10月1日 (月)
昨夜は疲れてしまって10時半には就寝。
朝早く起きて、温泉に入り、朝食開始の7時半にはレストランに。
これに朝がゆや漬物数種、
卓上ガスコンロで作られているお味噌汁とご飯。
昨夜に続き、またまた完食。
ながた荘の前で
今日はお芋掘りのお手伝い。
その前にお勧めの「赤ソバの里」へ連れて行って下さった。
広い田畑に薄色のピンクの絨毯が敷き詰めてあるように見えたが、
数日後には色がもっと濃くなるとのことだった。
赤ソバの粉は赤くはなく、味も普通の粉と変わらないらしい。
ピンクのお蕎麦だったら食べてみたいと思ったのだが・・・
さて、サツマイモの収穫は
芋のツルをカマで切ってその横に掘っておいた溝の中に捨てる。
これは来年の肥料になるそうだ。
この作業を一畝25mほど続ける。
これは相当に大変な作業で、
切った茎の根元を4~5本ずつ持って引っ張るんだと言われても、
ツルが絡まりあって、初心者にはとてもむずかしい仕事だった。
私は芋の根元から少し離れたところにスコップを垂直に挿し、
芋に傷を付けないように掘り起こす役目。
これだけ掘るのに4人がかりで2時間強。
まだまだ5~6の畝が残っているようだ。
お一人で大丈夫ですかと伺ったら
一日に1畝、ゆっくり取りますから、
と、笑顔でおっしゃった。
ラグビーボールぐらいのものもゴロゴロ・・・・。
「いっぱい持って帰ってね。」と言われても・・・・。
そうそう、昨夜の食事時、
我が家の近くでは最近全くお米がない、という話をしたら、
「この辺じゃいっぱいあるよ、信じられないね、
まだ新米は来ないけれど、
玄米30kgならあるから持って行って。」と言われた。
小躍りして喜んだものの、心の中で
(30kの玄米、二人でどのように分けるのかしら、
車に乗せられるかしら・・・)と、半ば諦めていたら、
すごく大きな精米機のスタンド?に連れて行って下さって
30kgの袋をドンと抱え、ザーと流し入れ、
10kg袋に無理矢理入るだけ詰めて下さった。
梨にお芋に、お米にカボチャ、まるで泥棒のように
たくさんのお土産を車に積めるだけ積んで、
来年も又お願いします、とお約束をして帰宅した。
今年は大量のカメムシの発生で、伺う前日まで
もしかしたら、考えていた数の梨の発送は出来ない
かもしれないと心配していたが、
被害のなかった中から特別に特別に安くしていただき、
お陰さまで、皆様からおいしかったとお礼の言葉もいただいた。
カメムシに吸われた梨
ハクビシン、カラスの啄み、猛暑の影響、
収穫まで気が休まることのない毎日、
今回のカメムシの被害を伺ったとき、我がことのように悲しかった。