どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

呑兵衛のゴミだし

2016年06月20日 | 日記
ここに越してきた時 まずマンションの下のゴミ置き場でそれぞれの収集の曜日を確認した

私の住む区では 燃えるごみが週二回 瓶や缶やペットボトル 新聞・雑誌などのリサイクルごみが週一回 燃えないごみが隔週で月に二回と決まっている

曜日は違っても出し方は同じで 瓶・缶にはそれぞれにコンテナがあり 当日の朝に置かれる

我が家のところは 朝の5時半頃 収集車が回りながらそれを置いていく

実は退職するまで 誰がそれを置いているのかまったくの謎だった

ある日の早朝 出そうとしたらまだそのコンテナが無く その後もう一度覗いた時に たまたまその作業の車と鉢合わせになって知ったのだ


そんなわけで 該当の曜日の朝 ここは何時頃にまわってくるのかと窓から何度か覗いてみたり 下まで下りて行ったがまるでその気配が無い

ゴミ置き場の掲示板を確認してみたが 確かに今日の曜日となっている

ここは遅いのだろうか?

今日出さないと 私のような呑み助は缶が溜まってしまうし・・・

そう思いつつ もう昼前近くだっただろうか 再び見に行くとゴミ収集車が近くに来ていたので訊ねてみた

掲示板にはそうあるけれどこのマンションは別で 瓶・缶・ペットボトルは別の曜日だという

何曜日かはわからないから 管理人にでも訊いてみて ということだった

意味不明ではあったが それから毎朝 その曜日を確認するはめになった

そして引っ越しから一週間が過ぎたある朝 窓から覗いてみて それが月曜だとわかった


コンテナは折り畳みになっているので 一番最初に出す人はそれを組み立てなければならない

退職後 早起きで朝の時間に余裕があり また家の整理で毎回多くのごみ出しをすることになった私は 向かいの家の早起き奥さんと競うようにして(そんな気は無いがよく遭遇した)それをしていた

先週のこと 朝の5時過ぎ ここに来て初めてのコンテナ組立てをしたが 我が家の場所よりも相当早い時間に置かれるようだ

今朝は先客がいて すでに組立ては終わっていた

その高齢の女性に朝の挨拶をして 何時ごろ置かれるのか尋ねてみたら 4時半から5時の間ということだった

そして いつも私がこれを作るの と

ちゃうやん いつもちゃうやん 先週はわたしが作ったやん と思いつつ そうなんですか と

まあ 長い歴史の中では ほとんどいつも は いつもと同義語なのだろう


その後 また別の高齢の女性が 瓶をひとつ捨てに来た

その二人ともが 同じマンションの住民ではなくご近所さんらしかったけれど となると 前にきいたゴミ収集の人の話と少し違う

掲示板も変だし(区のちゃんとしたものなのに) それぞれの住民にあてられた場所と曜日があるはずなのになぁ

まあ 細かいことは気にしない


気にするのは 早起きの女性高齢者に私も仲間入りか?ってこと

そしてもっと気にするのは 私が缶をコンテナに入れるのを見ていた時の女性のひとこと

まあ 沢山・・・

あのね これを見られたくなくて朝早くに出すことにしてるのですよと心の中で叫びながら 呑兵衛ですから と笑顔で答える

ここに住んでからそろそろ一か月

ゴミだしもすっかり板についた

  
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そうだ 父の日だった

2016年06月19日 | 日記
六月も下旬に入り 湿度も気温も高くなってきた

これから先まだ一か月は梅雨が続き それが終わると約二か月近くの暑さとの戦いが始まることになる

まだ昼間から冷房を入れるほどでは無いけれど それでも今日のように少し大がかりな掃除などすると 汗がポタリと落ちてくる


友人が遊びに来るのに備えて封印していた段ボールも開封するはめになり そのおかげでドイツ語の辞書が見つかった

その一からやり直しのドイツ語であるが 文法にせよ 単語にせよ しっかり覚えたことは記憶の片隅に残っていて ああ そうだったと割と早く思い出せたりするのだが 当時から不得意だった あるいは間違えた箇所はやはり今でも同じ

時間をかけて上った山の途中で せめて留まっていられたのならまだ良いが すっかり登山口まで滑り落ち そこからまた登り始めるのは知った道とはいうものの 前回の到達ポイントにたどり着くのにどれだけの時間がかかるのだろうか

経験が早めてくれるとも言えるし 年齢がそれを遅くするとも言えるけれど まああまり年齢のことは気にしていない

面白ければそれでいいのだ


そういえば今日は父の日だったが ここに引っ越してきてからというもの 親の事を思い出す機会が減った

環境の変化と新しい生活や諸々の事で手一杯だったこともあるが やはり 家そのものの物理的存在が無くなったせいだろうか

それを格別寂しいこととも思っていない

すっかり消えたわけでは無いのだから


地鎮祭には こっそり親の写真を持って行こうと思っている

30歳を少し過ぎた男と まだ20代半ばの若い女性が 60年近く前にあの土地で地鎮祭をした

人生で最初で最後のそれを のちのちその二人は あれは面白かったと笑顔でこどもに語った

こどもは まさかそれを同じ土地で自分がやることになるとは少しも思いもせずに 同じように笑って聞いていた

ただでさえ恥ずかしいのに(誰にも見られたくない!) 儀式のやり方も知っておかなければならない

こんなことならあの時 笑ってなんかいないでもっと真剣にそれを聞いておくんだった

でも親の子だから多分 きっと 祝詞がおかしかっただの 鍬入れなんてするのだとか 不謹慎にも面白がってしまうんだろうなあ 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

予定通りにいかないことも

2016年06月18日 | 日記
測量の杭打ちが天候不順により15日から18日へと変更になり それを工務店に伝えるのとほぼ同時に 隣との境の塀の工事を20日からではなく18日から始めたいがどうかと工務店からメールがあり 境界線がわかるのであればと伝えると 今度は測量士から17日の朝に電話があり 今日は天気が良いからどうでしょうかと・・・ 助かりますとお願いして再び工務店にメールをしようとしたところ すでにメールが入っていて それならば20日からにします と・・・・そこでたった今連絡が入りましたので18日からでも大丈夫ですと伝え・・・

こうして書いていても自分でもようわからんようになってくる



もう~~~~~~~~~~~~~である



もうどいつもこいつも 勝手にコロコロと予定変えるな~~ 

ちゃんと杭打ちの日程は伝えたし 工事は20日からと言っていたでしょ? とは思うものの・・・言えるはずもなく・・・

結果オーライだったから良いけれど

昨日はこれに翻弄され 朝から二度も仮住まいと家との往復をし また暑い一日だったので今年初めての汗ダラダラになりつつも 久しぶりにタオルで汗を拭きながら歩く中 ごく当たり前に季節の到来を感じられることを嬉しく思った


解体費用は見積通りで済んだ

時々思わぬ埋蔵物が出てきたり アスベストの処理やらで増額になることもあるらしいのだが ここはまずクリアした

この先 地盤調査から始まる工程で予定外の出費が発生するリスクはまだまだ残っている

贅沢をあまり言わず 予算にある程度の余裕を持たせておかないと痛い目にあうことになる

上棟式さえ乗り越えればかなり色々な面で気が楽になるのだが それはまだまだ先の話


先日の炊き込みご飯に筍も入れる予定でわざわざ買ったのに すっかり忘れていた

冷蔵庫を漁っていて あら~ と気が付つき 土佐煮で使うことに変更

予定通りにいかないことも やっぱりあるもんだ

 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

色々な事が動き始めている

2016年06月17日 | 日記
OCNのカフェがブログの始まりだった

粗忽者の私は それが何かもわからずにただゲームしたさにうっかり入った

そして今に至る

あの時のうっかりが無ければ それでもいつかはこうしてブログを書いていたか あるいはそうではなかったかはわからない

たとえ書いていたとしても 何を利用し いつ始めたかでまったく違う人生になったはずで そう大げさに考えるほどのことでもないが それでも幾つかの良き出会いがあったことを考えると これはこれで良かったのだと思う


最近 そのカフェ時代から知っている人と遂に会う約束をした

カフェにはミニメールというものがあり 使い方次第ではあろうけれど コメントとは違って当人しか見ることのできないこのメールはとても便利だった

そこで私たちはメルアドと名前だけを交換をした

一度だけ お互いの写真を送りあったこともあるが 私が忙しかったこともあり また会わなくても時々のメールで話すことは出来たし それで互いのことは理解できたし 会うかどうかはそうたいした問題でも無かった

お互いに東京に住んでいるから機会を作ろうと思えば可能だったのだが どちらからもそれを言い出すこともなく十数年の時は流れて行った


彼女とはそうした関係だったが 実際に会ったことのある人もいる

そして どの人にも裏切られることは無かった

疎遠になった人もいるけれど 今も変わらずお付き合いいただいている人もいる


この家の事で疲労困憊していた頃 ブログも途絶えたのを心配して彼女は何度かメールをくれたが 私はそれに返事を書く気力も無かった

彼女だけに限ったことではなかったのだが

それでも私は不死鳥のように蘇った(どこがだ~~!)

家を建てることは私の残りの人生を考える上でも重要な転機となることであり 互いに絡み合った問題でもあった

健康や経済や生きる意味や自分の死に至るまで 計算通りにはいかないだろう多くの事をそうと知りながらも考えることになった

また今年になって あるひとの困難に対してただ思うしかできない無力な自分を感じるという出来事もあった


そして私は この一番暇でゆとりのある時に 彼女と会っておこうと決めた

この先何が起こるかわからない

しかもその危険性は すぐにではないにせよ いずれ確実に上昇することはわかっている

たとえ会わなくとも 彼女がどんな人かはもうわかっている

それでも会うのは 顔を見て人と話すということがどれほど大事なことか 退職後 極端にその機会が減った私には痛切にそれが感じられるからである


私から提案したその計画に 私も会いたいと言ってくれ 快く承諾してくれた

場所だけは決めたが お互いに暇なものの この梅雨だから天気の良い日がいいねと 日にちは未定

来月早々には 友人が仮住まいに遊びに来てくれるという

色々な事が動き始めている

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ね~ちゃん 遅すぎ

2016年06月16日 | 日記
今日は変な日だった

工務店からのメールで 私の希望する二階の窓の手すりが取り付け不可だという

そのことで質問したり 別の物を探したり また確認申請前の最後のチェックということもあって変更箇所を申し出たり 挙句 隣との境界線上の塀の工事を予定より早く始めたいがどうかと言ってくるし あれこれとあって ほぼ一日 PCの前に座ってばかりだった

そう家にはこだわりが無い私だが 外観は家の顔だし ベランダの無い家にとって窓や手すりは特に大事になる

建築法からは手すりをつけないわけにはいかず 気に入らない手すりをつけるくらいなら 屋内側に取り付けて逃げ切ろうかと思っている

本当は 注文してかっこいい木製にしたいのだが のちのちのメンテナンスを考えると 私がそれを大事にしてあげられるかどうか自信が無いのだ


変更箇所として 小さな窓を一つ増やした

それから 1階の掃き出し窓のシャッターを電動に変えた

準防火地域では法律上 隣との距離によってサッシのガラスは網入りにしなければいけない

土地が小さくなった私の家は 当然それに該当する

シャッターは好きではなかったのだが そうすることで透明のガラスにすることができる上に なぜか値段も安い

仕方なくつけることにしたのだが 窓の高さは2200(ミリ)

2000で良かったのだが 採光計算の結果こうなった

さまざまな法律の制約により 小さな土地に建てる家には自分の希望を全て反映させることは不可能だということを いたるところで知ることになったのだが まぁ仕方ないね 


2200の高さの窓となると シャッターの上げ下げもきつくなってくる

そもそもサッシのガラスだってペアガラスで重いし カーテンだって・・・どうなるんだろう

踏み台も脚立も必需品になる

両親が亡くなってからもう10年以上も ほとんど階下の雨戸を開けることなく生活してきた私である

毎日シャッターを開け閉めする生活のイメージがつかめない

電動シャッターは当然初期費用もかかり いつかは故障もする

初期費用はまだ良いとしても故障した時がめんどくさいと思い(いつかは壊れるものだ) 導入は避けることにしたのだ


しかし この窓の高さとこれからの自分を考えると やはりここだけは電動の方が良かったのではないかと考え直した

検索するとデメリットはやはり私の思う事と同じだった

しかしメリットとしては 防犯性が高いこと サッシの窓を開けることなく家の中から操作して開閉できること よって天候に左右されないし 虫も入らないこと 開け閉めの時の室温の変化も無いこと それから何と言っても高齢者には負担になりやすい開閉の操作も楽になること などがあった

また音も静かである


向かいの家の人は早起きなのだが 毎朝 あのガラガラとシャッターを開ける音が聞こえてくる

あっ 起きたなとわかるほどだ

最近新築したはす向かいの家からその音がしないところをみると おそらく電動にしたのだろうと思う

毎朝 あの音をたてるのかと思うとそれも少し嫌だった 

導入した人のほとんどは高くてもこうしておいてよかったと満足度が高く 導入しなかった人でも余裕があればしたほうが良い あるいは しなかった事を後悔している といった声が多かった

不要な人はそもそもシャッターをあまり利用しない人であり 私も正直あのシャッターは嫌いだったのだが やはりこれからの事を考えると 特に防犯からも利用した方が良いだろうと思うようになった

となると この際だし 1か所だしと いささか贅沢だとは思ったが考えを変えた

他の窓はそう高くは無いし 2階は利用するかどうかさえ疑問だったので手動のままにすることにした


こんなあんなをやり取りしていて ほとんど1日が終わってしまった

夕方から飲み始めたが ビール不足だった

昨年 す~さんがくれた退職祝いのウィスキーをダンボール箱から探しだし 少しだけロックで飲みながらお礼のメールを出す

返信には「ね~ちゃん 遅すぎ」とあった 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする