毎日のようにとれるのが、ズッキーニ。
かぼちゃのように丸いもの、きゅうりのように長いもの、
黄色いのも緑色のもあり、彩りもカラフル。
かぼちゃの仲間だけれど、味はクセがなく、
歯ざわりは、かぼちゃというよりはナスみたい。
油によく合うので、黒豚と炒めて食べることが多かった。
今週になって、足が痛くて歩けないつれあいが「痛風」と診断されたので、
ローカロリーのズッキーニが前にも増して大活躍。
財団法人 痛風研究会
「痛風」は、高尿酸血症が原因で、足の関節に「尿酸」がたまって、
激痛を引き起こす病気なんだけど、食べ物に含まれているプリン体が
尿酸になって体にたまっていく。尿酸の排出を促すことも大事だけど、
尿酸の元になる食べ物を減らすのが大切。
プリン体が多い食べ物は、魚介類や肉類、アルコールなど。
野菜には、ほとんど含まれていない。
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食品・飲料中のプリン体含有量
表2(食品中プリン体含量)に食品中のプリン体含量を示しました。
『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン』では、食品はそのプリン体含有量に
応じて、300mg以上--極めて多い、200~300mg--多い、50~100mg--少ない、
50mg以下--極めて少ない、と分類されています。
プリン体を多く含む食品は、 レバー類(210~320mg/100g)、白子(300mg/100g)
一部の魚介類 エビ、イワシ、カツオ(210~270mg/100g)が上げられます。乾燥品である干椎茸や魚の干物は水分量が減っているため相対的に高い数字になるので、原材料と比較すると良いでしょう。近年、健康食品ブームですが、その中に多量のプリン体を含む(400~21500mg/100g)ものがあります。他の食品と合わせて100g換算にした為多くなっていますが、1日量に換算しても64~215mgが含まれます。これは1日の目安である400mgの半量にあたります。これらの健康食品の服用には注意が必要です。
プリン体は美味しいものに多く含まれます。プリン体だけを減らすのは難しいので、食事量を全体的に減らして、その中に美味しいものを少し入れると良いでしょう。プリン体を制限しすぎて栄養失調になった例もありますので、あまり制限せず『食べ過ぎ・飲み過ぎを避け、美味しいものを適量食べて、適度な運動をし、ストレスを減らす』生活が奨められます。
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ということで、
当面はプリン体を減らした野菜中心のヘルシーメニュー。
ズッキーニ料理にも、肉やだしは使わずに、
塩コショウと、香辛料やハーブで味をつける。
足の痛い連れ合いのために、わたしが作っています。
この夏、痛風になるのを見越したように、
畑には無農薬野菜が元気に育っている。
ズッキーニ
そのお隣はかぼちゃ畑。
カボチャやスイカ、ウリなど、地面を這うものは、
紙マルチを敷わら代わりにして、雑草を抑えている。
トウモロコシにカラスが来ていたよと聞いて、見に行くと、
もう花は終わってて、一番果が大きくなり始めている。
カラスは頭がよいので、完熟したのから皮をむいて食べていく。
実に紙コップをかぶせたこともあるのだけど、
数が少ないので、台所の三角ネットをかけて輪ゴムでとめた。
トウモロコシは無農薬では作りにくい野菜の筆頭なんだけど、
時期を早くすることで虫の食害を回避する作戦。
甘くておいしい「味来(みらい)」食べるのは、あと半月ほど。
トマトは去年から雨よけ栽培をしている。
たる型のミニトマト・アイコなど、こだわりの美味しい品種ばかり。
トマトの南の畝には、ナスが7~8株。
種が少なく硬くならない筑陽など長ナス系が中心。
花も実もたくさんついているので、食べきれないほどとれそう。
苗を探して買ったホタルノタマゴ(ストロベリートマト)も、
ずいぶん大きな株になって、もう実がついている。
一株で数百個の実ができるそうだから、
絶品といわれるジャムを作るのがたのしみ。
こちらは、売るほど作ってしまったスイカ畑(笑)。
なんと、スイカはカリウムが多くて利尿作用もあり、
痛風の特効薬になるらしい。
今年の夏は、玄米菜食にして、無農薬野菜中心の食事で
体質改善をはかることにした。
美食とお酒とは、とうぶんの間、さようなら。
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