まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

折尾点描

2006年09月09日 | 廊下から
小倉駅で『かしわうどん』を食べた後、直方経由博多行4633Hに乗車し黒崎へと向かうことにしました。817系2両ワンマン列車で、それなりの乗車率でしたが、心なしか薄暗い感じがして、トイレに入ると何と予備灯のまま。水は出ないし換気扇も回っていない…暫くすると運転士がトイレを覗き込んだり、車内を右往左往したりで何だか怪しい雰囲気。
列車は定刻に発車しましたが、やたらと無線が聞こえ、運転もだんだん荒っぽくなり、スペースワールド駅を発車直後に車内放送が…『この列車は故障の為、次の八幡駅で運転を打ち切ります。後続の列車にお乗換下さい…』 初めて運転打ち切りに遭遇しました。八幡駅の案内放送もシドロモドロで駅員もあたふた… この後どうなったのでしょうか…?


故障した同車、既に表示類は消えています。 八幡駅2番ホーム

後続の快速列車に乗換えて、黒崎で降りようと思っていたら、ホームの立ち食いスタンドがなくなっていたので、そのまま下車せず折尾へ向かいました。
某雑誌で、折尾駅の木造駅舎が紹介されており、再開発で消え行く運命にあるとも紹介されていました。この記事を見て、立派な駅舎やレンガ組みのアーチを実際に見てみたくなり、実際に行ってみたのですが、歴史を感じるいい雰囲気でした。何とか残せないものでしょうかね…?


駅舎外観

待合室

上りホームから

地下通路のレンガ造りがいいですな…

直方方面列車と若松行気動車

新車に置きかえれ転属してきたキハ31

ここまで来たので、西鉄北九州市内線の廃線跡はどうなっているのか気になり、立派なレンガアーチ橋も記録に残しておきました。どうも再開発はこの廃線跡の築堤を撤去したい意向から始まっている、そんな感じもしますが、どうもきな臭い…住民の断固反対の意思表示が多く見受けられました。
そんなことはさておき、駅前の市街地も歩いてみましたが、寂れた感じは否定できませんが、中々味わいのある雰囲気でした。


旧西鉄折尾駅

折尾駅近くのレンガアーチ橋

廃線敷きの黒崎方を望む

折尾駅に戻り、ホームのベンチで昼食(?)の『かしわめし』を食べて休憩していると、今度は私がアクシデントに見舞われてしまい、15分間のトイレタイム! 別にお腹をこわした訳ではありませんので…(笑)

折尾から乗車した若松行はキハ47のワンマン2両編成、客席数は若干減っているようですが、比較的オリジナルに近い姿でした。エンジン音も何だか懐かしい音、更新していないのでしょうか? 
若松駅で久々に門タケさまと再会し、ホーム上で熱き抱擁があったかは二人だけの秘密ですが、ホーム横の保存車『セム1』や、操車場跡に置かれた19633号を撮影して、最終目的地の『くろがね線』に向かいました。初めて見たキューロクだったのですが、老朽化が激しく本当に哀れな姿でした。


若松駅ホーム

保存車セム1 足回りを覗いているのは門タケさま

操車場跡に置かれた19633号

門タケ号で『くろがね線』界隈を移動中、旧西鉄北九州市内線の枝光支線や戸畑支線跡を通ったようですが、それらしい雰囲気が残り一部では築堤もそのまま残っておりました。極めつけは、架線柱が道路を跨ぐ形でそのまま残っていて、これには大変驚きました。なぜ残しているのでしょうかね…?


門タケ号車内より

さて、睡魔がピークだったのがこの頃でした。しかし『くろがね線』に到着すると、いきなり列車が…続はまた…