気ままに

大船での気ままな生活日誌

始皇帝と大兵馬俑

2015-11-06 06:07:50 | Weblog

おはようございます。旅先、平泉からの投稿です。中尊寺の紅葉が見頃になっていて、素晴らしかったですよ。

トーハクで”始皇帝と大兵馬俑”が始まり、初日は逃したが、二日目(10月28日)の午前10時に入場した。待ち時間ゼロ分、会場内も空いていて、ゆっくりと鑑賞できた。

始皇帝の兵馬俑というだけで、ぼくらの世代は、水戸黄門の印籠をみせられた悪代官みたいに、ははあ、と跪いてしまうみたいな処がある。石坂浩二のナレーションによるNHKのシルクロード特集のせいかもしれない。定年退職して、自由時間がたっぷりとれるようになったら、是非、敦煌の莫高窟や西安の兵馬俑を見に行ってみたいと思っていた。しかし、退職を待っていたかのように、相手側がストップをかけてきた。度を越した反日感情や環境の悪化が生じ、とても行く気になれなくなった。

それが、向こうから来て下さるというのだから、こんな有難いことはない。たしか、上野の森美術館、もっと前に世田谷美術館でも兵馬俑展があり、どちらにも行っている。その当時はブログを始めていないので、詳しいことは忘れてしまったが、今回ほどの規模ではなかったような気がする。

メインの第3章、始皇帝の夢見た”永遠の世界”/兵馬俑と銅車馬”の大展示場を見下ろしたときに、ああ素晴らしいと、声を上げてしまった。実物の、将軍俑、歩兵俑、立射俑、軍吏俑、雑技俑などがあちこちに立ち、その間には、軍馬や武器類が。さらに、それらの後ろには複製版だが、多数の兵馬俑が並んでいる。さらに、背景には無数の兵馬俑の写真が続いている。まるで、西安の発掘現場をみているような感覚。

これを見て、もう、今年のベストテン入りは確実だし、場合によっては、トップ争いをしている京都の琳派展、MOAの琳派展を、直線で一気に抜き去るかもしれないと思った。サブちゃんの菊花賞馬みたいだ、ほんとに素晴らしい。

写真コーナーまで設けてくれて、これがますます、ブログの写真が欲しい、ぼくの心象を一層、良くした(爆)。

それでは、各章ごとに、ちらしの写真を掲載します。

1 秦王朝の軌跡 周辺の小国から巨大帝国へ

2. 始皇帝の実像 発掘された帝都と陵園


3 始皇帝が夢見た「永遠の世界」 兵馬俑と銅車馬

1号銅車馬(写真左)、2号銅車馬(写真右) [展示は複製]

 【複製】銅車馬

将軍俑(秦時代・前3世紀) 秦始皇帝陵博物院蔵

歩兵俑、立射俑、軍吏俑、雑技俑、軍馬など

 

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