まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

広島の地上絵…

2007年06月11日 | 泥沼より
長カルさまとの夕食会までの間、久しぶりに広島駅で気動車の撮影をしておりました。
さて、今まで幾度となく歩いた7番ホーム。先端まで歩いてみると、不可解な地上絵が…

それは、列車番号と停止位置か何かを記した横線が多数残っています。その殆どが、上り荷物列車ですが、中には“628”や“302”といった番号も。7番ホームは山陽上り荷物列車の発着ホームでもあり理解できるのですが、旅客列車とおぼしき列車番号は一体? 番号から302は急行列車、628は『600番台は呉線列車』の原則を当てはめて調べてみると…


荷42


40・32・44 四画い印も見えるので同位置か?


荷38・荷32は比較的新しいような…


628


302

古い時刻表を調べていくと、302列車は『急行音戸2号』。628列車は昭和45年8月号で広島発糸崎行と判り、呉線電化以前の列車である事が判りました。このスジの列車は電化後、622列車となり客車列車として存続していました。

さて、ここでの疑問…

今までの表示類は数字と同じ向きに人が立つ事を前提にしているので、それを当てはめると、下関方に人が向く事になります。荷物列車は上りのみですから、到着列車に停止位置を手旗か何かでしらせるのでは? と推測できます。しかし、広島発の628列車もどうして同じ方向に? 推進運転で入線するからでしょうか? 302列車は逆向きに記しているのは何故…?

列車番号から、30年以上も前の事。謎が解けるのでしょうか…

参考資料:時刻表、昭和45年8月号・昭和47年2月号(JTB復刻版)