気ままに

大船での気ままな生活日誌

大栄翔、初優勝!殊勲賞、技能賞も

2021-01-24 21:42:22 | Weblog

こんばんわ。

初場所千秋楽。大栄翔が隠岐の海を果敢に攻め、突き出しで下し、一気に優勝を決めた。自身の初優勝だけではなく、埼玉県出身力士で初めて追手風部屋でも初の優勝力士となった。これで初場所は6年連続で初優勝力士が誕生とのこと。また、昨年7月場所の照ノ富士以来の平幕Vとなった。

三大関、全三役を破っての完全優勝!ちょっと前まで関脇で大関を狙っていたのだから、実力はある。来場所も気を緩めず、優勝争いを!

さらに、殊勲賞と技能賞も獲得。インタビュー。うれしい、優勝賜杯が思ったより重かった、と。

優勝が決まり、気の抜けたような結びの一番になってしまったが、朝乃山が正代を破り、11勝4敗で並ぶ。来場所こそ貴景勝も含め、三大関そろって優勝を争ってほしい。

朝乃山、後半、持ち直し、まずまずの11勝。

照ノ富士は、千秋楽も白星で11勝目。これで、来場所は10勝でも大関昇進か。楽になった、というか、実力ナンバーワン、優勝して大関昇進かも。来場所は、両横綱も出場するだろうから、両者に圧勝し、引導を渡して欲しい。

ぼくの優勝予想は外れっぱなしだったが、場所中、コロナ感染者も出ず、無事、千秋楽を迎えることが出来、相撲ファンとしてこんなうれしいことはない。両横綱の休場、貴景勝の途中休場とさびしい場所になるところだったが、大栄翔の活躍で最後まで楽しませてもらった。

来場所は大阪だが、このコロナ状況では、また国技館か。では、おすもうさん、それまで、お元気で!

では、おやすみなさい。

いい夢を。


黒牛をまたぐ関取(渓斎英泉)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国宝・紅白梅図屏風を独り占め

2021-01-24 11:12:16 | Weblog

おはようございます。

先日、東博で等伯の国宝・松林図屏風を独り占めで鑑賞させてもらったが、今回はMOA美術館で光琳の国宝・紅白梅図屏風を独り占めにすることができた。日本美術の両横綱といっていい両作品を、同じ月に独占鑑賞できる奇跡はもうないと思う。これもコロナのためだろうから、喜んでいいのか、悲しんでいいのか。

梅の季節になると、MOA美術館は紅白梅図屏風を中心とした名品展を開催する。今年は初日(1月22日)に出掛けた。MOA所蔵の国宝3点がそろってお出ましし、また数えきれないほどの重要文化財が展示される。これほどの名品を同時に見られる展覧会はめったにない。写真撮影も可能なののもうれしい。

では、国宝3点から。まずは、光琳の最高傑作、というか日本美術の最高傑作、紅白梅図屏風から。

独占鑑賞の図(笑)。いつもこの前には10数人はいる。

見事な構図で、いろいろな見方がある。たとえば、紅梅は若さ、白梅は老い、川はときの流れを表すとか、真ん中の川は女体で、両側の紅白梅の男が取りあいをしているところであるとか(笑)。いろいろ考えさせてくれるのが名画なんでしょうね。

老いの白梅に親近感(笑)。まだまだ花盛り。

若さの紅梅。もう、老体にはこのイナバウワーは出来ない。

独り占めでいつもより詳しく見る(笑)。

デザイン的な梅花とウメノキゴケ

梅花と水紋

左隻に法橋光琳、右隻に青々光琳の落胤がある。

そして、野々村仁清の最高傑作として名高い、色絵藤花文茶壺。これは常時、展示されている。これも独り占め。

どちらから見てもバランスのとれた構図。

そして、三横綱のしんがりは、古筆手鑑翰墨城

古筆手鑑「翰墨城」は、「藻塩草」(京都国立博物館蔵)「見ぬ世の友」(出光美術館蔵)とともに、古筆三大手鑑の一つとして夙に名高い。手鑑の中でも早い時期に成立したと考えられ、鑑定の基本台帳として古筆家別家の古筆了仲(りょうちゅう)(1655~1736)に所伝し、のちに益田鈍翁(1847~1938)が旧蔵した。「翰墨城」の名は、翰(筆)と墨によって築かれた城という意味で、まさに名筆の宝庫に相応しい名称といえよう。、奈良時代から南北朝・室町時代の各時代にわたる古筆が、表側154葉、裏側157葉の合計311葉収められている(解説文より)。

白氏文集切(はくしもんじゅう切)、伝菅原道真

大満足!ここで一休み。

重要文化財は次回に。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする