9月6日 続き
少し寒い中、庭へ出るとまた衛兵の交代式に出会った。
長身で細身、短髪の男性がきびきびと動く様は美しい。
全体がヴェルサイユ宮殿に似ており、美しい庭には
数人の庭師達がかがみ込むようにして働いていた。
が、ヴェルサイユ宮殿をまねした物ではないと
何かのパンフレットに書いてあった。
お城も建物も街並みも、本当に美しい。
アジさんが「こんなに美しい町は初めて見ました。」と言っていたが、
私も同感だった。
ヨーロッパの街並みは、けばけばしさがなく洗練されていて上品に見える。
日本も美しい。
しかし、あちこちに溢れる広告、看板、旗、
とにかく目立たせるための工夫が、
町をゴチャゴチャと汚くしているように思う。
のんびり、ゆったりと過ごしている内に、もう夕方!
前回、ガムラスタンに来た時、小路のどこか、
お土産やさんの並ぶ一角で食事をし、
とてもおいしかったので、その店を探すことにした。
あちこち迷って・・・・「確かここだったような・・・?」と
入って行って思い出した。
ああ、あの席に座った・・・あそこがトイレのはず・・・
何だかとても懐かしい気がした。
お肉料理は固かったが、魚やスパゲッティはとてもおいしかった。
残念ながら、食事の写真は撮り忘れた。
もう3度目は絶対にないと思うが、レストラン「ミケランジェロ」
もう忘れないだろう。