気ままに

大船での気ままな生活日誌

カルガモ日誌(20)卓球ジャパンオープンを観戦した日

2016-06-18 23:18:25 | Weblog

こんばんわ。二日ぶりにカルガモ親子を確認しました!みんな元気です!

ぼくが、生まれてはじめて、卓球の国際試合を生で観戦した日の帰り、午後6時半頃に遭遇した。往くときには見ていなかったので、もしかして今日もダメかと思って、駅に一番近い橋の上に立った。そして、川の緑の小島に親子を発見!バッグからカメラを取り出そうとした瞬間、一斉にこちらに向かって泳いできた。この光景は、数日前のそれとそっくり。そのときも推測したように、たぶん、ぼくを覚えてくれたわけではなく、餌やりの人と思ったにちがいない。それでも、ぼくはとてもうれしかった。

一斉にこちらに向かってくるカルガモ親子。

橋の下で見上げるようなそぶりをする子供たち。

すっかり大きくなって、もうそろそろ親離れ、子離れかな。ぼくのカルガモシリーズも、ちょうど第20回になったことだし。

この日、ぼくは千駄ヶ谷の東京体育館で開催されている、卓球ジャパンオープン荻村杯を見に行った。テレビではよくみているが、生の試合をみるのは初めて。やっぱり、生は迫力がありますね。

この日は、準々決勝の日。当然、ここまで駒を進めていなくてはならない、リオ五輪選手の石川佳純、福原愛、伊藤美誠の三人、いずれもが落ち、女子で残ったのが、15才の早田ひなだけ。一方、男子は水谷隼だけという寂しいものだった。だから、当日券が買えたのかもしれないが、世界のトップクラスの試合を見られたのはうれしかった。

午後一時から始まり、水谷の相手は世界ランキング一位の中国の馬龍。ワンセットも取れずに完敗した。さすが、ランキング通りといった感じ。つづいて、女子の一位、中国の劉詩ぶんが登場、中国香港の帖なんとかに完勝。そのあとも、中国勢が勝ち進み、荻村杯も男子、女子共、完全制覇されそう。

途中で、地下鉄でふたつ先の六本木まで行って、ポンベイ展を鑑賞。まあ、これが素晴らしかった。戻ってきて再入場したが、早田ひな選手は、世界2位の丁寧との最終試合が午後8時の予定ということで、途中で帰宅した。今、チェックしてみたが、やっぱり、ストレート負けだった。これで、日本勢は明日の準決勝、決勝には誰もいないという結果となってしまった。荻村さんも草葉の陰でちょっとがっかりかな。でも、昨日のU―21(21歳以下)の男子シングルスで、12歳の張本智和くんが優勝したのには驚いた。次の次、東京五輪の星ですね、荻村さん。

これからも、卓球に限らず、国際試合は、なるべく、生で観るようにしようと思った。ぜんぜん、迫力が違うもの。

試合中の写真撮影禁止なので画像はありません。外の景色だけ。

途中で抜け出してみたポンペイ展。

午前中は新宿御苑。

めったにない楽しい一日でした。

では、おやすみなさい。げろげろ。

今晩は、傘をさしたお月さま。

明後日はもう満月。夏至もすごそこ。

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いま、被災地から/岩手・宮崎・福島の美術と震災復興 芸大美術館

2016-06-18 07:56:02 | Weblog

おはようございます。

前回記事のアフガニスタンの文化財の破壊あるいは損傷が卑劣な人災ならば、こちらは天災によるものである。2011年の東日本大震災では陸前高田市立博物館、石巻文化センターなどが被災し、多くの文化財や貴重な資料が損傷した。この展覧会は、この被害実態と、全国美術会議による支援状況を知ってもらうために、芸大美術館で開催されている。

被災状況や救出活動は写真で、また修復された作品も一部、展示されている。同時に、東北地方の美術館(岩手、宮城、福島)の作品が展示され、見応えのある美術展になっている。りっぱな冊子も頂けるので、その中からのいくつかをここに載せ、記録しておこうと思う。

陸前高田市立博物館(岩手県)の所蔵品の救済状況。

石巻文化センター(宮城県)の被害状況。

柳原義達 岩頭の女 陸前高田市体育文化センター敷地にあった本作は瓦礫に埋まっていたが、自衛隊や関係者により救済され、修復された。↓

以下、東北各県の美術館所蔵の展示品を紹介しよう。ぼくは、旅先で、よく地元の美術館に寄るが、ここの岩手、宮城の両県立美術館にも訪れている。再見のものも多くあった。各美術館ごとに多数の作品が展示されているが、印象に残ったものをいくつかづつ挙げておく。

岩手県立美術館

萬鉄五郎 赤い目の自画像

五味清吉 たけに草

松本俊介 画家の像

白石隆一 三陸の魚

宮城県立美術館

真山孝冶 彼岸に近く

荘司福 祈

佐藤忠良 帽子・夏

福島県立美術館

関根正二 姉弟、神の祈り

酒井三良 雪に埋もれつつ正月はゆく

陸前高田市立博物館

猪熊弦一郎 顔、顔・歌

石巻文化センター

高橋英吉 海の三部作

おわりに、こちらは、天災+人災の原発事故の被害を受けた双葉町の救済状況。↓

寺内前阿弥陀堂(双葉町)

ふたつセットでみてきました。↓

それでは、みなさん、今日も一日、から元気を出して(笑)、がんばりましょう。暑くなりそうですね。

 

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