雨が上がって、久しぶりの晴天。
雨に洗われた空気は秋のにおいがします。
あんなに暑かった夏も駆け足で過ぎ去っていきます。
今年2回目に伊吹山頂を訪れた一番の目的は
イブキトリカブトとサラシナショウマの群生を見ること。
山頂のイブキトリカブトはまだつぼみだったのですが、
東遊歩道を下りはじめたら、青紫色のイブキトリカブトの花が、
サラシナショウマの群生のなかに姿をあらわし、
一足早く秋を告げていました。
イブキトリカブト(伊吹鳥兜)(キンポウゲ科)
<トリカブト>
・花の形が、舞楽のとき使う金襴などで
鳳凰の頭の形をかたどった兜に似ていることから。
・花の形が烏帽子に似ているから。
<イブキトリカブト>
・伊吹山で最初に発見されたため。
10.その他 ・根には有毒のアルカロイド、アコニチンが含まれ、猛
毒植物としてあまりにも有名。
クガイソウは終わり、穂だけになっていました。
見晴らしのよい登山道には、
あちこちにトリカブトの花が咲いています。
道から近いところに咲いている花は少なくて、
望遠で撮るのが精一杯。
半分くらい過ぎて、潅木の中に差し掛かると、足元に一株、
花が咲いている株がありました。
低いところにあるので、こっちを向いてほしかったのですが、
何しろ相手は全草に猛毒があるというトリカブト、
触れると怖いので、おそるおそる下から撮りました。
とても深い紫青色です。
あとすこしで、9合目駐車場、というところで、
道のすぐ横で、たくさんの花をつけた株がありました。。
うすむらさきの、やさしい花のいろです。
トリカブトの満開には少し早かったのですが、
それでも、うつくしい花に出会うたびに感動しました。
9月上旬が見ごろということですから、今からがよいときです。
ほかにも秋の花が咲いていますので、
お天気が回復したら、ぜひ見に行ってください。
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