アヴィニョンの橋から法王庁宮殿へ・・・
1334~52年にかけてアヴィニョンの二人の法王が建てた宮殿。
オーディオガイドによると、
北半分が創設者ベネディクト12世、修道士出身で地味で厳格な雰囲気。
南半分が後継者のクレメンス6世、貴族出身でキリスト教の最高主君の
住居にふさわしい豪華な宮殿を建設したらしいが、
これもフランス革命の時に売り飛ばされたり、
壊されたりして、今は、何もなかった。
中世の頃、修道層達が強大な力を持ち、この地に君臨していた時、
一般の市民達はどのような暮らしをしていたのだろう。
宗教のすばらしさと恐ろしさの二面性を感じた。
街中には観光客が多く、狭い道には車と騒音が溢れていた。
夕方早めに、今度はタクシーで7~8分、
ホテル ラ・マニャヌリに戻った。
ああ、楽チン・楽チン。