気ままに

大船での気ままな生活日誌

新春浮世絵展 川崎浮世絵ギャラリー

2021-01-27 11:00:09 | Weblog

おはようございます。

大船駅を起点に東海道線の東西に浮世絵美術館があり、重宝している。西には藤沢浮世絵館、東には川崎浮世絵ギャラリー。展示替えがあると、ほぼ毎回、訪ねている。先日は川崎で”新春浮世絵展”を見てきた。

テーマの通り、新春のおめでたい浮世絵が並ぶ。干支である丑をモチーフとした浮世絵(一部肉筆画)が多く、また、七福神や吉夢をあらわした作品、江戸のお正月には欠かせない各種の双六も展示されている。藤沢では写真撮影が可能で、また、サイトにはたくさんの画像と説明があるので、帰宅してからも楽しめるし、ブログ記事を書くときに助かるが、川崎では撮影禁止でサイトにもほとんど画像も載せていない。それがちょっと不満。で、ちらしの絵や、以前、どこかで撮った写真などを取り入れ、簡単に記録しておこう。

はじめに、江戸の雪景色が描かれた浮世絵が並ぶ。春信の雪だるまと花魁と禿の絵や広重の東都名所/洲崎雪之初日。

そして、めでたきもの、祈り、富士、七福神、獅子舞、春駒などの小テーマであまり見たことのない浮世絵がつづく。そして、今年の干支、牛を描いたもの。ちらしには牛の絵が多いので、全体のバランスを欠くがしょうがない。

英泉の黒牛をまたぐ関取 


魚屋北渓 大原女

広重 富士三十六景 伊勢二見ヶ浦

窪俊満 鶴岡八幡宮造営

歌麿 山姥と金太郎 年始

三代豊国 十二支の内 丑

二つのシリーズものがすべて見られたのも良かった。

三代歌川豊国 俳諧七福神シリーズ

そして、三代歌川豊国の春遊娘七草シリーズ。そのひとつがちらしを飾っている。

広重の双六絵と袋をもつ子供。お正月らしい情景。

とても楽しい展覧会でした。前回は小林清親展だったが、そういえば、うっかりブログ記事にはしてしなかった。やはり、なんでも、すぐ書かないと。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

コメント
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