9月21日
泣いても笑っても、今日はジュネーブを発ち、
アムステルダム乗り換えで成田へ。
学生達ともいよいよお別れの時。
「今時の若者は」とよく言われるが、彼等の研究熱心で、真摯な姿は
各訪問先で歓待を受け、しかもすばらしい評価を得ていた。
私も全員が自分達の息子のような、娘のような、恋人のような・・・・
と思っていたのに、渉平君の寄せ書きには
(おばあちゃんと旅行しているようでとっても楽しかった)
と書いてあり、ショックだったが、
何はともあれ、1年生から4年生、そして卒業生二人、
皆すばらしい人達だった。
蛇足だが、私と彼のおばあちゃんはとてもよく似ているそうな・・・
来年の3月、定年を迎える夫にとって最後の研修旅行となった。
今まで、ずっと笑顔で「さようなら、お疲れさまでした。」と言っていたのに、
今回、初めて、別れの時に涙が溢れた。
もう二度とこのような経験は出来ない・・・・
そして、本当に最後の集合写真。
ジュネーブでそれぞれの飛行機に乗るため、
「さようなら」と言って別れた後、問題発生!
搭乗手続きの際、
私のブッキングがされていないとKLMの係員に言われ、仰天!
Eチケットもあり、座席予約もされており、こちらには何の落ち度もない。
結局、一時間以上も待たされた後、システム上のトラブルで、
コンピュータに登録されておらず、
私の席だけ完全に消えていたことが分った。
何とか、ギリギリでアムステルダムまで乗ることが出来、
成田までの席も、親切な方のお陰で夫と並んで座ることが出来たが、
もしかしたら、帰国出来なかったかもしれない。
いずれにせよ、終わり良ければ全て良し。
皆が元気で大した事故もなく帰国出来、ほっとした。
お世話になった全ての皆様に心から感謝申し上げ、
そして、4ヶ月に及ぶダラダラ「ヨーロッパへの旅」に
お付き合いいただいた皆様にも、お礼を申し上げたい。
ありがとうございました。