10月1日(土)
睡眠時間も7時間しっかり取って
ゆっくり朝風呂にも入り、元気溌剌。
朝食ものんびり9:00スタート
さて、今日は上伊那のNさんのお宅に急遽お邪魔することになっている。
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いつも山登りのこと、畑のこと、いろいろなことを
教えて下さる貴重なスキー、テニスのお仲間だ。
その前に北さんお勧めの駒ヶ池に立ち寄った。
閑散とした池の畔でチェロの練習をする人がいたり、
カルガモだろうか、2家族?ぐらい
親の後について泳いでいる雛達の姿がかわいくて
しばらく立ち去りがたいような穏やかさだった。
昨日登った美しい千畳敷カールが池の彼方に見え、
静かな水面に映る木々の姿も美しかった。
Nさんのお宅に着いたのはお昼少し前。
広い敷地に大きな平屋建ての立派なお家、
すご~~~い、と口々に叫ぶと
「何言ってるんですか、田舎は皆こんなものですよ・・・」と
笑いながらおっしゃった。
大きなお皿にご自慢の2種類の梨を山盛りに剥いて出して下さった。
「20世紀」と「南水」どちらもおいしいが、
私はどちらかというと「南水」が好き。
豊水に似た色の皮で、ゴツゴツとした歯触りと甘さに
フォークを持つ手が止まらなかった。
昨日の味噌カツ丼の店先では 1個300円で売っていた。
お腹がいっぱいになるとNさんが、梨畑に連れていって下さった。
生まれて初めての梨もぎ。
エ~~~ッ、こんなふうに枝を横に張らせて作るのか・・・
毎年2,000個ほど実が成るそうだ。
物を知らない私は、ハシゴを掛けて登って採るのかと
柚子や梅、ミカンの木のように考えていたが、
このような形に作るまでには相当の年月がかかるに違いない。
お父様の畑を継がれたNさんのお気持ちが
初めて分かったような気がしたが、
全く出荷などなさらず、全部、親戚、家族、友人達に差し上げるとのこと。
お陰さまで我が家もいつもその恩恵にあずかっている。
これは20世紀
これは南水
次は広い 広い ビニールハウス見学
これはピーナツの葉っぱかな?
「ジャンボピーマン、全部採って持って行ってね。」と
おっしゃるNさんに
「この完熟の赤いピーマンがとってもおいしいんですよね。」と
言うと「えっ、本当?知らなかったぁ」
その場でムシャムシャ・・・
その甘さに驚かれたようだった。
あちこち見せていただい後、大きな冷蔵庫のある作業場で
袋から梨を出して悪いものがないか調べて下さった。
いつもスキー場やクラブに持ってきて下さる季節外れのおいしい梨は
ここで保管をなさっているのだ。
百聞は一見にしかず・・・
今日はたくさんの勉強をさせていただいた。
「もっと大きな車で来なくちゃぁ、
コンテナごと積んで持たせて上げようと思ったのに・・・」と
おっしゃりながら、たくさんの梨、カボチャ、
それに昨日白米にしたばかりという新米を下さった。
座席の下に転がしたり、膝の上に抱えたり、
6人が乗った車の重さと、さらにすごいお土産で
運転手の森さんも終始緊張気味の運転だったようだ。
Nさん、お忙しいところ、本当にありがとうございました。
このお礼は来春、梨2,000個の袋掛けの
お手伝いに全員でおじゃまします。
もっとも・・・素人が簡単にできるとは思いませんが、
私、雑草抜きなら少し上手にできます。
よろしくお願いいたしますね。