日々発見

日々新しい事に挑戦して・・・

千畳敷カールから上伊那へ

2022-10-30 01:21:48 | 国内旅行

10月1日(土)

睡眠時間も7時間しっかり取って
ゆっくり朝風呂にも入り、元気溌剌。

朝食ものんびり9:00スタート


さて、今日は上伊那のNさんのお宅に急遽お邪魔することになっている。
クリックしてね
いつも山登りのこと、畑のこと、いろいろなことを
教えて下さる貴重なスキー、テニスのお仲間だ。

その前に北さんお勧めの駒ヶ池に立ち寄った。

閑散とした池の畔でチェロの練習をする人がいたり、
カルガモだろうか、2家族?ぐらい 
親の後について泳いでいる雛達の姿がかわいくて
しばらく立ち去りがたいような穏やかさだった。


昨日登った美しい千畳敷カールが池の彼方に見え、
静かな水面に映る木々の姿も美しかった。


Nさんのお宅に着いたのはお昼少し前。
広い敷地に大きな平屋建ての立派なお家、
すご~~~い、と口々に叫ぶと
「何言ってるんですか、田舎は皆こんなものですよ・・・」と
笑いながらおっしゃった。

大きなお皿にご自慢の2種類の梨を山盛りに剥いて出して下さった。
「20世紀」と「南水」どちらもおいしいが、
私はどちらかというと「南水」が好き。
豊水に似た色の皮で、ゴツゴツとした歯触りと甘さに
フォークを持つ手が止まらなかった。

昨日の味噌カツ丼の店先では 1個300円で売っていた。

 

お腹がいっぱいになるとNさんが、梨畑に連れていって下さった。

生まれて初めての梨もぎ。
エ~~~ッ、こんなふうに枝を横に張らせて作るのか・・・
毎年2,000個ほど実が成るそうだ。

物を知らない私は、ハシゴを掛けて登って採るのかと
柚子や梅、ミカンの木のように考えていたが、
このような形に作るまでには相当の年月がかかるに違いない。

お父様の畑を継がれたNさんのお気持ちが
初めて分かったような気がしたが、
全く出荷などなさらず、全部、親戚、家族、友人達に差し上げるとのこと。

お陰さまで我が家もいつもその恩恵にあずかっている。

これは20世紀

これは南水

次は広い 広い ビニールハウス見学

これはピーナツの葉っぱかな?

「ジャンボピーマン、全部採って持って行ってね。」と
おっしゃるNさんに
「この完熟の赤いピーマンがとってもおいしいんですよね。」と
言うと「えっ、本当?知らなかったぁ」
その場でムシャムシャ・・・
その甘さに驚かれたようだった。

あちこち見せていただい後、大きな冷蔵庫のある作業場で
袋から梨を出して悪いものがないか調べて下さった。


いつもスキー場やクラブに持ってきて下さる季節外れのおいしい梨は
ここで保管をなさっているのだ。
百聞は一見にしかず・・・
今日はたくさんの勉強をさせていただいた。

「もっと大きな車で来なくちゃぁ、
コンテナごと積んで持たせて上げようと思ったのに・・・」と
おっしゃりながら、たくさんの梨、カボチャ、
それに昨日白米にしたばかりという新米を下さった。

座席の下に転がしたり、膝の上に抱えたり、
6人が乗った車の重さと、さらにすごいお土産で
運転手の森さんも終始緊張気味の運転だったようだ。

Nさん、お忙しいところ、本当にありがとうございました。
このお礼は来春、梨2,000個の袋掛けの
お手伝いに全員でおじゃまします。

もっとも・・・素人が簡単にできるとは思いませんが、
私、雑草抜きなら少し上手にできます。
よろしくお願いいたしますね。

 

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駒ヶ岳・千畳敷カールへ(続き)

2022-10-26 23:46:05 | 国内旅行


千畳敷カールから宿に向かう途中、ドーナツ工場へ立ち寄ったが、
お腹が空いていないので興味も湧かず
数袋をお土産に買ってすぐに車に引き上げた。

しばらく走るとピンクの花が咲いている畑のような所に
大勢の人達が見えた。

何だろう・・・時間を少し持て余し気味の我々には
格好の暇つぶし・・・?

早速入っていくと「アサギマダラの里」と書いてあった。

フジバカマの花に人が群がってカメラを構えている。

そして、たくさんのトンボが飛び交い、
森さんが指を立てると・・・近くに寄ってきた。

まぁ すご~~~い。
私も真似をして指を立てるとすぐに止まった。

4~5枚シャッターを切っている間、じっとしていたので、
選び抜いた一枚をアップ。



私は全く知らなかったが、アサギマダラは
台湾や八重山・沖縄諸島から
暑さを避けて東北・北海道まで北上し、秋になると
寒さを避けて南下をする渡り鳥のような大型の蝶らしい。



ヒラヒラと軽やかに飛び回るのではなく、
傍に人がいても恐れる様子はなく、
フワ~~~リ、フワ~、フワ~と花に止まり、
蜜を吸っている。

 

さて、十分遊んでそろそろチェックインの時間も過ぎた。

ホテルやまぶき (早太郎温泉)

皆の荷物を平然と両手に持った
力持ちの美人若女将?さんは愛嬌も良く、
ホテルの隅々まで掃除も行き届いていて
日替わりの にーにの湯、ねーねの湯もとても気持ちよく
何だか当たりくじに当たったような雰囲気だった。

20時にお願いをした夕食は
囲炉裏を囲んで「長月の膳」


「いろり信州アルプス牛 特選石焼きステーキ野菜と共に」と
銘打って、途中から登場!

北さんが鉄板奉行?を引き受けて下さって
口に入れるとスッと溶けるようなおいしい牛肉に皆大喜びだった。

まずは 食前酒・果物酒      先付 冷製玉地蒸し・なめこあん

前菜  初秋三点盛り

 

造里 海川三種盛りあしらい一式



蓋物 季節の炊き合わせ    吸い物代 名残の地トマトのスープ



強魚(しいさかな)ヤマメの洋風仕立て 特製ソース付け合わせ

山家茶漬け・香の物

水菓子


とてもおいしくて、量も多く、下ちゃんによると
東京ならお料理だけで一万円以上はすると思うわよ・・・とのこと。

温泉も食事も仲間もすばらしくて、
しかもあれだけの山登りだったのに、
全く筋肉痛もなくて最高の一日だった。

10時には・・・・沈没

(蛇足ですが、翌日どころか、何日も痛みは出ていませんよ)

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駒ヶ岳・千畳敷カールへ

2022-10-23 23:44:48 | 国内旅行

9月30日 (金)

テニス仲間の北さんから「紅葉を見に行きましょう。」と
お誘いをいただいた。

山登りは苦手な私。
まだ若い頃に戸隠山と黒姫山に2日連続で登ったときに
精神的にも肉体的にも本当に辛かった思い出があったせいだ。

夫も現地に早く着いて朝まで車中泊は辛いからと難色を示したらしいが

優しい北さんは ロープウェイで登るんだから大丈夫!
早朝に出発をすれば大丈夫! と勧めて下さった。
お仲間はテニス仲間の北さん、下ちゃん、
森さん、野んちゃん、そして、私達の計6人。

いよいよ、30日の夜中1時40分、ご近所の森さんが
我が家まで迎えに来て下さって、全員テニスクラブの駐車場で待ち合わせた。

皆さんは登山大好き仲間であちこち経験も豊富らしいが、
私はどこに行くのかもよく分かっていなかった。

 

5時前、まだ夜明け前の暗闇の中
菅の台バスセンターの駐車場に着くと北さんは
路線バスしらび平駅行きのチケット6枚を買うために
急いで順番待ちの列の最後尾まで走って下さった。

次に森さんが身支度を調えて北さんと替わり、
北さんは車に戻って、ご自分の支度を調えて再度列に加わった。

私は自分のことだけ。

チケット売り場と平行して、バスを待つ人達は左側の列に並ぶ。
まだ人の顔もよく見えない暗闇の中で、
私達はひときわ明るく見える休憩所の中に入り、
コンビニで買った朝食のおむすびを交代でいただいた。

やがて、始発バスに乗り込み、全員が座席に座ると
出発進行。
途中、落石が道路に落ちていて、運転手さんは車から降りて
それを道の端まで運んだが、
突然の大きな落石ならひとたまりもないだろう。

30分後、しらび平駅に到着(7:58)  ロープウェイで千畳敷駅まで。


宝剣岳を目指して歩き始めた。(8:35)

まだまだ遠い・・・

きついよぅ・・・

後を振り返って・・・
「いつでも下りていいからね、あの二股の分かれ道から
右へ行けば駅だよ、左に行けば池があるから、
回って階段を上れば駅だから、そこで待ってていいからね。」

皆さんが何度も声を掛けて下さった。


余裕綽々の森さん

いつの間にか、私のザックまで持って下さって にこやかな下ちゃん


振り返れば・・・もう分かれ道は見えない・・・


後少し・・・


乗越浄土に全員到着!!!(9:45)

一休みの後、命知らずの4人は宝剣岳の頂上を目指してさらに登る!!
残りの二人はここでお留守番!


何と4人とも鎖の命綱を手繰って
てっぺんまで登ったそうだ。

信じられないこの笑顔!!!



ちっちゃな体なのに宝剣岳のてっぺんまで・・・
届いたのかな・・・野んちゃんの足は


何と、余裕綽々だった森さんの登山靴の底が
壊れて外れてしまった。


どうしたらいいの・・・

驚いていると、野んちゃんがバッグの中から
4~50㎝のナイロンストッキングを2本出して、
本体と底を2カ所しっかり結びつけて 修理完了。

その準備の良さに、皆感服した。

 

さて、しっかり休み、おやつもいただいて、これから下山。(11:50)


行きはよいよい、帰りは怖い。

後続の人達が次々登ってきて、まるでアリの行列のようだった。

あんなに苦労して登ったのに、ふと後を振り返ると
もうアリさん達は遠くて見えない。(12:05)




一歩一歩踏みしめて、滑らないように、人にぶつからないように、
気を付けながら、ようやく池までたどり着いた。(12:32)


入れ替わり立ち替わり、看板の前に立って
今下りてきたカールの広さ、高さを思いながら記念撮影。(12:35)

池の傍に立って説明をされていたガイドさんによると
真夏の暑さ、雨の多さで、今年の紅葉はこのまま色付くことなく
枯れてしまうのではないかとのことだった。


14:30には、今朝出発した駐車場に戻り、
隣接する食堂で北さんお勧めの味噌カツ丼をいただくことになった。

私は単品でラーメンだけ。
何年ぶりかのラーメンはとってもおいしく、
一口かじらせてもらった味噌カツもとってもおいしかった。

さて、満足、満腹の内に今夜のお宿に向かうことに・・・(続く)

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ミョウガ

2022-10-09 22:11:23 | 美味しいもの

9月25日(日)

今年はミョウガの出来が悪くてほとんど採れなかった。

昨年はたくさん採れてとってもうれしかったのに

      クリックしてね

幼稚園に通うお隣の坊やが、ミョウガが大好きと言うので
我が家の庭師が分けてあげて、
お父さんがプランターに植えて

来年を楽しみにしていらしたのだ。


なのに、例年にない乾いた猛暑の夏で、水分不足のせいか
10個もできなかった。

お隣のプランターではもっとかわいそうな結果だったに違いない。

もう季節が終わってしまったので、
今度は地植えにしたらどうかと
掘り出したところ、ここ数日降り続いた雨のせいか
何とたくさんのミョウガができていた。

まぁ・・・今頃!

来年はお隣でもたくさんできるといいなぁ・・・

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主のいない長竹へ

2022-10-07 01:28:55 | 畑のお手伝い

9月22日(木) 

きのぴさんは明野工房で24時間体制の窯焚きの最中。

毎日朝、昼、夕飯作り、
窯焚き指導をしながらの作業で6日目、フラフラ状態です
と昨日彼女からLINEで写真が届いた。

説明は何もないのでランダムにアップさせていただくが、
丹精込めた作品が炎の中で命を吹き込まれ、
どのような作品が出来上がるのか、
お仲間の一人一人が期待と不安で
チムドンドンしながら待っていらっしゃるに違いない。


これから焼く作品を窯に並べ(さらに上にもあるそうだ)
初めは小さな火で・・・


明野の美しい夕日

煙突から煙が・・・温度が上がるにしたがって炎が見えるそうだ

そして 光り輝く朝日

だんだん仲間達が増えてきて



いよいよ窯焚きも佳境に



どうぞすばらしい作品が出来上がりますように・・・

 

そして、我々小作人二人は
今日も収穫と雑草抜きを頑張った。


形は不細工だが、それでも無農薬、
有機肥料のお野菜をいただけるのはとても幸せ。
感謝、感謝

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