3月23日


今日は小、中学校の時の親友、平井出和子さんの個展に出かけた。
私は未だに旧姓のまま「徳」さんと呼んでいるが、すごくがんばりやさんで、
教員をしながら、子育てをし、絵を描き、
そして、その後、染彩画を始めるようになった。

染彩画とは、染料で絹地に描く絵画のことで、色を塗り、乾かし、
何度もそれを繰り返す、とても根気のいる作業のようだ。

実際の作業を見たことがないので、よく分らないが、聞いただけで
感性も粘り強さもない私には、絶対、出来ない仕事だと思った。

東横線の白楽駅で下りて2~3分、ギャラリーHide & Seekがあり、
中に入ると楽しそうな笑い声が聞こえた。
高校時代の友人や大学の後輩などが、テーブルを囲んで歓談中。
そっと、作品を見せていただいた。


いつもと色合いが違い、春の気配が漂っていた。

91歳のお母様が認知症になり、ずっとその看病をしながら、
創作活動を続けるのは大変なことだろう。
明るい色に「希望」が託されているようだった。

一通り見て回り、歓談中の輪に入ると、とても楽しいお仲間で、
皆さんが溌剌としていて、創作活動を高校、大学を卒業後も
それぞれが続けていらっしゃるらしい。
5月にこのギャラリーでグループ展を開かれるとのことだった。


徳さんとは個展か同窓会で年に1~2回しかお会い出来ない。
また、5月にお会い出来そうで、うれしい・・・
