気ままに

大船での気ままな生活日誌

貴景勝、泥沼4連敗 大栄翔、絶好調の4連勝 

2021-01-13 22:31:54 | Weblog

こんばんわ。

今日は一転、小春日和の一日でした。初場所4日目も穏やかな日になるかと思っていたが、そうはいかなかった。

まず、連敗を脱したい貴景勝は、合口の良い宝富士に屈し、なんと泥沼の4連敗!。口には出さないが、どこか故障しているのではないだろうか。

また、ぼくが優勝候補の本命に挙げた照ノ富士もこちらは苦手の高安にしてやられ、早くも2敗。

一方、3大関総なめの大栄翔は御嶽海まで破り、4連勝と絶好調!今や、優勝候補の筆頭に躍り出た。また、カド番大関の朝乃山は、3連勝の阿武咲を本来の相撲で寄り切り、2勝目。同じくカド番大関の正代は若手の琴勝峰を難なく押し出して、3勝目を挙げた。

明日の結果を見てから、序盤戦の総括をしたいが、丑年だけに、思わぬ展開にびっくりしたなモー。

貴景勝、宝富士に腕をとられ攻められる。そのあと、上手投げを食う。休場せずに、残り全勝でいきたい。がんばれ、貴景勝!

照ノ富士、高安に苦杯。高安は両目を開けた。明日の大栄翔戦にも勝って、勢いをつけたい。

正代、強い

朝乃山、3連勝で波に乗る阿武咲を圧倒し、2勝目。明日もこの調子。優勝ラインは12、3勝。まだ、チャンスは十分ある。負けた阿武咲も大関戦を残しており、勝ち抜けると面白い。

大関3連覇の大栄翔、小結・御嶽海も破り、4連勝!明日も小結・高安と。

明日も楽しみ。高安対大栄翔戦など好取組がいっぱい。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

冬富士らしくなってきた。お月さまは新月でみえない。

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西田幾多郎の墨蹟を見て

2021-01-13 10:34:08 | Weblog

東慶寺には文化人のお墓が多いが、西田幾多郎のお墓もある。何故、京都で活躍された西田のお墓が東慶寺にと思われるかもしれない。

西田は京都大学を定年退職後は、鵠沼か鎌倉辺りに住みたいと思っていた。奥さんの健康のこともあるし、自分の故郷(石川県)もそうだったように海辺で暮らしたいとも思っていたようだ。岩波書店創業者、岩波茂男の世話で七里ヶ浜を見下ろす高台の一軒家をみつけ、亡くなるまでここに住んだ。一年中、居たわけではなく、春、秋は京都で、夏と冬は鎌倉で仕事をされたようだ。東慶寺では岩波茂男と並んで西田の墓があり、きっと、ここも世話をされたのではないだろうか。また、金沢の四高で同級生だった鈴木大拙もここで眠っている。

先日、東慶寺を訪ねた時、西田の墓の前で、年末に近くの芸術館で彼の遺墨展を見たことを思い出した。それを今、書き始めている。湯島天神近くのアートギャラリー店が主催している展覧会で、たくさんの西田の墨蹟が展示されている。西田の著書は多少読んだことはあるが、こんなにたくさんの書を眺めたことはなかった。写真撮影も可能だったので、いくつかの興味ある墨蹟を撮らしてもらった。漢詩や自身の短歌などの書で、どなたかに頼まれて書いたものだろう。

乾坤一擲(けんこんいってき) 寸心(西田の雅号)

流水如有意 暮禽相与还 寸心

果てしなき思いにふけり夢のごと 今日もかくして日はくれにけり 寸心 大正14年、55歳の作。この年1月に奥様(49歳)が亡くなられている。

秋季従雨来 蒼然満関中 五稜北原上 万古青濠々 寸心 鎌倉に住んでいた横山隆一が所蔵していたようだ。

何と、柳宗悦の書も。西田は京大の前職は学習院教員だった。そのとき、柳宗悦が学生だったのだが、反戦運動をしていて、あわや退学になるところを西田に助けられたとのこと。終生、西田を慕ったという。

西田の珍しい絵入りの書。

この歌碑が七里ガ浜に建っている。江の島が右手に見える。西田はこの後ろの山の上に住み、この辺りをよく散歩した。

旧西田邸

西田幾多郎も見ただろう七里が浜の夕景

すばらしい展覧会でした。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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