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5年前に予言的追及!!安全神話振りまく政府

2011-03-22 | 市民のくらしのなかで

「完璧に問題点予見」

原発の危険追及した吉井質問 ネットで反響


 「完璧に問題点予見し指摘している」「非常に論理的でぐうの音もでない」「こうなると人的災害か」――。

 日本共産党の吉井英勝衆院議員がかつて行った、今回の福島第1原発事故と同様の事態を予測しつつ対策を迫った国会質問に、インターネット上でこんな反響が相次いでいます。

 ニュースサイト「Ceron」(セロン)が紹介した吉井氏の衆院予算委員会での質問(2006年3月)。地震による原発のバックアップ電源破壊や 津波による機器冷却系喪失により、最悪の場合には炉心溶融、水蒸気爆発、水素爆発が起こりうることを具体的に追及していました。質問により、津波による5 メートルの引き波が発生した場合、日本の原発の約8割にあたる43基で、冷却水が一時的に海から取水できなくなることが明らかになったことも紹介していま す。

 同質問を読んだ多くの人がサイトへ「これ読むと、今の事態を完璧に予言していて震え上がった…。こうなったらイデオロギー論とか二の次!一貫して もの言う人のことにもっと耳を傾けなくては」「驚いたな。ほぼ完璧な予測だ。緊急停止後の冷却系が原発の泣き所だったんだ」などの書き込みをしています。

 さらに、「今回の事態は『想定外』ではない。今回の事態は、あらゆる人間が考えを尽くして予想した全てを上回る、とかではない」などと、吉井氏の指摘を顧みず「安全神話」を振りまいてきた政府や東京電力への非難が多数寄せられています。

 中には、「今は、現状打開が最優先」とした上で、「落ち着いたら、大反省会をしましょう」とのコメントも。そこからは、目の前の危機回避に全力を あげつつ、「安全神話」との決別と全国の原発の総点検、さらには原子力から自然エネルギー利用へと政策を抜本的に転換する必要性も浮かび上がってきます。

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いよいよXデーが、近づいてきた感じですね!

2011-03-22 | 市民のくらしのなかで

2・3号機から煙

福島原発 全作業員が避難


 東日本大震災で被災した東京電力第1原発(福島県大熊町、双葉町)で21日、3号機から煙が上がりました。東電によると、場所は建屋屋上南東側。 午後3時55分ごろ現場から連絡があり、全作業員を避難させました。爆発音は確認されておらず、同6時20分ごろ煙は収まったといいます。

 煙が上がったあたりには使用済み核燃料プールがあります。発煙後、敷地内の放射線量に特段の変化はみられないほか、3号機の原子炉圧力容器や原子炉格納容器などの圧力にも変化はみられないとしています。

 2号機からも同6時20分ごろ煙が上がりました。屋根の隙間から出ているといいます。

 電源復旧作業は、2号機を中心に進められました。東北電力の送電線からの外部電源を配電盤まで受電しており、さらに中央制御室に通すために必要な各種機器の点検を行いました。

 2号機から1号機に電気を流せるようにする作業や、3、4号機にケーブルを引き込む作業も実施。21日午前11時半すぎには、5号機も配電盤まで受電。6号機にも電気が流せる状態になりました。

 東京消防庁などは20日午後10時ごろから始めた3号機プールへの放水を21日午前4時ごろまで継続。自衛隊は4号機プールへの放水を21日午前6時40分ごろから約2時間続けました。

 また、東電は21日、福島第1原発の敷地内で採取した空気から放射性のヨウ素とセシウムが検出されたことを明らかにしました。採取したのは19日 正午ごろで、2号機から北西へ約500メートル離れた地点の空気中のヨウ素131の濃度は1立方メートル当たり0・00594ベクレル。1年間、この空気 を吸い続けると、約300ミリシーベルトの被ばくに相当するといいます。

 電源復旧や放水の障害となっている、敷地内のがれきの撤去作業を行うため、自衛隊の戦車が静岡県御殿場市から派遣されました。

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