気ままに

大船での気ままな生活日誌

カルガモ日誌(23)上野不忍池の初蓮見の日

2016-06-23 22:11:17 | Weblog

こんばんわ。

カルガモ日誌第23報をお届けします。雨の中、勤め人と同じ時間帯であそびに出勤(汗)。午前8時頃、川面を観察しながら駅へ向かう。ぼくと違って、カルガモ家族は、雨の日くらいはのんびりと過ごしたいのか、仕事場には出てきていなかった。

その後、ぼくが、上野で一仕事(ぼくの仕事とは、一般人のいう遊びでがんす)終えて、午前中の雨がうそのように晴れあがった、午後6時頃、ここで、仕事中(鴨の仕事とは餌を探し、食べること)のカルガモ家族に出会ったのだ。

今日はパンを投げ入れるおじ(い)さんもいなければ、おばさんもいない。一所懸命、嘴で川の藻をつっいていた。ほんとに、この一週間、子鴨の身体が一気に大きくなり、人間でいえば、高校生。それも、選挙権をもらえる18歳に近づいた感じ。ちょうど、今日から、川の畔の参議院選挙掲示板にポスターが貼られていた。

この日、ぼくは上野の不忍池で蓮の花が咲いているのを今年初めて見た!いってみれば、不忍池・初蓮見の日。でも、ほんのわずか。あの広い不忍池で、ぼくが見つけたのが、三つか四つ。ほんとの初花かも。うれしい日だった。

この蓮見の前はこれとこれ。いよいよはじまった東洋と西洋の美術展。どちらも、とても良かったですよ。さて、その展覧会とはなんでしょうか。明日以降に報告します。ヒントの写真をごらんください。

東博 この二人↓は法隆寺宝物館に住んでいますが、展覧会の二人は中宮寺と韓国に住んでいます。

都美 リサとガスパールが住んでいるパリの近代美術館です。 

そうそう、そのあと、よせばいいのに、鈴本で寄席も(汗)。途中で、火災警報器がなったりして(誤作動だったが)、ああ、おもしろかった。

では、おやすみなさい。げろげろ。

いい夢を。

(三島・楽寿園にて)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かまくら小花

2016-06-23 18:44:16 | Weblog

こんにちわ。三島梅花藻の小さな花のあとは、かまくらの小さな花も載せましょうか。

10日振りに浄妙寺の本堂前のネジバナの観察に行った。咲き始めだったネジバナも、もう、見頃を少し過ぎたくらいになってました。

ついでながら、アナベルは、まだ見頃を維持していました。

おんめさま(大巧寺)のムラサキシキブも可愛い花が咲き始めました。

ついでながら、アガパンパスも見頃になりました。

インドハマユウも


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三島梅花藻

2016-06-23 06:27:47 | Weblog

おはようございます。梅雨らしい一日になりそうですね。熱海プチ旅のつづきです。

熱海のホテルで一泊し、翌日は家内を連れて、三島に行く予定だった。三島には、ぼくは数度、家内は楽寿園の菊祭りのとき一度、来ている。今度は、佐野美術館の和田英作展をみて、敷地内の回遊式庭園を散策し、そこのレストランで食事し、近くの三島梅花藻の里を見学することにしていた。

ところが、前夜の天気予報では、関東東海地方も大雨で、大雨洪水警報が出ている地域まであった。旅行前の予報では、そんなはずはなかったのに。そして、翌朝、その通りに、熱海も本降りになっていた。家内は、もうすっかり気が萎えて、すぐ帰ろうという。ぼくは、あきらめきれず、結局、熱海で東海道線上り下りの泣き別れとなったのダッタ。

と、ところがである。ぼくには、あそびのかみさまがついている。佐野美術館で一時間半ほど過ごして、外に出たら、雨が止んでいる。止んでいるどころか、青空が一部、顔を出ているではないか。そして、ぼくは旧佐野邸の回遊式庭園を散策して、三島梅花藻の里に来たころには、青空がさらに拡がっていて、もう、雨の心配は全くなくなっていた。こんなこともあるんだ。

というわけで、三島梅花藻の里・見学記を以下に。

ぼくが三島梅花藻を知ったのは、菊祭りに来ていた楽寿園内の小さな池。そのときは花が咲いていなかったが、藻のような葉は繁茂していた。1930年に中井猛之進という、勇ましい名前の植物学者(元小石川植物園長)が楽寿園の小浜池で発見したということだった。その後、三島市の産業発展に伴い、地下水が大量に消費され、池の水量も激減し、また、生活排水の流入などにより、絶滅してしまった(と思われていた)。ところが、その後、清水町の柿田川で生息が確認され、保護運動により、その移植がなされ、今日に至ったということだった。

三島梅花藻の里

一番奥の噴水が出ているゾーンが生息地

よくみると小さな白い花がいっぱい咲いているではないか!

キンポウゲ科の多年草。5月~9月頃が見頃とのこと。そういえば、梅の花の形に似ている。

日当たりのよい、冷たい清流でしか育たないので、水質のバロメーターと云われている。ボランティアの方のたゆまぬ努力により維持されているとのこと。より詳しく知りたい方のために説明板を貼りつけておきまする。

三島梅花藻の里の前に梅花藻まんじゅう屋さんがあったのにはおどろいた。 どんな味なのか、試したかったが、お店は閉まっていた。次回にはぜひ。

ぼくが、梅花藻を初めて知った楽寿園の小さな池にも行ってみた。でも、三島梅花藻は花が咲いていなかった。常時、手入れをしていないと咲かないようだ。

赤胴鈴の助のライバル竜巻雷之進みたいな名前(笑)の学者が、三島梅花藻を発見した小浜池。一時、水が枯れていたが、最近、戻ってきたようだ。この日も水が結構、あった。また、ここで、三島梅花藻が繁茂する日が来るといいですね。

楽しい、三島梅花藻を訪ねる旅でした。それでは、みなさん、今日も一日、雨をお友達にお元気で!ぼくは、遠出!必ず、天気予報は引っくり返る!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする