残るのだから、どの美術館も、なるべく、撮影可能に努力してほしい。その代わりと言っては、何だが、このムーラン・ド・ラ・ギャレットの跡地の写真は撮ってきているのでご紹介したい。跡地には、古い風車も残されている。

この絵が描かれたという説明版がある。

ムーランルージュ(赤い風車)も近くにある。ここの名物、フレンチカンカンのビデオが展覧会で上映されている。もちろん、ぼくも本物のショーも見ていますよ。

再会できて、嬉しかった。8月22日まで続くようなので、もう一度、ムーラン・ド・ラ・ギャレットに会いに行きたい。

他の作品については、のちほど、紹介する予定です。

 

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明治神宮御苑 花菖蒲

2016-06-11 08:35:01 | Weblog

おはようございます。今日も、梅雨の晴れ間で、暑くなりそうですね。さて、今日はどこへ行こうかと朝からうずうずです(汗)。さて、今朝の話題は、昨日の明治神宮御苑の花菖蒲見物のこと。

2016年6月10日

花菖蒲といえば、なってたって、明治神宮と永年思っていたが、前日の堀切菖蒲園や水元公園の花菖蒲のすばらしさをみてぐらつきはじめていた(笑)。でも、実際、見てみれば、やっぱり、明治神宮御苑が一番だね、になると思っていた。それがそれが・・・

 花菖蒲園の入口からの眺望↑。手前の菖蒲田がご覧の通り。いつもはここも満開で、みな、わぁー、すごい!と一気に気分が高揚するのだが、その逆になってしまった。

咲いている場所ももちろんある。”不作”の菖蒲田の向こうは花盛り。手前の田を切り取る形で撮ると、例年の神宮御苑のよう。

ここだけは素晴らしい。

あとは、こんなふう。小学生もちょっとがっかり。

花菖蒲は株分けして3~5年目が最高というが、植え替えの端境期に当たっているのか、ほかの原因か、知らない。

中程の菖蒲田にも見頃のものはある。

出口側から撮る。↓

全盛期に比べると、半分くらいの出来ですかね。でも、結構、楽しめますよ。
というわけで、今年に限っていえば、堀切菖蒲園、水元公園、本土寺にも負けますかね。来年は、是非、首位奪回を!

ぼくは、5月31日の花菖蒲が一分咲きの頃にも来ている。睡蓮はそのときより、さらに花数を増やしていた。

それでは、、みなさん、今日も一日、お元気で!

 

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