みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

人気の「投票ぴったん2007」と「毎日ボートマッチ(えらぼーと)」体験してみました。結果は・・・・・

2007-07-24 12:53:35 | 選挙関連
今日の読売新聞で、参院選に向けての、
とってもおもしろい記事を見つけました。



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「ボートマッチ」人気
研究者開設、1週間で  アクセス1万5000回
あなたの考えに近い政党は


 インターネットサイトで政策に関する複数の設問に答えることで、自らの考えに近い政党が分かる「ボートマッチ」が、参院選を前に人気を呼んでいる。
 東大社会科学研究所の上神貴佳研究支援推進員らの研究チームが運営する「投票ぴったん2007」へのアクセスは、参院選が公示された12日から18日までの1週間で約1万5000回に達した。回答を見ると、年金制度改革では、国民、構成、共済の各年金の一元化に「賛成」が64%、「中立」が15%、「反対」が14%だった。憲法改正は「賛成」38%、「反対」35%qだった。このうち、アンケートに回答した約3300人の利用者は、男性が79%、女性が21%だった。年齢別では、30歳代が33%で最も多く、40歳代が22%、20歳代が20%、50歳代が15%だった。
「投票ぴったん」のアドレスは(http://www.votematch.jpn.org/)。ヨミウリオンラインの参院選特集からもアクセスできる。毎日新聞社も「毎日ボートマッチ(えらぼーと)」を開設している。
(2007.7.24読売新聞)
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さっそく、ふたつの「ボートマッチ」をやってみました。
おどろきましたねえ。
質問項目はそれぞれちがうのですが、それが見事に結果が一致。

支持政党のないわたしに、もっとも政策が近い政党が分かったんです(笑)。

「自民党」でないことだけはたしかです。

どの政党なの?って聞かないでくださいね。
投票するかどうかは「ヒミツ」です。参考にはなりました。

クリックしてね



 
「毎日ボートマッチ(えらぼーと)」

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「ボートマッチ」の仕組み  
「年金」「憲法」争点網羅 アンケートの回答を活用

インターネット上で、利用者と候補者の「一致度」を数字で示す
 「ボートマッチ」とは、英語のvote(投票)とmatch(調和すること)を組み合わせた言葉だ。インターネットで展開する「ボートマッチ」は、有権者に自らの考え方に“調和する”政党を知ってもらい、選挙の投票に役立てるツールとして欧州で普及。毎日ボートマッチ(えらぼーと)は、その日本版を目指した。
 欧州のボートマッチは、非政府組織(NGO)や政府機関が各党の公約(マニフェスト)を分析し、政党ごとの立場をまとめて有権者の回答と比較する。
 しかし日本の場合は党の公約と異なる主張をする候補者がいるため、「えらぼーと」では公約そのものでなく、毎日新聞が参院選の全立候補予定者を対象に実施した「候補者アンケート」結果を比較データに選んだ。
 利用者は「憲法改正に賛成か、反対か」など候補者アンケートと全く同じ質問にインターネット上で回答する。この回答結果と、政党ごとの全候補者の回答平均値とを比べて、両者が「どれだけ近いか」を計算した数字を、画面に示す。
 候補者アンケートは、今回の参院選の主要な争点を網羅するようにした。具体的には▽格差社会▽ふるさと納税▽憲法問題▽靖国神社参拝▽核武装▽道徳教育▽ ゆとり教育▽消費税引き上げ▽年金問題▽地球温暖化▽政治とカネ▽公務員制度改革▽地方分権――など。与党が公約に掲げ、野党が対決姿勢を打ち出しているテーマを多く含めることで、政党間の違いを浮き彫りにすることができる。
(毎日新聞)
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ボートマッチと政治  識者座談会

候補選び 政策本位で
  現代日本の選挙は、政党や候補者のイメージの売り込みが優先し、政策本位で選択する環境が整っているとは言えない。ボートマッチの実施が、有権者と政治の関係に変化をもたらす可能性はあるだろうか。設問の監修をお願いした片山善博慶応大教授(前鳥取県知事)、曽根泰教慶応大教授、松本正生埼玉大教授に語り合ってもらった。(文中敬称略)【司会・丸山昌宏政治部長、写真・三浦博之、構成・中山裕司、田村佳子】

曽根泰教・慶応大教授
 そね・やすのり 1948年生まれ。慶応大大学院博士課程修了。英エセックス大客員教授などを経て85年から現職。専門は政治学、政策分析論。21世紀臨調主査を務める。 松本正生・埼玉大教授
 まつもと・まさお 1955年生まれ。法政大大学院博士課程修了。埼玉大助教授を経て00年から現職。専門は政治意識論、世論調査研究。有権者の意識分析で知られる。 片山善博・慶応大教授
 かたやま・よしひろ 1951年生まれ。東大法卒。自治省府県税課長を経て99年鳥取県知事。3選出馬せず07年4月退任。同月から慶応大多文化市民意識研究センター教授。

多数決の妙味を体験 松本氏
 ――ボートマッチは有権者の選挙への関心を高めることが最大の目的です。まず選挙に参加する意義をどう考えますか。

 片山 民主主義社会では選挙で政権を決めるわけだから、主権者である国民が参加するのは当然だ。ところが国民に主権者という意識が高くない。「選挙では何も変わらない」と思っていながら、政治をどうでもいいとも思っていない。行政だけは良くしてもらいたいと考え、かなり多くの人が英雄待望論、水戸黄門待望論みたいな願望を持っている。議会をやっつけてほしいとかね。しかし議会も、自分たちが投票した結果、投票しない結果だ。やっぱり選挙で政権を作るという原則に返らないと。

 曽根 同感だ。お上がいて、自分たちはいつも被害者という時代は過ぎた。主権者は責任を持たなくては。投票年齢の18歳への引き下げも課題になっているが、高校を卒業した時には主権者として自分で判断できる人になってもらうこと。そういうシステムを作り上げることが重要だ。

 松本 我々の社会が、民主主義の名のもとに多数決という手法に依拠している以上、選挙に大勢が参加することが大事だ。多数決は人によっては割り切れない結果が出る。その後味の悪さみたいなものも含め、多数決の妙味を体験してもらうことが肝心だ。

 ――今回の参院選は、統一地方選があった年だけに、投票率が低くならないかと懸念されます。

 片山 投票率の低さは、政党の側にも問題がある。政党が若い人を引き付けるため、自らの魅力を増す努力をしているのか疑問だ。政党は旧態依然で、自分の支持層を固めているだけ。無党派はもっぱらマスコミを通じて情報や知識を仕入れており、政党への現実感がない。そんな現実を変えないといけない。

 曽根 投票率を底上げするには、政治への関心を高めないと。小泉(純一郎)前首相は、ある意味では関心を高めたが、ただ高めればいいのではない。じっくり考える層をどう増やすかが重要だ。

 松本 「郵政選挙」(05年衆院選)では若い人の投票率も高かったが、イベント的なノリで盛り上がった。中身と質に留意しないといけない。ただ、政治の状況を見ると、日本で生まれ育って大人になっていく中では、政治や政治家にネガティブな印象しか持てないのも無理はない。
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「ボートマッチ」あなたも是非、やってみてください。
おもしろいですよ。
投票に行きたくなること、まちがいなし。

オマケに、
gooトレンドランキング一位の、名前を入れてクリックすると、
脳内イメージがわかるという 「脳内メーカー」をやってみました。 

本名でやってみたら「遊」が花火のように丸く散らばってて、
そのまんなかにぽつんと「悩」。
うーん、「愛」もいくらかはあるはずだけど・・・・
と、通称をいれてみると、
「遊」と「秘」と「休」と「愛」で脳内を4分割。

ついでに、「能力メーカー」もやってみたら、

包容力   100
危険性   100
クオリティ  50
利己性    50
チャラさ   10


・  ・  ・ ム ?

勉強会参加者から課題のレジメが届くまでのお「遊」びでした。

たしかに、「遊」のなかに「悩」デス。
 

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 明日もまた見に来てね
 
コメント (7)
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