日々発見

日々新しい事に挑戦して・・・

源原重行先生 最後の展示

2023-09-07 08:16:48 | 友人の個展

8月28日(月)

ここ数年、コロナ渦での開催中止や
私のスキー旅行などとも重なり、
3年程疎遠になっていた源原先生から、
     クリックしてね

村内ファニチャー サロン「樫の木」を11月末で退社されるとのこと、
現在開催中の夏のオアシス展で先生の展示は最後になるので
時間があれば是非・・・というご連絡をいただいた。

明日で最終日だというこの日、夫と二人で伺った。
3年ぶりの先生はお変わりなくとてもお元気そうで、
他の出品者の作品についても詳しく説明をして下さった。

 


慣れないスマホのカメラで何枚か撮らせていただいたが、

ほとんどの作品に窓からの光と青空が映り込み、
残念な結果になっていた。

その写真を使ってブログを書き始めたが、
あまりにもひどい出来に、わがままを承知で
先生に写真を送っていただくようにお願いをしたら、

ああ、やっぱりステキ、これだこれだ・・・と納得。

御岳山にレンゲショウマの観察会に行かれたとき、
深い霧の中で思うようなお花の観察はできず、
ガッカリされたことだろう。
しかしながら、この静寂・幽玄の世界から
私は美しいお花以上の感銘を受けた。


これもすばらしい作品だったのに、唯一光のない場所で撮った写真。
私の腕前のせいでガッカリ!

他にもちょっとかわいい作品を見つけた。

左から ギリシャ神話「狩リの女神ディアナ」 
黒田清輝 「湖畔」 ノーマンロックウェル「家出」

キユーピー(株)で働いていらしたという(うえおかたけひと)さんが
オマージュ作品として発表されたもので何となくおかしかった。
※オマージュとは 敬意や尊敬、賛辞を表し、パロディとは若干異なるそうだ。

ところで、初めて知ったのだが、キユーピー(株)が正しくて、
キューピーではないそうだ。
 と ・・・会社にはこだわりがあるらしい!!

 

会場の中程に「八王子の野口英世」と言われている
肥沼 信次」博士の功績が展示されているコーナーがあった。
リックしてね

八王子市で生まれた日本の医学者で、
第二次世界大戦後のドイツで医療活動に尽力し、
1964年3月8日に現地で病没された方で、
近年、八王子で大勢の人達が彼の功績を知り
世に広めていくよう活動をされていると伺った。


 

そして、最後に「テレビを見たりしますか、朝の連続ドラマで
牧野富太郎さんの人生を扱っていますが・・・」
「はい、これだけは毎朝ビデオに撮ってもらっていますので。」と私。

植物採集とまではいかないが、昔、先生についてあちこち観察会に
ご一緒させていただいたので、特に興味を持って見ている。

日本植物学の父と呼ばれた彼の功績や、テレビで放映された
裏の裏の人物や植物にまつわるお話まで生き生きと話して下さった。

もっともっと伺いたかったこと、書きたいこともあったが・・・
また、いつかお目に掛かる日があることに期待して、今日はこれまで。

 

追加  9月17日

 源原先生からうれしいお知らせが届きました。

霧の森の写真、
全日本美術協会展で、奨励賞をいただきました。

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平井出和子さんの個展

2023-06-04 22:19:09 | 友人の個展

5月22日(月)

 

今日は小学校からの親友、平井出和子さんの個展に出かけた。




とても優秀でがんばりやさん、
教員をしながら、子育てをし、絵を描き、
そして、その後、染彩画を始めるようになった。

染彩画とは、染料で布に描く絵画のことで、色を塗り、乾かし、
何度もそれを繰り返す、とても根気のいる作業のようだ。

彼女が染彩画を始めるようになったきっかけは、
1973年5月 故長濱重太郎氏の「染色で絵を描く」という考え方で、
そのことが、それまで描いていた油絵にスランプを感じていた彼女が
「染彩画」を始める契機になったそうだ。

そして三年間、長濱染彩画塾に通い、
年に一回の染彩画家集団主催の画展に
出品をなさりながら技術を磨かれたに違いない。 

以来50年、工藝ではない絵画としての自由な表現で染色の可能性を
追求することに重点を置いて試行錯誤を重ねる日々だったようだ。

今回の個展は過去の作品を振り返り、
彼女にとっての「染彩画とは何か」を
改めて考える展覧会にしたいと計画をされたそうだ。


私は子供の手が離れてから、何度か展覧会に伺って
毎回 新境地を求めて作風が変化する様を楽しませていただいてきたが、
そういうことだったのかと今更ながら腑に落ちた。

今日もたくさんの友人、知人達が訪れてそれぞれの絵の前で
談笑をしていたが、一部ガラスに陽光が映り、
せっかくのすばらしい作品をここに上げることができず残念だった。



左から4番目の女性が平井出和子さん









一昨日は急に体の半分に発疹が出て、病院に行かれたらしい。
帯状疱疹だろうということで処方していただき、
昨日は妹さんに会場をお任せしたが、
痛みも熱も出ず、今日はお元気そうだった。

多分この個展のためにかなり無理を重ねたのかもしれない。

51年目に向かって、よりすばらしい作品を残して欲しいが、
健康第一、絶対ご無理をしないでね・・・と言って、
後ろ髪を引かれながらおいとまをした。


おまけ

横浜に住んでいる私の従姉妹にも
彼女の個展を見てもらいたくて声を掛け、
帰りに横浜駅ビルの中のレストランで食事をした。

場所も名前も分からないが、とても感じのよい店で

おいしい、豪華なハワイアン料理?をいただきながら
子供の時からすぐ近くで育った、妹のようなやあちゃんと
二時間半のランチを楽しんだ。
朝の9時半に家を出て、夕方5時近く帰宅。
今日も本当にすばらしい一日だった。

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第6回 ボタニカルアート 花と風展

2022-06-25 15:22:34 | 友人の個展

6月23日(木)

6月22日から26日まで
小田急線相模大野駅から3分「ユニコムプラザさがみはら」で
「ボタニカルアート 花と風展」が開かれていた。

テニス仲間の芳美さんも出品されていると伺い、
以前、ギタークラブとのコラボレーションで展示されていた
彼女の作品を拝見して、素晴しかったので、夫と二人で出かけた。

 

会場に着くと、丁度お昼時なのかゆったりとした雰囲気だった。

写真撮影の許可をいただくと、先生の作品以外は大丈夫とのこと。

そっと、彼女の作品だけ撮らせていただいた。

アジサイ  (アジサイ科)

バラ (バーガンディアイスバーグ) バラ科

フキノトウ (キク科)

マテバシイ(ブナ科)

ダイコン(アブラナ科)

彼女から伺ったお話では
コートの隣の畑で「お花が咲くまで待って、それを下さい。」と
お願いしたそうだ。

本当に、紫のダイコン花ならまだしも、
青首ダイコンの花を見たのは初めてだった。

ご夫婦で週に3~4日テニスを楽しまれ、
(しかもとてもお上手だ)
そして、このように繊細で緻密な絵を描かれるって、
すご~~~~い!!!

写真に会場の照明が入ってしまったので、
本物の良さが隠れてしまったのは残念だった。

    

昔々、34~5年前、相模大野には数回出掛けたことがあったが、
どこを見ても全く分からない!
浦島太郎・・・状態だった。

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油彩と絵手紙の2人展

2020-03-29 16:46:15 | 友人の個展

3月26日(木)

源原先生のヒマラヤ展にお邪魔した日、
昔のテニス仲間、尾崎勝臣さんと髙林厚子さんの
二人展のお誘いが届いていた。

びっくり!

同じ村内ファニチャーアクセス内
サロン樫の木で3月21日から28日まで開催とのこと。

お二人とも10年以上前に、松が谷のテニスコートで
お世話になっていた方だが、最近はご無沙汰を重ねていた。

尾崎さんからはいつもすばらしい版画の年賀状をいただいていたが、
最近は丁寧な絵手紙のお年賀状に変わっていた。

会場に入ると、まず髙林さんが首をかしげながら
「どなたかな・・テニスの方?」

大昔、まだようやく試合が出来るようになった頃に
入れていただいたテニスクラブの先輩。
凄くお上手な方だったので、私はよく存じていたが、
お相手もしていただかない内に、クラブを50歳で辞めて
数学の先生になられたとのこと。

あれから30年以上も経ったのだと言われた。
マスクでほとんどお顔は隠れてはいるが、お声も
お元気そうなご様子も昔のままだった。

尾崎さんは一時期体調を崩されて、かなりお痩せになったようだが、
相変わらずツヤツヤと張りのある美しい笑顔で、若々しかった。

そこへ、またまた懐かしい3人の女性が現れた。
昔、婦人連の大会に出ていた仲間で、
12~3年前まで毎年2回、試合に出かけていたのだが、
どんどん若い人達に代替わりをし、今はその時の仲間達で
週に1~2回テニスを楽しんでいらっしゃるとのこと。
私もお邪魔して皆様にお会いしたいぁ・・・。


数学の先生にふさわしく、テーブルの上に牛乳パックを使って
たくさんの図形のお勉強の為?の作品が並べられていた。

リンゴジュースのパックで作った小さな箱を繋ぎ、

その中からさらにたくさんのいろいろな形の箱を取り出し、
まるで手品のような作品。
数学どころか算数も苦手な私は只々驚くばかりだった。

さらに、箱だけではなく焼物も

同じ焼物で真ん中の四角のお皿を取り出すと表情の違うお皿に・・・。
普段のお料理に使いたい一組として欲しい作品だった。

これも並べ方で変わるのよ・・・
お話が忙しくて、変えた形は見られなかった。

明るいオレンジ色の屋根を見ながら、
尾崎さんはいつもかやぶき屋根を題材になさっていて、

あちこちお出かけだったことを思い出した。

大らかなお人柄そのままの絵手紙の数々

心にしみる一言、私も心して・・・

お二人の作品・・・どちらもステキ!

実は今日は夫と二人で伺ったのだが、
奥様とお会い出来ると楽しみにしていたのに、
今日だけ会場にいらっしゃれなかったらしい。

最終日にもう一度伺うつもりで、
写真撮影もそこそこに失礼したのに、
コロナ騒ぎで不要不急の外出自粛要請が出て、
夫に戒められ、泣く泣く諦めた。

みよちゃん、ごめんなさい、又ね。

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源原重行先生 思い出のヒマラヤ 写真展

2020-03-02 17:05:35 | 友人の個展

2月27日(木)

10年ほど前、ヒマラヤに5回登りました。
その頃を思い出しながら新しい写真を多く取り入れて
「思い出のヒマラヤ」写真展を企画しました。
ぜひご覧ください。

今年も源原先生からお誘いのお葉書をいただいた。
今年80歳を迎えるとお聞きしていたが、
相変わらず、お元気でご活躍のご様子が嬉しくて
村内ファニチャーアクセス「サロン樫の木」に向かった。

朝日に輝くニルギリ

ジョムソン空港の南方に聳える山(標高は7061m)。

空港からよく見え、印象的である。
朝日に輝く姿が美しかった。

パネルは15の項目別に展示されており、
膨大な写真の中から数枚を拝借、
その解説は全て先生が添付されていた文を
使わせていただいた。(下線のある部分)

8000mを超える山々

世界最高峰「エベレスト」海抜8848m

ヒマラヤは夏が雨季で雨にたたられる。
だがこの日は晴れた。山は大きく高かった。
山の名は一般にエベレスト、中国名はチョモランマ、
ネパール名はサガルマータ、3つの名を持つ。
エベレストはイギリスの測量士の名前。


まず、下記の2007年版をクリックして下さい。

2007年 ヒマラヤ花紀行


セイタカダイオウ
       Rheum nobile ( タデ科)

セイタカダイオウは高山の寒冷地に生えている。
荒野に立つ姿は高貴(noble)であり、それが学名になっている。
花が咲かない姿で数年を過ごし、
最後の年に白い花をつけて花を咲かせ、一生を終える。
枯死した後には枯れた茎が残る。

近くにあったセイタカダイオウと共に写真撮影。
この株は小さい方で通常は1m~2mほどになる。

この他にもたくさんの花々をご紹介したいが割愛。

高地での生活の大変さを写した物や、
熱帯の植物などを数枚切り取らせていただいた。

動物による荷物の運搬と人による荷物の運搬

よくぞこれほどの荷物を

登山道で材木を担ぎ上げている若者と行き会った。
見ているだけで肩に力が入った。
我々はやっと登っている激しい山道を
この荷物を背負って登って行った。


熱帯、亜熱帯の植物

インドボダイジュ
             Ficus religiosa  (クワ科)

お釈迦様がこの木の下で悟りを開いたという聖木だが、
自然状態であちこちに見られる。

道端の大木は人々の休憩所(チョータラ)といって、
憩いの場所となっている。




ベンガルボダイジュ
              Ficus benghalensis   (クワ科)

枝から根(気根)を盛んに垂れ下げる。
その根が地面に着くと新しい幹として根付き
一本の木から森ができてしまう。
熱帯アジア原産の木。


 

引っ切り無しに訪れるお客様の一人一人に
丁寧に説明をされる先生がお疲れではないかと思いながら
皆様の後でそっとお話を伺っていると、
興味は千差万別、山の事、花の事、果ては岩石、砂の事・・・

それぞれの質問にお答えになりながら、
「又、ヒマラヤへいらっしゃるおつもりは?」との問いに、
「いやぁ、5回、最後が70歳の時でした。もう無理です。」
全てやり遂げた、未練はない、という笑顔のように見えた。

来年はどちらにいらっしゃるのだろう・・・

 

他に、全て伺ったわけではないが、
私が拝見した写真展は下記に。

   2012年 ブータンの自然と生活 写真展 
     2016年 コーカサスの自然と生活 写真展  
   2019年 カムチャッカの自然 写真展  

  

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第11回 「水陽・輝水会」展

2019-04-09 23:08:32 | 友人の個展

4月6日(土) 

 

テニスの友人 川さんの所属する「水陽・輝水会」のグループ展が、
4月4日~4月9日まで、相模原市民ギャラリーで開かれ、
いつものように、夫と二人で伺った。

 

この会の主宰講師、藤野義一氏のすばらしい作品が入口付近に並び
その右側の壁に、川さんの作品が並んでいた。

まち(橋本駅前ロータリー)

やまみちに(金沢文庫 称名寺)

かわ (境川橋本付近)


今日は 私の娘と同級生の、
川さんの息子さんも
いらっしゃるというので、

どうしても、お会いしたかったのだが、
私は、相変わらずのバタバタで

今日のお昼頃しか伺えない状態だった。

折悪しく、お二人でお昼休憩に出られた後だったので、
優しい笑顔にはお会い出来なかった、残念!
 

数日前「いやいや・・・時間がなくてね、
今年も恥ずかしいんですよ。」とおっしゃっていたが、
優しいお人柄が表れたステキな作品だった。

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カムチャッカの自然 写真展

2019-03-05 01:01:50 | 友人の個展

2月27日(水)

今年も源原先生から
写真展へのお誘いをいただいた。

18名の男女約半数ずつのグループの団長さんとして
カムチャッカ半島の自然の中で8日間過ごしてこられたそうだ。

夏の間だけ不定期に直行便が飛び、観光化が進んでいるようだ。


1億2千万人の人口を持つ日本列島と、
35万人の住むカムチャッカ半島の大きさはほぼ同じで、
しかも、その中の約20万人がペトロパブロフスクカムチャッキーに
集中して住んでいるので、どこへ行っても自然が豊かで、
珍しい花々が乱れ咲いていると伺った。

それだけ人が住むには厳しい環境の地なのだろう。

カムチャッカは火山の連なる半島で、火山が300もあるらしい。

コリャーク山は、美しい形をした見事な成層火山である。
海抜は3456mと覚えやすい 。
富士山に似た形だが、雪が裾野まで広がっている。

★下線部は全て先生の説明文を引用させていただいた。

アバチャ山は2741mで、
山頂は活火山の様子が分かり、
外輪山もはっきり見える。



登山道は砂礫がごつごつした道であり、土がない。
植物にとっては住みにくい所であろう。
そのような関係で一面の草原にはならず、露出した地面が目立つ。





先生は何百枚という写真の中から選りすぐりの
数十枚を展示なさり、説明を加えていらっしゃるのだが、
ここにはさらにホンの一部だけ上げさせていただいた。

シラタマソウ(Silene vulgaris) ナデシコ科

ガクが膨らんで、可愛らしい形をしている。
ヨーロッパ原産で、今では世界に広く広がっていて、
日本でもあちこちに点在している。


キバナノアツモリソウ (Cypripedium yatabeanum) ラン科

下側の花弁が袋状になっていて可愛らしい。
学名のCypripediumは、
ビーナスのスリッパという意味だそうだ。
日本では本州中部と北海道に見られる。




私はここで「すご~~~い、我が家にもこのお花があるんですよ。
ちょっと色や形が違うし、名前も少し違うようですが。」と言って、
帰宅後、この花のブログをお送りしたところ、 調べて下さり
キプリベディウム と パフィオペディルム の似た属があり、
どちらもスリッパのイメージで捉え、
貴婦人やビーナスの名前を付けていて大変興味深く思いました、
と お返事をいただいた。


今日はすばらしい日だった。
私が会場に伺った時、丁度、人の波が引いたのか
先生がお一人で立っていらした。
長い会期中、ずっとたくさんのお客様に旅行や写真の説明を
されていたので、少しお疲れになっていたかもしれない。

二人で椅子に腰かけて、写真を拝見しながら、
植物の事、遠い昔の事、子供達の事など、
懐かしい思い出話をしばらく楽しむ内、

今、娘達があの頃の私と丁度同じ位の
歳頃になっていることに気付いた。


 


やがて、お客様が増え、大学時代の同級生がお見えになり、
お別れを告げたが、また、来年はどちらにお出掛けなのか、
お元気なお姿にお会い出来る日を楽しみにしている。

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平井出 和子さんの作品展

2018-10-18 00:49:09 | 友人の個展

10月16日(火)

私の小、中学校時代の親友「徳さん」の作品展が
小田急線南林間駅近くのCafe gallery「野の花」で
10月2日~27日まで開かれており、昨日お邪魔した。

一昨年、2月にも同じ場所で開かれているが、
こじんまりしていて、オーナーの感じも良く、
落ち着ける画廊だった。

教師定年後も乞われて非常勤講師を続けながら
作品作りに余念がない彼女は、いつも大忙し。

このところ、所属するグループ展に出品したばかりで、
頑張り過ぎたのか、体調を壊していたと言う。

 

染彩画とは、染料で絹地に描く絵画のことで、色を塗り、乾かし、
何度もそれを繰り返す、とても根気のいる作業のようだ。

数年前から書道も始められ、御自分の作品に重ねたり、
いつも新境地を求めて制作を進めていらっしゃる。

 


他にもたくさんの作品があったが、残念ながら、
ガラスに照明が入り、写真の出来が悪かった。



いつもたくさんのお客様に囲まれているのに、
今回は期間が長いせいか、
珍しく2時から4時近くまで私が独り占め。

子供の頃の事、御両親や御家族の事、懐かしい思い出ばかり、
久しぶりにたくさんのおしゃべりが出来た。

いつもボーッとしていた私だったが、
とても楽しい子供時代を過ごすことが出来たのは、
優秀で優しくしっかり者の彼女のお陰である。

4時過ぎ、いつもの顔馴染みさん達がやって来た。
留守番の夫の顔が浮かび、後ろ髪を引かれながらお暇をした。

お近くにお住まいの方は、是非「野の花」にお訪ね下さい。
ステキな彼女とおいしいコーヒーが待っていますよ。
野の花 046-274-1046

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春の陶来展

2018-05-05 16:05:40 | 友人の個展

4月12日(木)

お花の日の帰り、八王子駅に近い
ギャラリースペース「ことのは」にお邪魔した。

イタリアン料理教室の仲間「小久保公子」さんが
「7人のグループ展」にお誘い下さったのだ。

 

お若くして病に倒れた御主人を支えながら、
お仕事や作陶に励んでいらっしゃる公子さんの作品は、
丁寧で美しく、あれもこれも、欲しいと思う作品ばかりだった。

 

他の6名の方々の作品も素晴らしく、絵画、
押し花アート、ボタニカルアート、焼物、その他、
お茶を召し上がりながら雑談をするお仲間達の笑顔もステキだった。

 

 

押し花を作るのも大変なのに、その花びらを一枚一枚重ねて
これだけの作品を作られる色彩感覚、根気・・・

私には絶対出来ない忍耐と才能をそれぞれお持ちの皆さんだった。


イタリアン教室で出来上がったお料理をいただきながら、
雑談を楽しむ中、今まで全く知らなかった方々の
人柄や御趣味、御家族の事を伺うことで、
また、新しい世界を覗かせていただいた。

 

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平井出 和子さんの染彩画展

2018-01-28 00:06:03 | 友人の個展

1月27日(土)

小学校からの親友、平井出和子さんの個展が、
横浜市反町の「GALLERY  KAORU & Cafe」で開催された。

このギャラリーは黒川薫さん主催の多目的ホールで、個展、グループ展、
小コンサート、落語会、三味線の会、フランス語教室、連句、
いろいろな団体、個人が利用されているらしい。

お友達の岩田和枝さんが賛助で展示されている陶器のフクロウも素晴らしかった。





数年前から書道も始められ、御自分の作品に重ねたり、

今まで絹地の上に何度も染料を重ね、乾かして描かれていた絵に
さらに平面だけでなく膨らみを工夫されるなど

いつも新境地を求めて制作を進めていらっしゃるようだ。

 

小、中、高、大学時代のたくさんのお友達がお顔を出し、
いつの間にか、初対面の方達とも話が盛り上がり、
毎回、とっても温かい気持ちで帰路に着く。

特に、今日はお嬢さん御夫妻がランニングの途中で
突然、陣中見舞いに現れ、何年ぶりかの再会!
あの頃、まだ大学生だったのに、今は二児の母・・・

作品について御当人とあまりお話する時間がなかったので、
素人の勝手な思いだけを書き綴り・・・お許しを・・・


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