8月28日(月)
ここ数年、コロナ渦での開催中止や
私のスキー旅行などとも重なり、
3年程疎遠になっていた源原先生から、
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村内ファニチャー サロン「樫の木」を11月末で退社されるとのこと、
現在開催中の夏のオアシス展で先生の展示は最後になるので
時間があれば是非・・・というご連絡をいただいた。
明日で最終日だというこの日、夫と二人で伺った。
3年ぶりの先生はお変わりなくとてもお元気そうで、
他の出品者の作品についても詳しく説明をして下さった。
慣れないスマホのカメラで何枚か撮らせていただいたが、
ほとんどの作品に窓からの光と青空が映り込み、
残念な結果になっていた。
その写真を使ってブログを書き始めたが、
あまりにもひどい出来に、わがままを承知で
先生に写真を送っていただくようにお願いをしたら、
ああ、やっぱりステキ、これだこれだ・・・と納得。
御岳山にレンゲショウマの観察会に行かれたとき、
深い霧の中で思うようなお花の観察はできず、
ガッカリされたことだろう。
しかしながら、この静寂・幽玄の世界から
私は美しいお花以上の感銘を受けた。
これもすばらしい作品だったのに、唯一光のない場所で撮った写真。
私の腕前のせいでガッカリ!
他にもちょっとかわいい作品を見つけた。
左から ギリシャ神話「狩リの女神ディアナ」
黒田清輝 「湖畔」 ノーマンロックウェル「家出」
キユーピー(株)で働いていらしたという(うえおかたけひと)さんが
オマージュ作品として発表されたもので何となくおかしかった。
※オマージュとは 敬意や尊敬、賛辞を表し、パロディとは若干異なるそうだ。
ところで、初めて知ったのだが、キユーピー(株)が正しくて、
キューピーではないそうだ。
ユ と ュ・・・会社にはこだわりがあるらしい!!
会場の中程に「八王子の野口英世」と言われている
「肥沼 信次」博士の功績が展示されているコーナーがあった。
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八王子市で生まれた日本の医学者で、
第二次世界大戦後のドイツで医療活動に尽力し、
1964年3月8日に現地で病没された方で、
近年、八王子で大勢の人達が彼の功績を知り
世に広めていくよう活動をされていると伺った。
そして、最後に「テレビを見たりしますか、朝の連続ドラマで
牧野富太郎さんの人生を扱っていますが・・・」
「はい、これだけは毎朝ビデオに撮ってもらっていますので。」と私。
植物採集とまではいかないが、昔、先生についてあちこち観察会に
ご一緒させていただいたので、特に興味を持って見ている。
日本植物学の父と呼ばれた彼の功績や、テレビで放映された
裏の裏の人物や植物にまつわるお話まで生き生きと話して下さった。
もっともっと伺いたかったこと、書きたいこともあったが・・・
また、いつかお目に掛かる日があることに期待して、今日はこれまで。
追加 9月17日
源原先生からうれしいお知らせが届きました。
霧の森の写真、
全日本美術協会展で、奨励賞をいただきました。