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2011-03-25 | 市民のくらしのなかで

水道水が心配な妊娠・授乳中の方へ

日本産科婦人科学会が見解


 日本産科婦人科学会は、「水道水について心配しておられる妊娠・授乳中女性へのご案内」と題する見解を24日、発表しました。

妊娠中・授乳中女性が軽度汚染水を飲み続けても母体・胎児・乳幼児に健康被害は起こらない

 東京都の金町浄水場から検出されたのは1キログラムあたり200ベクレル前後の放射性ヨウ素。この軽度汚染水道水を妊娠期間(280日間)中、毎日1リットル飲むと仮定した場合、軽度汚染水道水から受ける総被ばく量は1232マイクロシーベルトと計算しています(※)。

 おなかの赤ちゃん(胎児)に悪影響が出るのは胎児の被ばく量が50000マイクロシーベルト(50ミリシーベルト)以上の場合としています(米国 産婦人科学会の推奨)。確定的とはいえないとしつつ、母乳中に分泌される放射能活性を持ったヨウ素は母体が摂取した量の4分の1程度と推測しています。

 これらをあわせると、現時点では、妊娠中・授乳中女性が軽度汚染水道水を連日飲んでも、母体や胎児に健康被害は起きないと推定。また、授乳を持続しても乳幼児に健康被害は起きないと推定しています。

胎児・乳幼児の被ばくは少ないほど安心

 胎児・乳幼児はおとなに比べ、被ばくの影響を受けやすいとされており、被ばくは少ないほど安心だとして、軽度汚染水道水以外の飲み水を利用できる場合には、それらを飲用することを勧めています。

妊娠中は脱水にはとくに注意が必要

 妊娠中女性は、のどがかわいた場合はがまんせず、水分を取る必要があります。スポーツドリンク、ミネラル水、ジュース、牛乳などがお勧めとしています。

 今後も水道水の放射性物質汚染(ベクレル値)に注意するよう喚起しています。

 ※総被ばく量(マイクロシーベルト)=(摂取ベクレル総量)×2.2÷100

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勝手に個人責任にするな!  東電に殺されるぞ!

2011-03-25 | ちょっと気になるマスコミ報道

福島第1原発3号機作業員被ばく 事故? 

放射線量計のアラームを誤作動と思い込み作業

フジテレビ系(FNN) 3月25日(金)6時31分配信より転載 見だし操作

福島第1原発の3号機で24日、3人の作業員が被ばくした事故について、東京電力は、3人は線量計のアラームが鳴っていたにもかかわらず、誤作動だと思い込み、作業を続けていたと説明した。
25日午前4時半ごろ、東京電力は会見で「作業を開始してからアラームが鳴りましたものの、故障と思って勘違いをしてしまって、作業を継続してしまったということでございます」と話した。
東京電力によると24日、3号機のタービン建屋の地下でケーブルの敷設を行っていた協力会社の男性作業員3人から、17万3,000マイクロシーベル ト~18万マイクロシーベルトの高い放射線量が確認され、このうち2人は「ベータ線熱傷」の可能性もあるとして、病院に搬送された。
東京電力の説明では、この作業現場では前日、放射線量が低かったため、3人は事故当日、線量計のアラームが作業開始直後に鳴ったにもかかわらず、「アラームがこんなに早く鳴るはずがない」として、誤作動だと思い込み、高い放射線量の中、作業を続けたという。
東京電力は、今回の事故を受け、現場の環境が変わりやすい状況にあるため、被ばくの可能性が高い現場は、専門の社員を同行させる方針を示した。
一方、東京電力は、作業員が踏み入れた水たまりの放射性物質の濃度が、通常運転中の原子炉内の水が含む量のおよそ1万倍の濃度であることを明らかにした。
水たまりからは、コバルト60、ヨウ素131、セシウム137、セリウム144などの放射性物質が検出されており、1立方cmあたり、あわせておよそ400万ベクレルになるという。
検出されたセシウムやセリウムは、核分裂反応の生成物であることから、東京電力は、高濃度の放射性物質が検出された原因について、燃料が破損して原子炉の外部に流出したためではないかとしている。

最終更新:3月25日(金)8時3分

Fuji News Network

 
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