6月1日 (金) その3
登山口に戻ると、バスの周りに満足そうな顔で
冷たいお絞りやお茶をもらう人が集まって来た。
夫も娘も頂上を極めたらしい。




ただ、山の向こうもこちらも全く同じような景色だったので、
達成感はあったが、感激は薄かったらしい。
その広大さに、あらためて日本との違いを感じたと言う。
ここから、バスでサンセットを観る会場に向かう。




シャンパンやワイン、ソフトドリンク、オードブルが並べられ、
夕日に輝くウルルを観ながら歓談。
真っ赤に染まったウルルを掌に載せて・・・


いよいよ闇が始まる直前。


さて、これから火気厳禁にも関わらず、特別に許可を得て、
国立公園内でバーベキューの宴が始まる。
先程のビジターセンター近くに、大きなトラックが待っていて、
我々のためにたくさんのビーフ、カンガルー、ウインナ、野菜・・・・
飲物、デザート、それこそ、食べ切れないほどの大量の具材を使って、
5~6人の現地の方々が用意して下さった。
オーストラリアではバーベキューのことを「バービー」と言うらしい。


少しずつ、周りの方々とも打ち解け、あちこちで自己紹介が始まった。
静岡や名古屋、埼玉、千葉からも参加されている方が多く驚いた。
食事の後はイズルさんから、星空を見上げながら星座の話を伺った。
周りには全く電灯がないので暗黒。
たくさんの星が輝いて見え大感激!





ところが、彼の話では「今夜は月の光が明るくて、
残念ながらいつもより見えにくいですね。」とのこと。
そう言えば・・・・先程、ウルルの上に月が・・・・
あまりに美しかったのでカメラに収めたが、
星めらの(落語をご存知の方にしか分らないかもしれないが)
撮影は難しかった。







