気ままに

大船での気ままな生活日誌

大栄翔、8連勝 正代、明瀬山、二敗に後退

2021-01-17 22:27:48 | Weblog

こんばんわ。

初場所中日。三役陣総なめという快進撃を続ける大栄翔が今日から平幕と対決。これまでの勢いをキープできるか。そして、一差で追走する正代と明瀬山はどうか。

大栄翔の対戦相手は輝。輝に攻め込まれながら逆転勝利。まだ勝ち運は続く。これで、中日勝ち越しを決め、単独トップをキープ。一方、ここで負けては、男が廃る正代、御嶽海との接戦に負け、二敗。優勝争いから一歩後退。明瀬山も負け、1敗組がゼロとなり、二差のリードを許してしまう。大栄翔にとっては最高の日となったが、優勝争いを楽しむ相撲ファンとしては最悪。ただ、照ノ富士と朝乃山が今日も本来の相撲で白星、3差ながら、3位グループにつけたのは喜ばしい。貴景勝はまた黒星、6敗となり、負け越しカド番の可能性が高まった。先場所の優勝者とは思えない弱さ。やはり、どこか悪いのか。ぜんぜん力が入っていない。

今日の相撲

大栄翔 とったり 輝

御嶽海 寄り切り 正代 御嶽海、3大関制覇もあとが全敗とは情けない。

照ノ富士 上手投げ 隠岐の海 照、まだ三敗。最低二桁勝利を。

朝乃山 押し出し 遠藤 朝乃山、5勝目、まずはカド番脱出へ。

玉鷲 送り出し 貴景勝 

高安 上手出し投げ 琴勝峰 二けた勝利を挙げ、大関復帰の足掛かりにしたい

明生 寄り切り 明瀬山 二敗で並ぶ。

全勝 大栄翔

2敗 正代、明瀬山、明生、霧馬山

3敗 朝乃山、照ノ富士、隆の勝、高安、阿武咲 ら

では、おやすみなさい。

いい夢を。

大巧寺の氷室雪月花が咲き始めました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安野光雅さん逝く

2021-01-17 09:42:28 | Weblog

おはようございます。

ぼくもファンだった絵本作家で画家の安野光雅さんがお亡くなりになった。ご冥福をお祈りします。

ぼくの過去ブログ記事を検索してみると、随分、安野光雅展を見ている。はじめに登場するのが、2011年の神奈川近代文学館で開催された”安野光雅展・アンデルセンと旅して”。

この展覧会のトークイベントでドイツ文学者の池内紀さんと筑摩書房にいた松田哲夫さんの対談を聞き、安野さんの人となりが良くわかった。松田さんは武蔵野四小の安野先生時代の教え子だったのだが、勉強のことよりも、雑談の、安野さんの戦争体験である、”二等兵物語”の落語のように面白い話が印象に残っているという。二等兵物語の話しを受けて、池内さんが、安野さんは永遠のいたずら少年なんですよね、それに話し相手としては子供が一番なんです、権威とか権力が大嫌いなのですよ、とうなずいた。

安野さんは、蕪村や華山のような現代の文人画家だと思う、と池内さん。文にも絵にも品格がある。たとえば、教会を描いても、重い権威づけたものをさらりと取り払って、文人画としてのたしなみが感じられる。どんな絵も安野さんの人柄が現れる、自画像になっている、という。

なるほどと思う。以下、思い出の展覧会の概要を。

”安野光雅展・アンデルセンと旅して”(2011年・神奈川近代文学館)

展覧会の構成は第一部:安野光雅とアンデルセン、第二部:デンマークの旅、第三部:”即興詩人”に恋して、第四部:文語文のすすめ、となっている。”文語文のすすめ”では”藤村や啄木、一葉らの名作を読んで文語の、音のひびきだけでも後代に伝えてほしい、古典を捨てる国に未来はなく、青年が文語体を知らずにいたら、一生本当の恋をしらずに終わる、と信じているからです”と。鴎外の即興詩人が大好きで、自分でも絵本を書いた。

安野光雅が描いた御所の花展(2013年・日本橋高島屋)

両陛下のお住まいの御所の庭園の四季折々の100種類もの草花が描かれている。安野の文章も添えられている。

安野光雅展/絵本とデザインの仕事(2019年・平塚市美術館)

安野さんの出身地、津和野町立安野光雅美術館の所蔵作品の中から、安野光雅の絵本だけでなく、装丁、ポスターなどを含め、初期から現在までその全貌が紹介された。エッシャーの作品に魅せられ、絵の世界に入った”ふしぎな絵”から科学の絵本など初めて見たもの多かった。

天動説の絵本

空想工房の絵本(水飲み鳥)

黙阿弥オペラ(ポスター)井上ひさしのこまつ座のポスターを引き受けていた。

ご冥福をお祈りします。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする